橋長戯言

Bluegrass Music lover, sometimes fly-fishing addict.
橋長です。

丹波ワイン新酒祭2006

2006年09月05日 | Liquors

『PHPほんとうの時代』読者の集い  「丹波ワイン新酒祭2006」のお知らせ
Napavw
【良質な農産物の産地「丹波」で育まれた「丹波ワイン」は、 数々の国際賞を受賞する国内有数のワイナリーです。 ここで毎年開催される「新酒祭」は、参加者が殺到する人気イベントになっております。 本年は、一般公募日とは別に、『PHPほんとうの時代』の読者のために開催させていただくことになりましたが、まだ席に多少余裕がございます。】

ということで 何故かそのイベントに関わっていまして 我が大坂城慰問楽団“Daihanjyo Jug Band”がお手伝いすることになりました

Pict0008 写真は 昨年9月に訪れたカリフォリニアのナパ・バレーでのひとコマ ワイナリーでいただくワインは格別です  我がバンドは 呼ばれればギャラ無しでもスケジュールが合えばどこえでも出かけます  但し 最低一人缶ビール1本以上(発泡酒も可) 河内音頭のやぐらの前で 盆踊りの人々の前でカントリーを演奏するというハードな場面も経験済みです 今回は ワインのみ放題とのこと 日本のワイナリーは初めてなので今から楽しみです

【記】
●日時:2006年9月24日(日)14時40分(受付14時〉~17時
●場所:丹波ワインハウス(京都府船井郡京丹波町豊田鳥居野96)
●参加料金:お一人様5,000円(税・サ込〉
  ※新酒飲み放題、丹波特産料理、記念ワインのお土産付き
●イベント:大坂城バンドと澤田好宏氏の音楽ショー、プロマジシャン黒崎正博氏のマジック・ショー、ワインオークション、クイズ大会など。
●送迎マイクロバス:JR園部駅西口に14時発、17時30分着
●お申込み方法:『PHPほんとうの時代』編集部宛にFAX(075・682・0753) にて、お名前・ご住所・電話番号・参加人数・送迎バス利用の有無を明記上、お申込みください。
●締切:2006年9月11日(月)
※なお、参加人数に制限がございますので、定員になり次第締切らせていただきます。

よかったら申し込んで下さい


マッカラン・スライド25

2006年05月20日 | Liquors

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マッカラン25年の箱に弦を張ってみました

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木箱の中の瓶を固定する木を箱の側面に固定 それにバンジョー用のペグを固定 反対側には弦が通るぐらいの穴を開け 内側からエレキギター用の弦を通しました ブリッジは折れてしまったバンジョー用ブリッジ サウンドホールを開け 低音をG 高音をDにチューニング スライド・バーを使いドブロギターの様に演奏します

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お遊びです  箱をあければ あのシングルモルトのロールスロイスと評されるマッカランが ウイスキーと楽器の見事な?融合です 芳醇な味わいのシングルモルトをやりながら 哀愁あるスコットランド民謡チープなスライドサウンドで  明日はクックオフ大会 この“マッカラン・スライド25”でけっこう遊べそうです

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そうそう白インゲン豆ブーム のあおりで入手できなかった豆 昨日入手できました 近所のスパーで並べてあったのを嫁がGetしてくれました(+トラ豆とやらも)  同時刻 私も阪神百貨店の地下で入手しました 豆のコーナーはどこかと探していると 人ざかりの一角が 店員さんが豆コーナーにつきっきりで若い女性のお客様と豆について語っておられました まぁ いろいろ問題もあってブームも終焉なんでしょうか ちゃんと棚には白花豆が並んでいました いろんな意味でTVの影響恐るべしです  明日は予定通り白インゲンで“カッスーレ”に挑戦です


MONDARIZ&Sherry

2006年03月18日 | Liquors

20060317195923_1 MONDARIZ

If your body is 70% water,
it had better be Mondariz
.(
あなたの体の70%が水ならば、他のものよりモンダリズ)

というスペインのミネラルウォーターが出されるお店に行きました シェリー酒のお店 その名もズバリ “シェリークラブ”

