葉山の四季

葉山の四季をお伝えしたいと思います。

6月8日「しんぶん赤旗」(一部)

2024-06-08 12:07:28 | kaeruの「しんぶん赤旗」

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今日も「しんぶん赤旗」の一部です。

2024-06-07 11:35:45 | kaeruの「しんぶん赤旗」

     ・経済危機・暮らしの困難/打開の道 共産党が提案/横浜で志位議長photo

 ・裏金幕引き改定案 衆院通過/政治資金規正法 共産党は反対photo

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今日の「しんぶん赤旗」(の一部です)。

2024-06-06 13:08:04 | kaeruの「しんぶん赤旗」

どの記事からでもお読み下さい。

 

 

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今日の「しんぶん赤旗」(の一部)。

2024-06-05 12:11:27 | kaeruの「しんぶん赤旗」

どの記事お読みになりますか。

 

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都知事選・都議補選、 党都委員長に聞く

2024-06-04 10:00:42 | kaeruの「しんぶん赤旗」

都知事選・都議補選 どう臨む

日本共産党東京都委員会 田辺良彦・都委員長に聞く

都政転換で自民政治に審判 暮らし応援の希望の東京へ

 東京都知事選(20日告示・7月7日投票)と、同日投票(28日告示)の都議補選を前に、日本共産党東京都委員会は5月23日、「都知事選・都議補選アピール」(27日付に全文掲載)を発表し、同月27日には蓮舫参院議員(立憲民主党)が無所属での立候補を表明しました。この選挙にどう臨むのかを田辺良彦都委員長に聞きました。(畑野孝明)


写真

(写真)橋爪拓治撮影

 「アピール」では、共産党として考える小池百合子都政の問題点、その転換の方向を明らかにしました。知事選でも都議補選でも大いに訴えていきたい。

蓮舫氏は最強・最良の候補者

 「アピール」発表後の大きな出来事は、蓮舫氏の出馬表明です。市民と野党の候補者選定委員会で2月から検討を重ねてきましたが、多くのメンバーが「最強・最良」と思っていたのが蓮舫氏です。私としても率直にうれしい。大歓迎です。

 出馬表明の会見では、裏金自民党の延命に手を貸す小池都政をリセットすると明言しました。この表明は、「アピール」の中心的押し出しと合致します。

 印象深かったことの一つは、都庁舎壁面などをスクリーンにし映像を投影するプロジェクションマッピング(PM)について、「こうした予算を見直して、格差で光が当たらない、困っている人たちに、私は政策を届けたい。仕事を、食べ物を、安心を、子どもたちには教育の充実を届ける」と話したこと。神宮外苑再開発の見直しなどにも触れました。私たちの言葉で言えば、一部の大企業優先の都政から、都民の暮らしを応援する都政への転換です。それを蓮舫氏なりの言葉で伝えてくれていて、心強いし、うれしいですね。

日本の政治のゆくえ、都民の命と暮らしがかかった選挙

写真

(写真)東京都知事選への立候補を決意し、あいさつする立憲民主党の蓮舫参院議員=5月27日、衆院第1議員会館

 蓮舫氏も出馬会見で触れていたことですが、小池知事は反自民を掲げてスタートしましたが、あっという間にその旗は投げ捨てられ、どんどん自民党に接近してきました。自民党に頼り頼られる関係にならざるを得ないところまで追い詰められているのです。

 今年の都議会第1回定例会で、予算に賛成したのは、自公、都民ファーストだけになりました。5月の目黒区の都議補選で、小池氏は自民党候補のポスターに応援シールを貼り、応援ビデオメッセージまでつくって支援しました。都議会論戦で共産党が裏金問題を追及しても、答弁で絶対に「企業・団体献金禁止」を言わない態度を繰り返しました。

 有権者の意識も変わってきています。ある世論調査では小池知事支持が4年前の約70%から半減し、「小池都政の継続を望まない」が42%で、「望む」を大きく上回っています。4年前とは明らかに違う状況だと言えます。

 自民党と二人三脚の小池都政の転換は、自民党政治への審判になります。日本全体に大激震が起き、巨大なうねりになる。そういう選挙にしていきたい。

新しい都知事誕生で都政の抜本的転換を

 小池都政の最大の問題点は、暮らしへの無関心。国際競争力優先で、地球環境にも住民の生活環境にもお構いなし。大企業の目先の利益優先の都政です。この流れは石原都政から顕著ですが、小池都政になってさらに加速しました。

