橋長戯言

Bluegrass Music lover, sometimes fly-fishing addict.
橋長です。

ギンコ

2005年11月29日 | 日記・エッセイ・コラム
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銀杏(イチョウ、ぎんなん)は約2億万年前 恐竜時代に栄えた植物だそうです 恐竜があの臭い実を食べ 糞としてだすことによって勢力拡大をしていたそうです ちなみに実のまわりのグニョグニョした部分がついたままでは発芽しないとのこと 恐竜があの匂いを嫌がらなかったからこそ銀杏は栄えたんですね  さぞかし恐竜の息は臭かったでしょうね
その後 恐竜が絶滅した影響もあり急速に衰えたとのこと

中国に僅かに残っていたものが1000年前ぐらいに日本に伝わったそうです その後 長崎の出島経由でヨーロッパに伝わり かのゲーテも銀杏ネタのラブレターを出したとか ヨーロッパで銀杏は“ギンコ”と呼びます

辞書によると

gink・go, ging・ko
ginkgo, gingko /gíYkoH | -k?H/
━ 【名】【C】 《(複) ~es》〔植〕 イチョウ.
語源:日本語「銀杏」(音読み)から; ginkyo の y を g と誤記したことから

とあります

ことしは色づきが遅い 云々・・・ 
気候の変化が言われますが本日(11/29)は旧暦では10月28日

予想がハズレた時 思い通りいかなかった時 もっと実力があると思っているのに結果が出なかった時
『こんなハズではない』と言ってしまいます

でも 『こんなもん』 なんでしょうね

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※元ネタはテレビです


豊作&エエカゲンにしいや

2005年11月24日 | お仕事
kaki
テーブルの上も紅葉です 

オリンパスペンのフィルムが余っていたので夜中にわずかな光で撮りました 今年はアチコチからを頂きます
豊作のようです 私の携わっているビジネス(マンション販売)でも秋は豊作を期待する季節です いまのところまずまずだったのですが呆れたニュースが駆け巡っています

大学時代の悪友が兵庫県の山奥で工務店をやっています
大学時代は“エエカゲンなヤツ”でした(私も同様)  それでも今は立派に(?)工務店の社長をし 土木の専門学校の講師もしているらしいです 構造計算偽造問題が発覚した翌日 彼のブログをみるとかなり怒っていました


以下そのブログから
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
構造計算偽造

昨夜このニュースを見て驚きました。私の感覚では全くあり得ないことだからです。構造計算を偽造して、コストを下げるという発想は、建設業界に関しては考えられないことだからです。お客様に対する安全とかいう問題ではなくて、技術屋としてというか単に商売人としても、ただの人間としても考えられません。ニュースでは、どこかの大学の教授が笑いながら「民間ベースではコストを下げるには、まず材料を下げる。次には構造を下げるということになってしまうんですよ。構造計算も何百万もしたりしますしね。」とか行っていました。目の前にこの教授がいたらぶん殴ってやりたい気がしました。こんな常識知らずの大馬鹿野郎が大学で教えていたりするから、訳のわからない設計事務所や建設業者が出てくるのだと思います。
一部の心ない業者の行動と心ない大学教授の言動で、まじめに仕事をしている設計事務所・建設会社が変な色眼鏡で社会から見られてしまうことが残念です。今日は少し頭に来ています。この後は頭を冷やして頑張りたいと思います。
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

技術屋のプライド 職業人としてのプライド やっぱり人間としてのプライドでしょう こだわりなどとは以前の問題です 同じ業界人として業界全体を加害者にしてしう行為に憤りを感じます またそれ以上に住まいという一世一代の買い物をされたお客様のやり場のない悔しさ を考えると・・・・

