
昨日お約束したウッドランドデザインズ工房のカラーリリーの内部映像です。でも1枚の写真で内部映像の魅力をお伝えしようとするのは無謀な試みでした。なぜならオイルタイプの万華鏡の特徴はセルを回すとオブジェクトが流れるような動きを見せ、そして回転を止めてもその余韻を楽しむかのように映像は変化し続けるからです。(とても1枚の写真では無理でした・・・・)その優美な動きがオイルタイプの魅力であり、しばし現実を忘れるほど引き込まれるところです。二人してさまざまなガラス加工技術を学び、それを独自の万華鏡に創り上げてきたキテルソン夫妻の目標は「見て美しく、触って、持って心地よい、ユニークで他とは違った万華鏡を創造すること」だそうです。スティーブさんはいつも優しいまなざしの、穏やかで大きくて暖かい人です。ペギーさんはいつも素敵な色合いの洋服やジュエリーを身に着けていて、その色彩のセンスに感心します。「素敵ですね」と言うと、「自分で作ったの」とうれしそうに教えてくれました。彼女は歌も大変上手で作家さん仲間でよく歌っています。閑話休題。さてこの万華鏡のミラーシステムは、2ミラーシステムです。2枚のV字型に組んだ鏡の角度を20度にすると、反射に反射を重ねて18に分割された映像が円状に見えるのです。そしてそのうちの隣り合う2つずつが中心線を境に左右対称の模様となり、ひとつのまとまりとして目に映ります。そのまとまりが9個あるのがこの映像です。このような映像を9ポイントの映像と呼びます。鏡の角度でポイント数が変わってきますが、あなたの好きな映像は何ポイントでしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます