知人のAさんが97歳になられ、以前からなにかプレゼントをと思っていた
ものですから、本屋の平台に 『好奇心ガール、いま97歳』 を見つけたとき、
表紙の写真家・笹本恒子さんの笑顔が目に飛び込んできたかと思いました。
これにしなさい、と言わんばかりにです。
Aさんは誕生日を迎える前に一人息子さんを亡くし、その後一緒に暮らし
ていたお孫さんも亡くなるなど身内に不幸が重なっていました。 そのなかを
ご自分の責任をはたすべきことには一切の尽力を惜しみませんでした。
私にとって、生涯で「先生」と呼べる人は中学校時代の恩師とこの人しかい
ないと思っているのです。 このエネルギーはどこからくるのだろう、 そしてこ
のエネルギーを維持してもらうのにはなにが必要なのだろう、と思っている時
にであった本です。
本の最後に 「最後までお読みいただき、ありがとうございました。 平成23
(2011)年9月 東京にて 笹本恒子」 とあります。 去年の今ごろ書かれて
いたのです。 笹本さんよりひとつ歳下の先生に 「現役写真家が語るしあわせ
な長生きのヒント」を贈りましょう。
お元気にされていますか。
なかなか投稿が出来ずに失礼しています。
当地は夜は涼しく感じられるようになりましたが、続くといいのですが・・・
かえるのつぶやき・・・毎日更新素晴らしいですね。
写真挿入も楽しみにしていますよ。
季節の変わり目ご自愛下さいね。
63歳と97歳、うーん34年の開きですから「まだまだ」
ですね。
昔、高校の美術の先生が「五十六十は洟垂れ小僧」と
言っていたのが記憶に残っています。当時先生は五十
代で、絵画という道で完成の境地から見れば、まだまだ
小僧水準だ、と自分を励ましていたのでしょう。
笹本さん曰く「50代、60代は女性の爛熟期…“自分”
が顔を出す季節です」と。「63歳まだまだ、洟垂れ小
娘」というのは失礼ですからお嬢さん。これからですよ、
お嬢さんたちの時代は!