
パレッティー夫妻の「Tilt-A-Whirl ティルト・ア・ウァール」をご紹介します。 傾いたり、回転したりという意味です。ボディーには革が巻かれていて、木材と金属でアクセントをつけたデザインです。
コンセプトはワンドスコープの仕組みを取り入れていますが、先端部でベアリングにより回転させることができます。 この大きなオブジェクトケースを動かして、その中にたっぷりと入ったユニークなオブジェクトが生み出す模様を楽しみます。
底面が弧を描くオブジェクトケースなので、傾けて安定して置けるように、セルの外側に支えがつけられています。透明なアクリル製で、中がすべてよく見えます。
裏から見ると、細かい透明ビーズと大きめなオブジェクトが混ざり合っているのがよくわかります。
ミラーシステムに対して思いきり大きなオブジェクトケースをつける発想はどこから来たのでしょう?
バラエティー豊かな色と形の饗宴が楽しめそうですね。
彼らの作品は2ミラーシステムで第3面に溝のある木材を使うのが特徴です。 木材の切り口が映像の形になっています。
白っぽく見える部分が細かい透明ビーズです。 大きなオイル入りオブジェクトケースの中を自在に動きまわるオブジェクトたちですが、映り込むとバランスのとれたきれいな模様を構成し、くっきりと浮かび上がります。 どんな模様になるか、想像のつかないところがこのカレイドスコープの楽しみです。
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