 「アピール」は暮らしの問題で、高齢者問題とともに、若者や現役世代の声を特に重視しました。教育費負担も大変。家賃が高いので子どもができたら住み続けることができなくなっている。「『稼ぐ東京』もいいけど住めるようにしてほしい」「企業がもうかっても人が住めなきゃしょうがない」などの声を反映しました。

 都には金はものすごくあるんです。スウェーデンの国家予算並みの16・5兆円なので、35人学級や給食費の全額都負担、国民健康保険料の減免、都営住宅の新規建設など、共産党都議団が予算組み替え提案した121項目全部を実施しても、一般会計予算の3・8%です。都政を変えればできる。そういう希望を語っていきたい。

 大型開発の問題では、その典型例として神宮外苑再開発を挙げました。「稼ぐ東京」の象徴です。蓮舫氏も会見で、まず都民の声を聞いて判断すると表明しています。いっしょに食い止めていきたい。

 PMもひどい話なんです。党都議団がつっこんで質問し明らかにしました。2年間で予算48億5千万円の事業です。運営主体の実行委員会には電通などが入り、電通のグループ会社などに事業委託しています。電通は五輪談合で入札指名停止になっているのに、実行委員会の事業という形で参加し、都の大金を流し込んでいます。

 一方で都庁前には5月末、食料支援を求めて800人が並びました。こんなに貧困と格差が広がっているのにPMに一日1000万円もの大金を使っている場合か。これも小池都政の象徴です。蓮舫氏は1日に都庁前で実際に現場を訪問しました。

 蓮舫氏は、人権の問題も重視しています。関東大震災の朝鮮人虐殺問題でも「朝鮮人虐殺は大変大きな問題。公約する時にぜひみなさんに訴えたい」と会見で話しています。

都政を動かしてきた都民の運動と日本共産党都議団

 都民世論と運動、共産党都議団の論戦、都議会の野党の共闘は都政を大きく動かしてきました。

 たとえば学校給食費の無償化問題。共産党都議団は無償化を繰り返し求めてきましたが、小池知事は「国の責任」「法律で保護者負担と決まっている」「区市町村が決めるもの」と言い続けてきました。昨年12月の都議会でも、共産党都議団が共同提案した「無償化条例案」を自民・公明・都ファが否決しました。その後、小池知事が態度を変え、無償化する自治体に都が半額支援することになったのです。党都議団は「2分の1支援では、財政力の弱い自治体が無料化できない」と全額補助を要求しています。選挙を前に自民党も半額支援では足りないと言い始めています。

 共産党都議団は野党第1党の19議席を生かして、積極的提案を次々行い、他会派とも共同して都政を動かしています。都議補選で議席が増えればさらに大きな力を発揮できる。「真剣勝負」でたたかいます。

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「しんぶん赤旗」 で政治を考える 「政治考」

2024-06-03 13:03:21 | kaeruの「しんぶん赤旗」

その記事はこちら、

 二面                一面

まず、一面から本文部分です、

「自民党が公明党、日本維新の会と合意した政治資金規正法の修正案は裏金づくりの対策に意味をなさず、事件の本質から目をそらすだけパフォーマンスにすぎない」

5月31日に自民が公明、維新の各党と行った政治資金規正法改定案の修正合意についてこう指摘をするのは神戸学院大学の上脇博之教授(憲法学)です。

「裏金事件の発端となった『赤旗』日曜版のスクープと私の告発は、自民党の派閥が20万円を超える政治資金パーティー収入の明細を書いていないことだった。ところが安倍派(清和政策研究会)でみると、キックバック(還流)を含む裏金の総額は5億円を超え、このうち政治団体分で明細を書いていなかったのは3000万円程度。とすれば企業が買った分が圧倒的に多く、それが裏金になっている。ところが企業には収支報告制度がないので、企業がどれだけ買っているか調べようがなく、『赤旗』も私も企業分の不記載を見つけることはできなかった」

