5時半に矢田寺へアジサイを見に行きました。いつものお地蔵さんの辻から、ゆっくりと歩いて境内に入ります。すでに大きな機材を持った人が二、三人、三脚を据えていました。
矢田寺の正式な名前は金剛山寺。675年、天武天皇のために唐から招いた僧・智通が創建したと言われています。本尊の地蔵菩薩立像は国の重要文化財です。写真の一番背の高い地蔵さんは「味噌舐め地蔵」。お口にお味噌を付けると、美味しいお味噌が作れるといわれています。
境内には約60種、数千本のアジサイが植栽されていて、「あじさい寺」の別名で知られています。かっては多くの堂塔伽藍があったと伝えられていますが、現在は四つの僧坊が残されています。写真は弁天池越しに見た南僧坊。
年々、境内の整備が進んでいますが、今年は新しく「あじさい大庭園の展望台・花のテラス」が設けられました。そこから見下ろしたところ。左の白い花の大木はヤマボウシです。
アジサイ見本園ではいろいろな種類のアジサイを見ることができます。これは様々な色が楽しめるエンジアンダム。
いくつか珍しい種類のアジサイを見て頂きます。これは三方八重
ベニガクアジサイ
八重柏葉アジサイ
三原八重
黒軸アジサイ
八重ガクアジサイ
シチダンカ
まだまだ多くの種類がありましたが、この辺りで…おまけは花の大庭園の紅色鮮やかなアジサイと
アジサイではありませんが、大庭園の谷間に立っていたヤマボウシの花です。