今日は、西荻窪のギャラリー彦で開催中の万華鏡II人展から、沼尻のんさんの作品をご紹介します。 鮮やかな色模様のガラスを使って、3本の四角い万華鏡の連作です。現代的なアート万華鏡という感じですね。タイトルは、「Y-M-C」です。
それぞれ高さや太さは違いますが、ミラーシステムは2ミラー4ポイントにこだわっています。
またオブジェクトセルの背景になる部分のガラスの色が、それぞれ違っています。
オブジェクトが少しだけ映り込んだときの空間が、結構雄弁に作家さんの想いを伝えているような気がするのですが、いかがですか?
色と形で遊ぶ万華鏡作品・・・沼尻さんの万華鏡の特徴のひとつであり、個性だと思います。
そしてこちらも外観のデザインの楽しさに目を惹かれたテレイドスコープです。 色の組み合わせと麻ひもの素材感が、お洒落で、やっぱり沼尻さんらしさを伝えています。 インテリアグッズとして飾るのにもちょうどよい大きさです。 そしてもちろん、手にとって覗けば、世界が万華鏡の模様になって見えます!