上脇氏は「だから公明党の要求に従ってパーティー券購入先の公開基準を下げても、そもそも企業分の裏金づくりを防ぐにはほとんど意味がない」と語ります。政治資金パーティーを禁止するか、収支報告制度のない企業や任意団体のパーティー券の購入を禁止するしかありません。公開基準引き下げ論議は論点そらしの大謀略です。

維新が、「企業によるパーティー券購入禁止」を言いながら自民案に賛成したのも、自身の案が本音ではなくてパフォーマンスであることを示すものです。実際、維新は従来、政治資金パーティーに依存し続けています。

1944年の「政治改革」論議のとき、わいろ性の強い企業献金の禁止が課題とされながら政治資金パーティー、政党への献金という二つの抜け穴が残されました。

裏金事件となった政治資金パーティーの利益率はおおむね8割超。キックバックの場合は100%の利益率で「寄付(献金)」そのものです。しかもパーティ券の購入先は「7~8割は企業だ」(自民党関係者)というのですから、まさに「形を変え企業団体献金」です。

上脇氏は「質疑は参院に移るが、自公維の修正案が改革に値しないこと、企業・団体献金の禁止という本来の改革をあきらめずに言い続けることが大事」と語ります。(2面につづく)

2面の文字写し始めます、こちらから

公明新聞1日付は1面で「自民再修正案 公明の主張盛り込む」「パーティー券公開『5万円超』」の大見出しで、まさに〝パフォーマンス〟をやっています。しかし、自公の再修正合意に至る5月27~31日までの動きは迷走を重ねたも 

のでした。参院で自民党は単独で過半数を持たず、公明党との協力が無ければ法案を成立させられません。公開基準を巡る両党の隔たりをどう埋めるかは、岸田政権にとって死活的な問題となっていました。

28、29両日に各紙が「公明党が自民案に同意へ」と報ずると、30日には山口那津男代表が、改めて公開基準の引き下げ、自民党案の修正を要求。31日には両党は水面下調整を投げ出し、岸田文雄首相と山口代表の党首会談で、パーティー券購入者の公開基準を5万円に引き下げることで合意し
ました。
  

 公明に批判の声
二転三転の背景に何があったのかー。28、29日の報道とともに、メディアは公明の自民への同調を一斉に批判。支持基盤の創価学会や公明元議員らからも批判の声が中央に押し寄せ、それが30日の山口代表の表明につながりました。

自民党関係者の一人は「公明は『自民党と同じ穴のむじなにみられたくな
い』と言っていたが、連立の維持、会期延長の回避、都知事選への結束を意識して、一度は自民案をのむ姿勢を示していた。27日には立憲民主の蓮舫氏が都知事選への出馬表明も行った」「しかし、世論の失望と批を買うと一転せざるを得なかった。それで自民党も逆転せざるを得なくなった
が、岸田首相のトップダウンのやり方には党内で不満が広がっている」と迷走の内実を解説。「公明党も、創価学会の力の低下の中で、選挙を自民党に頼らざるを得なくなっている」と語ります。

しかしこうした迷走劇も、〝企業・団体献金、政治資金パーティー温存〟という枠組みの「コップの中の迷走」にすぎません。そもそも「同じ穴のむじな」なのです。動揺と迷走の根底には、裏金づくりへの国民の激しい怒りがあります。

自民党関係者の一人は「世論は厳しいが、企業献金禁止で大きな収入減になるわれわれには死活問題だ。政党助成金だけになれば100%使途公開が迫られ、政治活動の自由が狭まる。企業献金と政治資金パティーの禁止は受け入れられない」と本音を吐露。一方で、ある自民党議員は「自民党としては企業・団体献金には手を付けられないが、それで国民の納得が得られるかというと、国民が求めているのは公開基準の引き下げなどではない。何より真相解明とそれを踏まえての対策だ。行く手は厳しい」と語ります。

1日付各紙は「改革に程遠く」(「東京」)、「遠い抜本改革」(「朝日」)、「改革に背を向ける茶番劇」(毎日)など公開基準の引き下げが
改革に値するのかという強い疑問と批判を投げかけています。
 

