「えすぱすミラボオ」さんの万華鏡展から。
ヨーロッパの城にある搭のような万華鏡です。 独特の質感がそんな雰囲気を醸し出している喜多里加さんの陶の筒に小嶌淳さんが創り上げた万華鏡。 トップの部分が外れるようになっていて、そこからそっと中を覗きます。
隠された宝物のような煌めきのある映像が見えています。 本体に外から光を入れるところはなく、オブジェクトも外からは見えません。 スイッチを入れると電動でオブジェクトが動き、内側からの照明がきれいな映像を浮かび上がらせます。
マンダラ映像の周囲は、オブジェクトや光の色を反射して、揺らめくオーロラのようです。 小嶌さんの映像には独特の輝きがあり、オブジェクトの選択にも独特の感性が働いていますね。
手持ち型の定番 、「アルケミスト」の小型バージョンです。
定番と言っても、ご覧のように筒の模様、表情はみな違っていて、ミラーシステムやオブジェクトセルの様子もそれぞれです。 こちらは外から光を取り入れ、手で回す万華鏡ですが、中の映像にはやはり独特の輝きがあります。
次は丸くて可愛らしい作品。
卵のような形が可愛らしい万華鏡です。 ドライセル、3ミラーシステム。 正面からの光をうけて映像を映し出す、オーソドックスな3ミラーシステムの作品です。
個性と個性が相乗効果を生み出す魅力的な万華鏡たちでした。
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