朝から庭に空梅雨の暑い陽射しが降り注いでいます。ナンテンの花が咲きました。
南天 南天研究所のBLOGによると、和名は漢名「南天燭」の簡略化で、その実が赤い燈火に似るためだそうです。しかし「南の天の」説明はありません。
昔から「難転」つまり「災いを転じて福となす」と、縁起の良い植物とされていました。子供の頃、トイレが家の外にあったときは手水鉢の横に植えられていました。その理由は「年寄りが転んだときつかまるため」や「水がないとき葉で手を洗う」??という知識もこのBLOGで得ました。こんな研究所があるのかと、よく見ると常盤薬品工業の文字が…あの有名な「南天のど飴」の会社のBLOGでした。
角川の俳句歳時記で、こんな句を見つけました。
「花南天実るかたちをして重し」 長谷川かな女
この花が全て赤い実を付けると本当に重そうに見えますが、悪いヒヨドリが来てどんどん数を減らしてしまいます。