 第二自民党の姿
「維新案の丸のみでなければ到底納得できない」などと息巻いて見せていた維新も、政務活動費の禁止ではなく「公開」への論点すり替えに乗った挙げ句、10年後に領収書などの公開を求め、それが受け入れられたことで合意。しかし、政治資金の流れはすぐに公開して、チェックを受けるためにこそあるはずで、自民を助ける「修正」でしかありません。「第二自民党」の本領がギリギリの局面で見えました。自民党からは「維新が乗ってくれた。自公VS野党という構図にならずに済んだ」との声があがっています。(中祖寅一)

 

 

 

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蓮舫さん 都庁前に……。

2024-06-02 13:03:18 | kaeruの「しんぶん赤旗」

今日の「しんぶん赤旗」一面から、

「ここに届く政策 もっと必要」

蓮舫氏、食料支援現場へ 都庁前

写真

(写真)食料を受け取る人(左)にあいさつをする蓮舫氏(手前右)=1日、東京都新宿区

 東京都知事選(20日告示・7月7日投開票)への立候補を表明した蓮舫参院議員(立憲民主党)が1日、「新宿ごはんプラス」と認定NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」が主催する食料支援の現場を訪問しました。

 食料配布が行われている都庁の下には開始前から列ができ、773人が受け取りました。「もやい」の大西連理事長は、物価高騰などで生活が困窮し、ここ数カ月は700人以上が来ていると説明。その中には、女性や若者を含め、さまざまな状況の人がおり、低所得者の生活を底上げするような重層的な支援が必要だと語ります。

 視察後、蓮舫氏は報道陣に対し「人数の多さに驚いた。現職の都知事も現場を見てほしい」と強調。国政では派遣法改悪を含め、格差が政治的に広がってしまったとし、「都の子育て政策など評価する点はたくさんあるが、ここ(食料支援に並ばざるを得ない人など)に届く政策がもっと必要だ」と語りました。

 都が48億円をつぎ込むプロジェクションマッピング(映像投影)について問われると、「都民が本当に望んでいるのか、予算の額が適正なのか、契約の在り方は透明なのかという視点で考えていかないといけない」と回答。今後も神宮外苑の視察や若者との意見交換など、「現場の声を積み重ね、公約として示したい」と語りました。

 

記事に書かれているプロジェクションマッピングとは、これ

 

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蓮舫さんを都知事に❗️ 日本共産党、全力で応援。

2024-05-30 18:49:37 | kaeruの「しんぶん赤旗」

今日の「しんぶん赤旗」一面から、

そして2面には、

日本共産党の田村智子委員長は2日、国会内で会見し、立憲民主党の蓮舫参院議員が東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)への立候補を表明したことについて「運紡さんを全力で応援します。新しい都知事に押し上げて都政を変え、国政を大きく転換する流れを東京から全国へと広げていきたい」と表明しました。

田村氏は、東京でこの間、市民と野党の共闘への努力が行われてきたとして、「衆院東京15区補欠選挙では、大変気持ちのいい共闘で勝利を収めることができた。こういう流れを受けて、蓮舫さんが立候補を決断されたのは本当にうれしいし、勝利のために力を合わせて頑張っていきたい」と語りました。

また、「私たち共産党のところにも東京はもちろん首都圏、全国から期待と歓迎の声が寄せられている」ことを紹介。 出馬会見で連舫氏が、自民党政治が裏金問題で腐敗しており、東京から自民党政治を終わらせる流れをつくっていくという決意を述べたことについて「全く同感だ」と述べました。

小池都政が進める神宮外苑の再開発問題で、蓮舫氏が、樹木伐採を立ち止まるべきとの姿勢を示したことについて「私たちも一致する」と評価しました。「小池都政は、自民党に支えられながら、大規模開発で暮らしはそっちのけという自民党政治そのものの都政を行っている。運舫さんを都知事に押し上げ、都政を変え、国政の流れを大きく転換させたい」と語りました。

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鉄道網を守るネットワークへ 🖐️+🤝で🫶❣️

2024-05-29 19:58:18 | kaeruの「しんぶん赤旗」


全国で鉄道路線の廃止問題が持ち上がり、日本が世界に誇る鉄道ネットワークがずたずたにされようとしています。3月末には、地方公共交通の在り方、 ローカル線の存廃をめぐり、事業者(JR)と地元自治体などが話し合う 「再構築協議会」の初会合が広島市内で開かれました。「ローカル線廃止にさらに拍車がかかるのでは」と懸念されています。(遠藤誠二)