20060317191406 シェリーはスペインの南、アンダルシア地方の南西に位置するヘレスという町周辺のみで造られ それ以外はシェリーと呼んではいけないという法律があるそうです シェリーは白ワインの一種でシェリーの素のワインを造るときに使ったぶどうを再利用して造られたブランデーなどを添加してアルコール度数を高めています その訳は ワインでは長い船旅で変質してしまうため度数をあげたそうで スペインの大航海時代の産物です

とお店のマネジャーさんの話 私にとってはほとんど馴染みのないシェリー酒 親切に教えて頂きました “すっきりした飲みくち”は 様々なジャンルの食事にあいそうです もちろんスペイン料理がベストでしょう  
お店でも 上ミノとハチノスのトマト煮込みなど手の込んだものを頂きました

シェリー酒はもっとも多く消費している国は?   答えはイギリスだそうです 理由は解りませんが「フランスが嫌いやからちゃうか」「大航海時代に船に積んでて味覚えたんちゃうか」などと想像してましたが正解は知りません

私にとってのシェリー酒で知っていることは「シングルモルトのマッカランの樽がシェリー酒づくりに使われたものを利用している」というコト  そんな話をしているとマネジャーさんがマッカランを出してくれました

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それもボトラーズもの キングスバリー社のシングルカスク15年  正規のマッカランとは別物  正規ものはロールスロイスと表現されるようなブランデー的な口あたりですが さすがシングルカスク シェリー酒のスッキリさが活きづいていました 「シェリー酒の専門店でマッカランを飲む人いるんですか?」と聞くと「ほとんど出ません」という当然の答えが返ってきました

ちなみに「マッカランが使っている樽でつくったシェリー酒は無いですか?」と聞くと「ほとんどブランデーの材料に・・・」 ということでその日はなかったのですがあまり良いシャリーではないみたいです また別の地方産も使ってるような  てな話を楽しみました


hoppy-happy

2006年03月08日 | Liquors

20060308210716 本日のお題は三つ

一つ)修理

会社で使っているスクリーンが壊れました 新しいモノを購入しました が壊れた引き出し式のスクリーンを見ると「引き込みのバネが外れているだけでもう一度しっかり固定すれば直る」と思い ドライバーで分解 基本的な設計・構造を推理します そんな修理(推理)が好きそうな経理部長と人事課長と三人で ああでもない こうでもない と いい線まで解明できましたがやはりダメ もう一度推理のやり直し

良識ある私は本来の仕事をするべく「頭を冷やして・・・」と言って席へもどりました そのことを忘れるぐらい時間が経過し 翌日のプレゼンの準備に没頭してると 「解りましたぁ~!」という 良識がありそうでも熱くなると覚めない経理部長が叫びました 

結局 細かい部品の破損が原因であることまでを突き止めましたがENDでした   修理というお題 いろいろな思い出もありますのでまた改めて

二つ)下から計らんと

帰りの電車の中 若手漫才師のようなカン高い声で「下から計らな・・・・」見ると50歳ぐらいの方と若干若い方 「そらな山ちゃん 下から計らなあかんねんって」  まだ早い時間でしたが随分ご機嫌の様でした たぶん 山ちゃんが○○さんが教えてあげれば・・・云々と言ったのでしょう  「ちゃうねん 山ちゃん おれはもうそんなん教えへんねん そんなもん上から計ったら・・・ 下から計らなあかんねんって」その後も「下から計らなあかんねんって」 とにかく 下から計らなあかんねんって と 「下から計らな 目地があわん 俺は納得できん」 やっと解りました おそらくタイルの職人さんなんでしょう テレビで見る“情熱○陸”や“プロジェクトばつ”の後続番組よりも感動しました

三つ)ホッピー

「ホッピー かえって体にいいですよ カロリーほとんどなし 低糖質 プリン体0 ちょうどそれにあう焼酎もあるんですよ」 という会社のT氏がわざわざプレゼントしてくれました ホッピーというと聞いたことはあるんですが飲んだことはありませんでした