マンションを購入される時 お客様は期待と不安の中 ご決断されます それがこんな結果に これ以上の裏切りはありません

責任の所在は明確です 過失もあります 制度の問題もあるでしょう ただ我々は業界として信用回復に努めなければなりません

当事者でなくとも不安になります マンションにお住いの方 購入をご検討されている方 お客様の不安は計り知れません
「同じ業界として我々も被害者だ」ではなく
「同じ業界の我々も加害者になってしまったんだ」という意識を持ち対応したいものです

“エエカゲンなヤツ”から成長して“良い加減なヤツ”でありたいものです  個人も会社も業界も
LS EHAGAKI #120


空がきれいです

2005年11月23日 | 日記・エッセイ・コラム

結婚式に行きました 社員の結婚式はちょくちょく行きますが 今回は親戚です
会社と違って スピーチもなく 席も親族席 ゆっくりと寛いで若い二人を祝いました また最大の違いは横に嫁がいること 新郎が幼いころ(=私たちも新婚でした)車で大阪から横浜へ遊びにつれていった思い出なんぞを語りながら・・・

昨日は博多で打ち合わせ 社員とじっくり話をしましたが 皆それぞれにいろいろと悩んでいます
自分に正直に仕事に取組んでもらいたいものです
解決策はコミュニケーションでしょう

空がきれいです







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雲の上からの空(東京へ向かう飛行機の窓から)






写真はすべてオリンパスペン(ハーフ版のフイルムカメラ)
レンズはZuiko70mm F:2 ちょい望遠レンズ(35mm換算では100mm)





秋の空Vsストレス

2005年11月17日 | 日記・エッセイ・コラム
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空がきれいな季節です
本日はとある駅から約一時間半 歩きました
物調です  物調とは 物件調査という意味 不動産業界で使われています
最寄り駅からその土地を見て周辺もジグザグに歩きます 天気の良い秋の物調は気持良いものです

社員が胃を悪くして入院しているので見舞いに行きました ストレスからくる胃炎ですがお医者さんからこう言われたそうです

「ストレスは誰にでも 何時でもある それに打ち勝つのは 食生活と運動 しかない」

なるほどです せっせと物調して ストレスためずに仕事をためて 商売繁盛といきたいものです


格好悪いなぁ

2005年11月15日 | 日記・エッセイ・コラム
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マンホールのすき間から鼻を出しているネズミ(本文とは無関係です)




街中で“咥えタバコ”の人が目につきます
ビルの横のちょっとしたスペースに大勢が群がり一服している場面もよく目にします
最近は全館禁煙というビルも増えた影響もあるのでしょうがやたらと目につきます

咥えタバコで歩いている人の横には必ず“眉を顰める人”がいます

そんな風景を見ると“格好悪い人”のほうが“格好良い人”よりも多いです
その違いが何なのか解りませんが

私が見た中で 一番「格好悪いなぁ」と思ったのは
大阪の某新幹線停車駅の 空港バスを並んでいる人に声をかけているタクシーの運ちゃん

一番「格好エエなぁ」と思ったのは
20数年前 アメリカのグレイハウンドバスのドライバーがアリゾナの夕日を浴びながらタバコを吸っていた姿

おっと これも当然ルール違反です 当時のグレイハウンドバスでも喫煙出来るのは最後部から2~3列の席まででした

格好悪い 格好良い この違いは善悪だけではなさそうです
エエ格好しい」からの発想が大事でしょうね


“嘘”

2005年11月10日 | LS HAGAKI

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“嘘”はお好きですか?

