100年一区切りから億年の話、次は一気に超短縮で5年毎発行の本の話です。
この8冊は不破さんの著書ですが、私の本棚にある100冊を越える不破著作のなかから私が選んだのではなく不破さんが選んだものです。選んだというより著者として、この本はこれこれです、と記した「これこれ」が共通している8冊です。
タイトルに5年と記したように各本は発行年が5年おきです。最初の『講座「家族、私有財産および国家の起源」入門』が1983年で8冊目が2018年、本の背表紙に貼ってあるラベルの数字は発行年に応じています。この5年間隔が何を意味するか?
それを解説してくれるのが、この一冊『古典への招待 上巻』で、本の「まえがき」のページです、
このページに「5年毎」についての解説が述べられていますので読みとって下さい。
それは すごいエネルギーと底力です。
私は仕事をしていた期間はZ業務事件簿の作成が法律
で決められていたので、毎日B5ノートに1頁~2頁を
書いていましたが、仕事から離れて以後は毎日日記を
書いています。たったB5ノート一頁が最近は全部埋ま
らない日が出ています。物を書く、文章を書くことに
疲れを感じるようになりました。
とても不破さんの真似は出来るものではありませんが
書籍(本)を書くというそのエネルギーに感動します
があり、選ぶには基準があるでしょう。何を読むかの
基準ですからその前提となる問題意識、その意識を生
み出す日常生活、不破さんの場合でしたら日常活動が
どう掴まれているのか、が本選びの原点でしょうね。
そして、不破さんが本を読んでる姿はサッサとページ
を捲っている、それで読みっているのだそうです。読
むのではなく見ると理解が一体になっている。よく速読法の話がありますが、それなのです。
それでなければ、とてもこれだけの本は書けないです。いま風に言えば理論畑の藤井聡太、大谷翔平です。天才がでて一般的な水準も引きあがっていくの
ですね。凡人の努力が裾野を広げていく、高いだけ
では山は成り立ちませんから。