「再構築協議会」で ローカル線廃止に拍車

     

再構築協議会は、昨年10月に施行された改定地域公共交通活性化・再生法により設けられたもの。特定の線区について、鉄路廃止・他の交通機関への転換などで事業者が協議を申し出れば地元自治体が応じる責任を追います。最初に〝俎上(そじょう)〟にあがったのは、中国地方山間部を走る芸備線(備中神代―備後庄原)です。

再構築協議会設置を前にして、JR各社(東海除く)は2022年、赤字路線を公表。これに呼応するように国土交通省の有識者会議は、輸送密度(1㌔当たり1日の平均乗客数) 1000人未満の線区を協議の対象とする提言を発表しました。ローカル線つぶしにむけたレールが敷かれた感があります。

鉄路の「廃止ありき、存続ありきの前提を置かない」(国交省)として3月26日に始まった再構築協議会会合で、JR側は、「(対象線区は)大量輸送の観点で鉄道の特性が発揮できていない」(西日本広島支社長)と発言。これに対し地元自治体代表は、「異論がある」「現行通り運行していただけるのがベスト」(岡山県副知事)、「大量輸送性のみに着目せず、(鉄道の)新たな価値、役割を見いだすのが重要」(同県新見市副市長)などと反論しました。

3月31日には、16年8月の台風災害で不通となった北海道・根室線の富良野─新得間が、復旧することなく廃線となり、100年以上続いた大幹線が分断されました。JR北海道は同年11月、「当社単独では維持することが困難な線区」として、赤線区=輸送密度200人未満、黄色線区=同200人以上2000人未満を発表。この間、赤線5線区の廃止を進め、残るは留萌線(石狩沼田ー深川)のみ。同区間も2年に廃止されます。黄色線についても3年後をめどに存廃論議が始まり、特急の走る宗谷線、石北線などの幹線も対象に。北海道新幹線延伸(新函館北斗ー札幌)にともない並行在来線・函館線も廃上が既定路線です。 北の大地の鉄道は、ずたずたどころか、かなりの部分が消滅する危険性をはらんでいます。

津軽線、米坂(よねさか)線、美祢(みね)線、肥薩線ー全国では、台風、豪雨などの災害で被災した路線が数多くあり、JRが復旧、存続の方針を明らかにしないなど、廃線が危ぶまれています。 津軽線をめぐっては、地元自治体が、蟹田一三厩間の廃止で合意したことが報じら.れています。 また、JR以外にも、全国の民鉄、第三セクターの少なくない路線で、存廃論議が起きています。

このまま鉄路廃止の道に一気に進んでしまうのかー。 各地では、鉄道維持・存続にむけた住民組織が立ちあがり、活動を続けています。 また、対象路線の沿線自治体もほとんどが存続を求めており、地域の運動によって災害復旧・存続となった只見線の例もあります。再構築協議会をはじめとする各地域での議論、運動の行方が注視されます。

日本大学名誉教授 桜井徹さん

道路偏重・営利的経営・分割民営化一の見直し必要

JRのローカル線問題は、外部要因、内部要因、制度的要因の三つが関連して生じています。外部要因は、政府の交通政策です。とくに道路編重の投資政策が取られ、マイカーに過度に依存する社会が形成されてきたことです。

内部要因は営利重視というJRの経営姿勢です。これには二つの意味があります。一つは、投資抑制や列車の減便・駅の無人化などの営利重視経営が利便性低下と乗客の鉄道離れを引き起こすという「負のスパイラル」。もう一つは、営利的経営が、路線を狭隘な営業係数で評価すること。芸備線のように、ネットワークとしての価値を無視し、路線を細切れにして廃止を正当化することにつながっています。

制度的要因は、国鉄分割・民営化です。広島県知事などが主張しているように、分割・民営化時に内部補助でローカル線を維持するというスキームがとられたが、そのスキームが崩壊したのであれば、分割・民営化にさかのぼってローカル線問題を考え直すべきです。

道路偏重の投資政策、営利的経営そして国鉄分割・民営化の見直しがローカル線問題解決のために必要です

 