仕事で嘘をつくと大変なことになります 人間としても許されるものではありません

それでも“嘘”には何か不思議な魅力があるのも事実です 「詐欺や泥棒を扱った映画」「釣り」などはそのワクワク感が魅力です 映画や演劇 小説 “空想と嘘の境界”を考えると混乱するばかりです

が『嘘をつくコト』というのも気分転換には面白いものです

親しい人と飲みに行った時 お店の女性に
「この人の職業なんやと思う?」
「さぁ~ 商社の人ですかぁ」
「まぁ 商社には違いないかもしれんが この人は“シジミ”の輸入したはんねん」
「へ~ じゃあ お客さんも同じ」
「いやいや 俺は ネジの製作工場やってんねん」

なんて勝手に設定してしまうと なりきってどんどん話が発展します

「おやじがネジ工場はじめたんやけど 今はNASAにも出荷してる」
「1mmの100分の1のネジなんか作れんのはウチとあと2社だけや」
「海外のプロジェクトにも参加してなぁ  云々・・・」
「この前なぁ 淡水化プラントにかかわってた時になぁ えらい苦労したんや」
「へぇ~ なんですか」
「海水の塩分を抜く訳や 地域によってはその水にあるモノが大量発生するんや」「なんやと思う」
「・・・・・」
「プランクトンかなんか?」
「ナメクジや」
「え~」
「本当やで 海水の中にはナメクジの核がいっぱいあるんや」
「そこに塩分が抜けてみろ いままで海水に溶けていたナメクジが復活するんや」

なんて他愛もないヨタ話を真剣に語るのも頭の回転には良いものです

「振り込め詐欺には気をつけてください。」という被害に遭いかけた方からメールを頂きましたが犯罪もどんどん進化している様です
どんなモノでも進化するでしょうが 特に“悪いコト”の進化は早い様です やはり“悪いコト”には何か人を惹きつけるものがあるんでしょうか

myflys

空想は自分を騙すこと 他人を騙すとこれは詐欺 また知らないうちに他人を欺いていた なんてことも起こりかねませんから気をつけたいものです
≪LS EHAGAKI#119≫


“自分の旬”

2005年11月08日 | 日記・エッセイ・コラム
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とびきりの美食だけが料理の醍醐味ではない。機転の有無が男の料理の決め手となる。その時々の素材、季節感、時間的制約などの応じて自由に考えながら作る、楽しい料理エッセイ。

と文庫本の裏にかいてある 池田満寿夫の「男の手料理」
この本は よく通っていたBarのマスターからもらいました
そのマスターも今は 店を閉めサラリーマンで“飲み友達”です
その後 檀太郎の「新・檀流クッキング」もまらいました
ともに随分古い本ですが今読むとなかなかの味わいです

 池田満寿夫の「男の手料理」は80年代にサンケイ新聞土曜版に連載されたものをまとめたものです
第一号が「コロンブスの卵丼」 目玉焼きをご飯の上に乗せソースをかけて食べる というものでした

時間をかけない 材料を選ばない 最優先するのは“気分”
というこの本は大いに参考になります
「焼きソバでペペロンチーノを作れば茹でる手間がなく結構美味しい」
「素材をマヨネーズでまぶし パン粉を付け少ない油で焼けば 簡易フライの出来上がり」
等々 手抜き且つ大胆な男の料理が沢山書かれています

古本でも“自分の旬”にピッタリなものは面白いです

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読みかけの本 途中で投げ出した本 結構ありますが いずれ“自分の旬”になれば 改めて面白く読めると思います


ダッチオーブン at Home

2005年11月04日 | ダッチ・オーブン
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先週はクックオフ大会でしたが 諸般の事情で一品しか作らず
昨日は 久々に自宅でダッチオーブンを出しました(手前8インチ 奥10インチディープ その奥ごはん用土鍋)


前菜は 8インチキャンプで“里芋”
皮のまま洗って ダッチに入れるだけ 30分でホクホクです
あつあつは指でひねると簡単に皮がむけます あとはチューブ入りの八丁味噌につけるだけ

芋には 超安物オーストラリア赤ワイン
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普段は納豆づくりに使っている器にうつしてから頂きましたので少しはグレードアップしたかと
ん~ 旨い


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メインは最もダッチオーブンらいし 10インチディープを使った蒸し鶏 中抜き一羽で1200円也
今回はキノコとレバーを詰めた秋バージョンでした +キノコのサラダ の夕食でした