
ラベンダー色の大理石模様のような陰影が素敵なステンドガラス製の万華鏡「スパンキー」をご紹介します。万華鏡にかかわるようになってから、ガラスにもいろいろな種類や表情があることを知るようになりました。その多様な中から、どのガラスを選び、どのように万華鏡に作り上げるか、作家の個性となって現れるわけですが、この万華鏡の作者、ペギー&スティーブ・キテルソンも自分たちのスタイルを貫きながら、ガラスの美しさの表現を追求してきました。この「スパンキー」は、彼らの定番の万華鏡のひとつですが、ガラスの色の選択肢は多く、好きな色を探せる楽しみを提供してくれます。材料となっているアートガラスは1枚の板状になっていますが、カットする場所によって色合いや陰影が違っています。ですからスランピングという技法で時間をかけて出来上がった作品も、全く同じものはあり得ません。均一でない面白さがあります。アートガラスは時に割れ目ではない、細い亀裂のようなラインが入っていることがあります。これも表情のひとつなのです。定番作品でもユニークさを追求して、ひとつだけのお気に入りを探すのも楽しみ方のひとつでしょう。この万華鏡に合いそうなテーブルセンターを見つけて置いてみました。
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