亀岡の市街地から保津橋を渡り、明智越えの道を分けると福性寺の近くに登山口があります。
左下の茶色の標識は、保津町自治会が立てたQRコード付きの立派な「道しるべ」。
「牛にゆかりの 牛松山登口(のぼりぐち)」とあります。
鳥居をくぐると頂上の金毘羅神社の参道、十八丁の町石道です。
これは二丁に立つ、文化年間の文字が見える美しいご神塔。
三丁からは松の木が並ぶ快的な尾根歩きになります。歩き始めて20分ほどで、右手の展望が開け、霧に包まれた亀岡盆地の上に北摂の山々が頭を出しています。
少し急な勾配と緩い登りの繰り返しで快調に高度を上げて、全く疲れを感じずに金毘羅神社に着きました。
絵馬堂の天井に、保津川下りの安全を願って奉納された舟二艘が吊るされています。
656mの山頂で昼食を済ませ、正午に下山を始めました。
三角点は5分ほど下った林の中にありました。
ジグザグの急坂の連続で足が疲れる頃に、愛宕神社に着きました。
ここは愛宕山にある愛宕神社の元宮とされています。
山麓の府道を歩いて、駐車してあった登山口に帰りました。
今日は二人ともとても快調で、昼食時以外は腰を下ろして休むこともありませんでした。
写真は、保津川下りの船乗り場から振り仰ぐ牛松山の整った姿です。
黄色い車の左に保津川下りの舟がずらりと並んでいます。
(詳しい山行記はHPでレポートします。)