久しぶりに知り合いにあった。
高齢になると会う所は"病院”だったりする。
『いま膝が痛くて2週間ごとに注射に通っている。』のだそうです。
『この頃写真展には出品されないのですか?』
『もう写真は引退しました。』
『カメラも三脚もとても重たくて今では持ち歩くだけでも出来なくなったから。』何だそうです。
彼女は去年亡くなった"大正生まれ"の友人の趣味仲間でした。
同い年で、同じ先生について写真を撮って居て、沢山の仲間と撮影旅行に海外へ出かけたり、山の中へお花を撮りに行ったりする仲間でした。
友人の展覧会によく出かけましたので、そこでお顔を見かけて知り合いました。
友人から写真の楽しさを良く聞かされていましたので、身体が動きづらくなったら被写体を静物に替えてでも続けられるのかとも思いましたが、『すっぱり思い切った』のだそうです。
同い年の友人を失ったのも大きな原因かもしれません。
高齢でも続けられる趣味を持つという事はなかなか難しいかもしれません。
柴田トヨさんみたいに"紙と鉛筆とそれに素敵な感性”が有れば出来る趣味を私もこれから探そうと思います。
今日も"これが最後にしよう"と声掛け合って公民館の≪広報視聴覚部≫の写真整理を朝から始めました。
写って居る人たちには申し訳ないと、捨てる写真は新聞紙に包んで見えないようにして捨てましょうと副部長の提案でしっかり包み込みました。
棚の中には沢山の約60年分の記録綴りが
≪廃棄処分≫されることになっています。
そうだねこれから≪未来≫だけ見つめて進めれば良いんですね。
今日は快晴です。この窓から見える山々も今日が見納めかもしれません。
それにしても≪日が長くなったなァ≫を実感する今日の夕方でした。2011年4月5日17時の夕陽(?)
ここが捨て所…ですかね。
重い言葉ですね。
≪そうだねこれから≪未来≫だけ見つめて進めれば良いんですね。≫
うんうん 東日本大震災のことを思う時、未来しか残ってないものね。