LS EHAGAKI #168 ≪integrity:誠実さ≫
新卒の学生さんへの会社説明会で続けていることがあります 学生さんにジュースを出しています ホテルのジュースであったり紙パックであったりと会場によって違うのですが継続してます 何年か前に経費節減でやめましょう という声もありましたが私が継続することに拘りました そういった企業は少ないらしく学生さんから「なぜ?」と質問を受けることもしばしばあります その時私は
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大勢の学生さんに来てもらいますが 実際に入社される人はごく僅かです 皆さんも企業を選ばれるでしょうが 私達も皆さんを選ばしてもらいます おそらく皆さんはライフステージという会社を忘れないでしょう もし当社で“イヤな思い”をしたら 皆さん自身はのみならず ご家族や友人にも「あそこのモノは買わない方が・・・」となるでしょう 数年後に皆さんがマンション購入を検討される時・・・ 考えただけで寒気がします ですから私達はモデルルームにご来場されるお客様にも 学生の皆様にも同じ対応を心がけているのです 誰に対しても同じ対応をすることによって“気を使う”ことを意識しなくてもよくなります それによって本来の “仕事”への取組に集中出来るはずです
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と答えています こういった考えをもっと発展させ integrity:誠実さ を大切にするライフステージにしたいと考えています
integrity:誠実さ
あまり馴染みのない言葉ですが 最近はCSR(企業の社会貢献)に関連してintegrityが使われているようです 企業として顧客や取引先だけでなく すべての人に誠実に接することを意味するようです 岩崎小彌太の訓示をもとに作られた三菱の社是の中の “処事光明”の訳語が“integrity and fairness”であり 百年近く前の日本の会社でも使われていたというのはちょっと嬉しい話です 実はこのへんの話は最近読んだ本の受け売りです
「社員をサーフィンに行かせよう」~パタゴニア創業者の経営論
イヴォン・シュイナード著
年間総売上の1%を非営利環境保護グループに寄付する“1% FOR THE PLANNET”という活動を展開しているパタゴニア社の今迄の道のりやその理念が書かれた本です
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