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しんぶん赤旗 「都知事選 蓮舫氏を擁立」

2024-05-28 08:46:29 | kaeruの「しんぶん赤旗」
 

都知事選 蓮舫氏を擁立

反自民・非小池都政への転換を

市民と野党の候補者選定委

 東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)の告示まで1カ月を切った27日、第5回候補者選定委員会が都内で開かれ、市民と野党の共闘候補に立憲民主党の蓮舫参院議員を擁立することを決めました。


写真

(写真)都知事選への立候補を表明した立憲民主党の蓮舫参院議員(中央)と、(左から)小池、福山真劫、宇都宮、(1人おいて)前川、手塚、菱山南帆子の各氏=27日、衆院第1議員会館

 冒頭、都知事選への出馬を表明した蓮舫氏が駆けつけ、今たたかわなければいけないのは自民党政治であり、「自民党政治を支えている小池都政は終わらせないといけない」と強調。反自民党政治、非小池都政に転換する都知事を目指すと表明しました。

 日本共産党の小池晃書記局長は「裏金づくりと暮らし、憲法破壊の自民党政治に審判を下す選挙だ」と発言。小池都政について「2年間で48億円もの金を都庁舎へのプロジェクションマッピング(映像の投影)に使う都政ではなく、都庁に食料を求めて並ぶ人が出ない都政の実現を正面から掲げ、頑張り抜きたい」と表明しました。

 立民の手塚仁雄都連幹事長は「私自身も自らの政治生命を賭してこの選挙戦をたたかい抜いていきたい」と決意を語りました。

 2020年の都知事選候補で江東市民連合共同代表の宇都宮健児弁護士は、この間の選挙で自民党の負けが続いていると指摘。「物価高で多くの国民が生活に苦しんでいる中での問題だったことが怒りを倍増している」として、都政の転換を主張し「選挙戦をたたかう体制づくりを進めていきたい」と話しました。

 元文部科学事務次官の前川喜平氏は、蓮舫氏の出馬を手放しで喜びたいとし、「次のステージに向け、どうやってみんなで盛り上げていくか話し合っていきたい」と述べました。

 小池氏は選定委後の記者会見で、蓮舫氏が都知事選への立候補を表明したことについて「最強・最良の候補者が名乗りを上げてくれた。日本共産党として、勝利のために全力を尽くしたい」と表明しました。

 さらに、蓮舫氏が同日の出馬会見で、これまでの市民と野党の共闘をベースに「反自民、非小池都政のオール東京の枠組みで支援いただきたい」と述べ、「共産党も含めた野党共闘をやらなければ勝てないのでは」という記者の質問に対して「いまおっしゃった方たちとの信頼関係ももちろん大事にしていきたい」と答えたと紹介しました。

 その上で「日本の政治の行方と都民の命、暮らしがかかった大事な選挙だ」と強調。「首都東京から日本の政治の流れを変え、岸田自公政権に審判を下していく」と述べました。

 小池氏は「同時に小池都政は財界の目先の利益だけを最優先にしている自民党政治そのものだ。2期8年間の小池都政の転換を実現するという立場で選挙戦に臨み、必ず勝利したい」と語りました。

 

都知事選 オール東京力合わせ

蓮舫氏が出馬表明

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(写真)記者会見する立憲民主党の蓮舫参院議員=27日午後、東京都千代田区

 立憲民主党の蓮舫参院議員は27日、同党本部で記者会見し、6月20日告示、7月7日投開票の東京都知事選に出馬する意向を表明しました。

 蓮舫氏は会見で、自民党派閥のパーティー券収入を巡る裏金事件など自民党の「政治とカネ」の問題に言及。「自民党政治の延命に手を貸す小池都政をリセットしてほしい」という国民の声は「はっきりしている」と強調。「その先頭に立つのが、私の使命だ」として、野党を分断し、都議補選などで自民党を応援してきた小池百合子都知事を厳しく批判しました。

 また、記者団から、日本共産党を含む野党共闘を実現しなければ都知事選では勝てないのではと指摘されたのに対し、蓮舫氏は、自民党政治を終わらせるためには、一人でも多くの広範な都民の支援が必要だと表明。「いま言われた(共産党などの)方たちとの信頼関係はもちろん大事にしていきたい」として、「何よりも反自民党政治、非小池都政のオール東京に共鳴してくださる一人でも多くの皆さんの支援をいただきたい」と表明しました。

 
 
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