1948年7月15日東京赤坂生まれ。
大正末期のノンビア(ノンアルコールビール)の流行がきっかけとなり、先代、石渡秀によって研究開発が始められる。戦前に長野県は野沢に清涼飲料会社を設立していたことが幸いし、当時入手困難であったホップの入手に成功。「本物のホップを使った本物のノンビア」との意味をこめてホッビーと名づけられたが、発音がしづらくホッピーになった。また、戦禍を逃れた製造設備を終戦と同時に野沢より赤坂に戻し、開発が完了していたホッピーを早々に製造開始。ビールが高嶺の花であった当時、ホッピーはビールの代用品として人々に受け入れられ爆発的に売れた。「焼酎割り飲料 ホッピー」としての飲み方も、この当時に生まれたものである。発売以来55年、常に日本人の食文化とともに歩み、育てていただいたホッピーは日本の清涼飲料史を語る上に欠かせない飲料のひとつとして、独自のマーケットを築き上げている。

と 製造元のホッピービバレッジのHPにありました http://www.hoppy-happy.com/ 

それによくあう という キンミヤ焼酎 とともによく冷やして頂きました    いろいろありますが面白く しめくくりはオイシイ(やっぱり面白い美味しさ)一日でした あしたは“会社説明会”  資料のチェックは続きます Happy Hoppy

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水の外側

2005年12月24日 | Liquors

20051223183545_1 「うまい! お父さん天才や」

まぁ ほめられると嬉しいものですが ここまでくると誉めてる側の能力が高いということしょう

写真は昨日(23)早めのクリスマス風料理の一品 パイの中はクラムチャウダー

缶詰のクラムチャウダーを温め 粉チーズをふり 冷凍パイシートを被せて卵黄を塗りオーブンで焼いただけ 苦労や努力を一切していない料理ですから ある意味天才かも知れません 横に見えるのはアボガドと柿  

メインは鶏のモモ 当然ダッチオーブンの出番です 塩・コショウして外で2時間ほど風に当てておきます 普段はダッチオーブンでは中抜き一羽丸ごとするのですが一番美味しいモモは当然2本しかありません 今回は皆にあたるようモモのみにしました

フランスパンにスパークリングワイン デザートにはダッチオーブンで作った“バナナアップル・パイ” 典型的な“日本人のクリスマス”パターンでした

20051224014954 食後は前日 お知り合いの方から頂いたサントリーの山崎蒸留所PURE MALT WHISKY No,052499

一般に販売はしておらず工場でしか手に入らないものと書いてあります

木の香り 後味が良いウイスキーでした 雪ではなく雨降りの 山崎あたりの風景っていう感じでした20051224015028 努力している味でしょうね

以下 とあるメーカーさんのサイトから

「これからは水の外側も見てごらん。」

「水の外側?一体何のことなんだ。」

蒸留所から帰ろうとすると、突然雨が降り出して、あたりの竹林がざわめきはじめた。

「その時、はっとしたんです。まるで、大きな命が生の営みを開始したようでした。」


SMOKING ISLAY

2005年10月21日 | Liquors
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SMOKING ISLAY


BLACKADDER(ブラックアダー)社


東京オフィスの近くに「リカーズハセガワ」という酒屋さんがありましす(八重洲地下街)
お昼ごはんのついでにぶらぶらのぞくことがあります

派手にディスプレイしてあるウイスキーが スモーキング・アイラ いかにも「アイラ島のシングルモルトですよ」という名前ですが どうも嘘っぽい 重みがない名前と言えるでしょう

よく見るとシングルカスク つまり樽詰め生一本
正に前回記事でカッコイイと書いた「何も割らず 濾過せず 樽から出しただけ」の製品らしいのです
ラベルにも箱にもどこの蒸留所か書いていません 聞くと「ラフロイグ」とのこと なるほどスモーキーなはずです

解説によると
★  ☆  ★  ☆  ★  ☆
1995年にザ・モルトウイスキー・ファイルの著者であるジョン・レイモンドとロビン・トゥチェクが創業したウイスキー専門のボトラーです。その製品は創業当時から全て氷点下フィルターを使わず、カラメル着色も行わずにボトリングされ、ボトリング工程で失われる量は1%未満。これはスコットランドでも例外的な低さであり、樽の中身の状態に極めて近い物であることを示しています。
★  ☆  ★  ☆  ★  ☆


