第25作「寅次郎ハイビスカスの花」での所帯話は寅さんの「つぶやき」でしたが、この告白は本格的です、
さてここに至る前半とこのあとの展開はやはり「吉川ノート」にお願いしておきます、
寅を本気にさせた 『笛の音の人』
実は、 私は、 第28作 「寅次郎紙風船」 のマドンナである倉富光枝さんこそ、 寅とお似合いの人だと密かに思っている。
カラスの常こと倉富常三郎テキヤの女房であった光枝さんは寅の苦労も淋しさも分かってやれる数少ないマドンナなのだ。
もちろんリリーも同じように寅の悲しみが分かる人生を送っている。
いくら寅がマドンナに優しくしても、所詮は棲む世界が違うっていうのがこのシリーズのいつものパターンなのだが、
リリーや、光枝さんは寅と同じ裏街道をゆくマドンナなのである。 早く言えば堅気じゃないのだ。
寅を好きになった美しい マドンナはいろいろいるが、 本当に寅と結婚したとしたらとじっくり考えると、
どのマドンナも実は長く続かないような気がするのだ。 寅のフーテン気質が悪いのだが、 こればっかりは仕方ない。
リリーはもちろん最愛の女性だから、くっついたり離れたりしながらも一生を共に暮らすことは何とか想像できる。 緑が誰よりも深い。
そしてもう一人、リリー以外に最強の女性がいるとしたら、 あの笛の音の人。 倉富光枝さんだ。
こちらから、全文へ
http://www.yoshikawatakaaki.com/lang-jap/28sakuhonpen.html
「所帯を持つ」ということに関してアップしておきたいのは、
そして、
吉川さんも言われていますが、リリー以外に寅さんと所帯を持つ最良の人はこの第28作「紙風船」のマドンナ・倉富光枝さんでしょう、3週間後の「男はつらいよ」で確認してみようと思います。
さて、ネットで見た記憶なのですが、山田洋次監督には渥美清さんの寅さんで、あと2本の企画があったそうです。その一は、吉永小百合のマドンナの3度目、もう一つはリリーと寅次郎の新所帯❗️
吉永小百合は「こんにちは、母さん」で恋をする老母を美しく演じて、息子役の大泉洋には「二代目寅さん」の声もニュースになっています。ならばリリー役の浅丘ルリ子は……、80歳代のリリーの生きざまを観たいと思います。
したこと(書かれたものを読んだのですが)では、こ
の映画を最後まで撮れるかと身体を心配していたそう
です。ところが撮影の進行と共に元気になっていった
とのこと。90歳代の有り様を教えてもらえます。
松本市での講演、YouTubeかなにかであるでしょう。
その 論評は出来ませんが・・
今月3日に 山田洋次監督が信州松本市に来て
講演をしていたような・・記事を見た覚えがあり
寅さんも亡くなって・・もし生きていたら、どんな
寅さん映画が出来たんでしょうか・・聞いて見たかった