こういうバレンタインチョコがイイなー、という話です。
このブログに時々紹介している小父さん、90歳独り暮らし、奥さんの月命日の15日には
私たち夫婦でお線香をあげにいって晩酌におつき合いし、夕食を共にしてきます。
この15日バレンタインの翌日、小父さんがもらったチョコレートを私たちがいただいたのです、これは去年に続きです。
実は去年の2月にはじめて、バレンタインデーにチョコレートを持って訪ねてくる人の話を知ったのでした。その時も夫婦連れで上がりこみ何時もの夕食になりましたが、食卓の隅に綺麗な箱が、いかにもチョコレートが入ってます、という感じで……。
「これ、バレンタイン?」、そうだよとニッコリ。
いろいろ話していると、引出しから写真を出して見せてくれます、三十人ほどの年齢の高い男女がダンス用の服装で写っています。小父さんが元気な頃のダンス同好会、年一回の模範技の披露会で組んだ人が贈り主だったという、「どの人か分かるかい?」。
私の指した人は違っていましたが妻が当てました。
ホワイトデーはどうするの? と無遠慮に聞いたら、先方が来てくれるので、
渡すのだそうです。腰を痛めているので家の周り以外には足をのばせないのです。
2月から3月にかけて老春というべき行き来ですね。
さてわが老春は? 妻に注文「来年はハート形のチョコにして……」
新「現代川柳必携」にバレンタインデーが載っていませんので、チョコレートを、