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ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

朝熊山金剛証寺

2009-01-22 20:04:01 | 旅日記

伊勢志摩スカイラインの途中に金剛証寺があります。
欽明天皇の時代の創建で、中興の祖・空海が堂宇を整えた古い寺です。


仁王門をくぐり、蓮間の池の横を通って


もう一段上に登ると左にこの「撫で牛」…


右に「撫で虎」が置かれた小広場の正面に本堂が立っています。


本堂右手の明星堂を過ぎると、左手に朝熊ヶ岳への登り道があります。
山頂に登った後、奥の院へ向かいました。参道入り口の極楽門です。


門をくぐると奥の院までずっとこんな光景が続きます。
マイペディアによると、『江戸期以降、宗派を問わず葬儀ののちに朝熊山に登り、金剛證寺奥の院に塔婆を立て供養する「岳参り」「岳詣(たけもうで)」などと呼ばれる風習』があるそうです。


今もこの風習は受け継がれ、今年に入ってからの日付(まだひと月経っていない!)のものもありました。
人形や帽子など故人の愛用の品、花束などが供えられた風景はちょっと不気味で…


早々に奥の院にお参りして、引き返しました。