笹本恒子さんの 「長生きのヒント」 といっても、ヒント1、ヒント2などと書か
れているわけではありません。本を読み通して、ということは笹本さんの今ま
での生き方を通してこれこれがヒントになるだろうということです。
ですから読む人によって何をヒントにするかは異なるでしょう。
kaeru的ヒントをこんなふうにまとめてみました。
「好奇心」、まずこれです。「めずらしもの好きで、なんでも知りたがる」とは笹
本さんの子ども時代。 多分、赤ん坊の何にでも手をだし口に入れてみるという仕
草・志向が98年間(今年9月1日)変わらなかったのでしょう。
「自律」、自立でもありますが高い自律性です。日本最初の女性報道写真家
という仕事を通じて身につけ、「甘えない、甘やかさないが元気の秘訣」という
生活信条、そして「やらなければならないことがある」というのがポイントだ、と。
「恋心」、エネルギーの根本はこれです。 96歳のクリスマスに恋の告白、カー
ドに「 I LOVE YOU」 「 I want to see YOU!」と書いちゃた。 「でも……年
が明けた1月に、彼は亡くなってしまったの」と。
笹本さんの人生で、真剣に自殺をしようとしたことが2回ありました、そこを抜
けて復帰できたのは友人、知人のおかげです、と。
ヒントの四つ目は「絆」ということなります。
「好奇心・自律・恋心・絆」 の四つ(言)葉のクローバーです。
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