通常ウイスキーは樽出し状態では いろいろな成分がまじり 温度が下がると白く濁る場合があり 一般消費者には理解されないらしく 0℃前後に冷やして濾過しているそうで それはシングルモルトでも同じだとか

ただしボトラーズ(独立瓶詰業者)が扱うシングルカスクは個性が命 大きなゴミのみ取り除き あとはそのまま

正規ラフロイクも個性的ですがこのスモーキング・アイラ版と比べると
“養殖と天然” “ブタとイノシシ”ぐらいの違い といったところでしょうか

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OLD HEAVEN HILL

2005年10月19日 | Liquors
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OLD HEAVEN HILL ULTRA PUREMIUM
  year 21 old

バーボンです かなり旨かったです
もう十年以上通っているバー“十年”(とーねん) で「めずらしくて美味しいバーボン」ということで出していただきました

バーボンというお酒は いかにもバーボンというイメージがありますが 実に様々な種類があり飽きることはありません
酒造りというと何か秘伝があり 門外不出という感じですが すべてのバーボンの製法 原料の配合や煮る温度 蒸留法や樽の選択まで 何の秘密もないらしいです

それでもボトルによって個性が変わってくるところが面白いものです

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← Johnny Drum これもGoodでした






Ancient Ageのマスター・ディステラーであるエルマー・T・リーはウェアハウスを見て廻り 特別な樽があることに気づいたという

樽の表面に黒く結晶した部部を見つけその部分に指を当て舐めると甘かった ホワクト・オークの中でも南斜面に生えた糖分の多いいわゆる「シュガー・オーク」と呼ばれる木から造られた樽であった その樽で寝かせられたバーボンは豊かな甘味が加味されブランデーに似た風味が生まれる そんな樽だけを集めブラントンズという銘柄が生まれた とのこと AAと同じ生まれ 育ちが違うだけ なるほど 育ちが肝心ということでしょう

“ケンタッキー・ストレイト・バーボン”と書いてあるものがスコッチで言うところのシングル・モルトにあたるらしいです
また ただひとつの樽からのみ造ったのが“シングル・バレル・ウイスキー”

もっとも成功したバーボンであるジム・ビームのブッカー・ノウも良い樽を選びそのウェア・ハウスの中央で 愛着と誇りを込めたのが “BOOKER’S”

彼は言う「何も割らず 濾過せず 樽から出しただけ」

カッコイイ とはこういうことですね



本日はよい天気 バーボンでリフレッシュした頭で 伊丹から羽田へ飛びました
機内では珍しく「左手に富士山が見えます」というアナウンスがありました
今日もまた東京です

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with Whisky

2005年08月18日 | Liquors
休み明け
今日から仕事再開です

休みの間 メールチェックや最低限の仕事(WEBでの申請処理等)以外はパソコンに向かわず したがってブログへの書き込みやメール発信はしませんでした

それでも一日のうち何回かはパソコン開いてチェック という休日でした
そういう時代 そういう仕事になってるんでしょうか
パソコンを開くと 昔のビデオを取り込んだ画像の編集など ついつい触っています

パソコンの横には“TAMNAVULIN”
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タムナヴーリン10年 スペイサイドのシングルモルト 丘の上の水車という意味らしい
薄い色で非常にあっさりしているが何か匂う このあたりがリベット渓谷産なのか


“ISLE OF JURA”
ささみの燻製
(ダッチ・オーブンでつくった自家製)
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アイル・オブ・ジェラ10年
「鹿の島」という意味のジェラ島のシングルモルト
島というとアイラ産の“スモーキーな驚きが癖になる風味”を思い浮かべるがこれは「はぁ!」という感じ
あっさりしていて「休日の読書向き」
なんでも密造酒がさかんな島であったが 1963年に雇用促進の為 2人の地主が正式な蒸留所を始めたらしい 麦芽をピートで焚いていないので「あっさり」なのでしょう 値段もライトボディでGood!

シングルモルトをチビリチビリとやりながら『ケンタッキーバーボン紀行(東 理夫著)』なんぞを読んでいました ん~ バーボンとスコッチ 対極にあると思っていましたが結構 関係が深いことも知りました

家でゆっくり家族とすごし 家族それぞれがすき勝手に
“のんびり” 

読書~ウクレレ~ with Whiskyそんな休日でした