
佐藤元洋さんの作品を何度かご紹介しておりますが、今回はタイプの違う作品です。ガラスに銀箔で模様をつけたおとなっぽい雰囲気の万華鏡「螺鈿」シリーズの内部映像です。
外側のガラスの筒は黒に銀箔を焼き付けたもの。ブルーやピンク、グリーンなどのきれいな色のガラスが白いガラスと混じり合うように流れる模様になった作品「ピュア」シリーズの「動き」や「流れ」はなく、自然の一瞬を切取ったような「静けさ」を感じる外部デザインです。特に黒ガラスの作品は夜の漆黒の世界にしんしんと降る雪模様のよう。
今回の作品の特徴は、佐藤さんとしては比較的珍しい黒い背景のオイル入りオブジェクトチェンバーです。光は厚さ2cmほどのオイルチェンバーの横から取り入れます。全方位透明な球体のオブジェクトチェンバーとは違って、黒い背景の場合は、光を通さないオブジェクトが活躍します。向きによってきらめきの色が変わるダイクロイックガラスや、黒っぽいガラス、色を混ぜてひねりを加えたガラスなど、反対のタイプのガラスオブジェクトたちが優雅に舞うのです。黒の中に浮かび上がる輝きは貝殻の虹色の光沢に似て、黒い漆に貝殻の螺鈿細工を施した工芸作品の数々を見ているようです。筒全体を回しながら覗いていると、ブルーやグリーンや紫の輝きが形を変えながら魅惑的な映像を展開します。
外側のガラスの筒は黒に銀箔を焼き付けたもの。ブルーやピンク、グリーンなどのきれいな色のガラスが白いガラスと混じり合うように流れる模様になった作品「ピュア」シリーズの「動き」や「流れ」はなく、自然の一瞬を切取ったような「静けさ」を感じる外部デザインです。特に黒ガラスの作品は夜の漆黒の世界にしんしんと降る雪模様のよう。
今回の作品の特徴は、佐藤さんとしては比較的珍しい黒い背景のオイル入りオブジェクトチェンバーです。光は厚さ2cmほどのオイルチェンバーの横から取り入れます。全方位透明な球体のオブジェクトチェンバーとは違って、黒い背景の場合は、光を通さないオブジェクトが活躍します。向きによってきらめきの色が変わるダイクロイックガラスや、黒っぽいガラス、色を混ぜてひねりを加えたガラスなど、反対のタイプのガラスオブジェクトたちが優雅に舞うのです。黒の中に浮かび上がる輝きは貝殻の虹色の光沢に似て、黒い漆に貝殻の螺鈿細工を施した工芸作品の数々を見ているようです。筒全体を回しながら覗いていると、ブルーやグリーンや紫の輝きが形を変えながら魅惑的な映像を展開します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます