ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

快汗・梅雨明けの金剛山(2014.07.23)

2014-07-23 20:21:49 | 山日記

水越トンネルを抜け旧309 号線に6時半に入ったが、すでに先着の車10台。水分橋の道脇に駐車して出発。曇り空で湿度が高く、林道から太尾に入り、植林の中を10分も歩くとサウナのようで全身から汗が噴き出してくる。

急な木の階段道となると、このところの運動不足で足が重く、腰もだるくなってゆっくり登る。尾根の右山腹を捲くようになると、石ブテ東谷から吹き上げて来る涼しい風でやっと人心地がつく。水分を補給して大きく左にカーブして735m地点で水越峠からの道に出会うと、濡れたシャツが冷たく感じるほどの心地よい風が吹いている。

しかし勾配はさらに強まり、ロープの張ってある急坂を登り切って太尾塞跡に出るのに、かなり消耗して時間がかかった。ここでも、しばらく休んで水分補給。ここからは「涼しいなあ」「気持ちいいなあ」と山歩きの楽しみを満喫しながら「六道の辻」を過ぎて、

快調に大日岳を越える。今日は先に葛木神社に参拝しようと、しばらく下った道を左へ、葛木岳を捲くようにしてガレ場を通過して仁王杉にでる。大日岳を降りたところで出会った男性と立話していたので時間がかかったが、

葛木神社の境内も風が吹き上げて涼しかった。

しばらく休んで、転法輪寺にお参りして牛王さんにも挨拶して国見城址へ。

10分ほど休んだだけで北尾根に入る。

昔、抉れてれていた道は年々補修されてはいるが、目が悪くなってから下りの方が神経を使う。

セトでしばらく休んで、キツリフネやヤマアジサイ、ヤマジノホトトギス、ギボウシの花、カニコウモリの蕾などを見ながらゆっくり下る。去年の夏は水が不足して半バテだったのに懲りて今日はたっぷり持ってきた。尾根上部は曇り空で風もあり涼しかったが、高度が下がるにつれて暑さが帰ってきた。水分橋に帰ったのは予定の正午を少し過ぎたが、夏山に向けていいトレーニングができた。