ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

16年前の今日 (1998.07.13)

2014-07-13 06:00:00 | 旅の想い出

もう16年前になりますが、1998年7月10日から2週間、友人5人とホームステイをしながらカナディアン・ロッキーのトレッキングと周辺の旅をしていました。

 

7月13日はトレッキングはお休みで、まず有名な観光地・コロンビア大平原へ。325平方キロもある大氷原からいくつも流れ出す氷河の一つ、青白く輝くアサバスカ氷河を雪上車で登り、

氷河の上に降り立ちました。さすが観光名所だけに、いろんな国の人のカラフルな防寒着が白い氷河の上に散らばっています。

氷河の舌端まで登って見ました。

スプルースの森に囲まれた静かなキャンプ場でランチの後、アサバスカ滝を見に行きます。豪快に水飛沫を上げる滝の下流へ歩き、アサバスカ川の急流下りに挑戦。

年寄りだから漕がなくてもいいフローティングかと思っていたら、アレンジされていたのはグレードⅡのホワイト・ラフティングでした。ウェットスーツの上に救命具を付けて川辺で練習した後、いよいよ6人でゴムボートに乗り込みます。私とTさんは一番前で、すぐに泡立つ激流が迫ります。ガイドが船尾で何とかしてくれるとは思うものの、全員必死でパドルをふるいました。

 

大きな波に突っ込んで頭から水を被り、たらふく飲みました。流れが静かになるとゆっくり漕いだり、自然に流されたり、 周りの美しい景色を眺める余裕も出てきます。エディス・キヤベルの峰が見事と見とれていると、また瀬がせまり懸命に漕ぐ。こんな繰り返しで、練習込みの2時間があっという間に過ぎました。<線画は「写真加工.com」で作成しました>