ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

わが家の庭で(2013.06.01)

2013-06-01 09:27:14 | 矢田之花暦(やたのはなごよみ)

6月になりました。梅雨入り宣言のあとも良いお天気が続いています。5月下旬から咲いているわが家の花たちを紹介します。マツリカは漢字で書くと「茉莉花」。ジャスミンの一種(アフリカ・ジャスミン)だけに、いい香りがします。


ユキノシタ(雪の下)
5枚の花弁のうち、上の三枚は小さくて濃いピンクの斑点があり、下の2枚は大きくて真っ白です。ちょっと湿ったところが好きなのか、子供の頃、田舎の井戸端でたくさん生えていました。


ゼラニウム
天竺葵の一種。いろんな形や色のものが園芸品種で作り出されています。虫除けの効果があるということで、スイスでは各家の窓際にこの花の鉢が置いてありました。


ペラルゴニウム
四季咲きのゼラニウムと同じ仲間ですが、こちらは初夏から夏にかけての花です。


ドクダミ
「ドクダメ・毒溜め」ではなくて「毒矯み(抑制する)」が語源。子供の頃はジュウヤクと呼んでいました。これは十薬という漢方薬の原料になるためです。独特の生臭い匂いから、中国では魚腥草、英語でも fish herb と呼ばれるとか…。4枚の白い部分は苞で、棒のような花序にたくさんついている小さい黄色い部分が花です。


ムラサキツユクサ(紫露草)
たくさん蕾を付けますが、朝開いては次第に萎んでしまう一日花です。それでも長い間、次々に咲いてくれます。高校の生物の時間に顕微鏡で雄蕊を見て「細胞内の原形質流動」を学び、生命の神秘に触れた思い出が甦ります。


オキザリス
色んな品種があるようですが、家で咲いているのはこのレグネリー・マイケという品種です。冬眠から覚めてから、ずっと咲き続けています。


カラー。サトイモ科の花で和名はカイモ(海芋)。湿地を好むものの他に、園芸種は陸性のものが多いようです。家にあるのはこの清楚な感じの真っ白な花です。