橋長戯言

Bluegrass Music lover, sometimes fly-fishing addict.
橋長です。

秩父 ポートパイプ

2013年04月03日 | Liquors

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Ichiro's Malt 秩父 ポートパイプ

ちょいと贅沢 というよりも 応援の気持ちを込めて

埼玉県秩父市にある“世界で一番小さな蒸留所”と言われるベンチャーウイスキー社 規模は小さいものの 高品質かつ個性的なモルトウイスキーを造り出しているとのことで試しにとりよせました

ラベルの裏の解説によると

本品は、バーボンバレルで熟成させたウイスキーを、はるばる日本にやってきたポートワインの空き樽ポートパイプに詰め替えて1年間後熟させたシングルモルトウイスキーです。

 

樽を変えて熟成させるこのひと手間がウイスキーに美しい色と独特の香りを加えてくれます。

 

明るくオレンジがかった色合い、重厚感のある甘さと洋梨のコンポートを連想させる凝縮感のあるフルーツ。

 

クローブやベルモットのようなスパイシーさが心地よく、その奥にオレンジ、香ばしい焼きたてのパンとイチゴジャムのやさしい香りが特徴的です。

 

ポルトガルはコルクの産地としても有名で、コルクを使うことが自然を守ることにつながることを、コルクオークの森に足を運んで学んできました。当社では選定された品質の高いコルクを採用しています。こんな蘊蓄も肴にお愉しみ頂ければ幸いです。

ということです

ボトリング数は4200本 このボトルは1476本目 蒸留年2009年で若い訳ですがそのこだわりの製法 

たとえば

冷却濾過せず 

本来の味を損なうことないよう度数は54.5%

複雑で奥深い香り ウイスキー:水=1:0.5 で味わうとGOODでした

オレンジかかった色? 美しいですが本来の色かどうかは私には解りませんが

今や人気で その世界では高い評価を得ている秩父のベンチャーウイスキー社。 贔屓にしたいと思っております


シャリハイ~こいくちや

2011年02月12日 | Liquors

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シャリハイ 凍らせたキンミヤ(=シャリキン)をハイボールにした極めて危険な飲み物です

先般開催された「第1回・酒場風景写真撮影ワークショップ」 (下井草:こいくちや)ではじめて頂きました

と言ってもノクロではわかりずらいですね で iPhoneで動画に撮ってみました

音楽は 大坂城ジャグバンド“Daihanjyo Jug Band”のポパイ氏のオリジナル曲の演奏、大人の都合で途中で切れていますが 

下の動画は参加者のお1人が 一口 「ん~知覚過敏」という名ゼリフがでる場面であります


ひとりで楽しむ東京酒場「大統領」

2010年05月10日 | Liquors

20100509154907 携帯カメラでも素材が面白いとこの躍動感があります 上野の高架下のお店 テリーさんお勧めのお店に休日の3時ころ1人で行きました20100509174402祭りあり

20100509164132「いかだ」あり もっともここでは「ネギ」と呼ばれていましたが お隣に座ったオネイサンが三代続いた地元の江戸っ子さん 「あたしゃネギが嫌い」 と言ったせいか2回もそのオネイサンに向かって崩れてきましたが

楽しい時間  高架下の「大統領」でした

ひとりで楽しむ東京酒場ひとりで楽しむ東京酒場
価格:¥ 1,200(税込)
発売日:2010-03-25

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そうだ京都、行こう。

2010年02月15日 | Liquors

Sakatani2

Salatani1京都 七条のサカタニさん 2/13 「2010年初しぼり試飲会&澤田ケメコミニライブ」にゲスト出演しました お客様でこられていたデザイナーファミリーの男と子が ライブが始まるとスケッチブックをとりだしさらさらと書いてくれました ありがたいことです

そして新酒 10種類を用意して頂き 豪華なお寿司屋さんのお弁当がついて3500円のイベントです これはお値打ち それぞれの新酒の違いを味わいながら

これは「大山」

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そしてこれは「月の桂」

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「月の桂一年寝かし」

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R0013278解りませんかね でも微妙に色も違います

もちろんLIVEも大盛り上がりでした

多くに人が集う そこに参加させて頂いて感謝です

で ここ京都サカタニさん 2/20(土)もイベントです


■第7回ケメコジャンボリー(戯言写真“展”協賛)
日  時:2010年2月20日(土)開場4:00 開演4:30
会  場:京都七条京阪 「集酉楽 サカタニ」 http://sosake.kir.jp/
参加バンド(出演順)
大坂城ジョグバンド
②くろじん↑
③澤田
④たえカン(カンチと結風亭多恵近)
⑤Fitband
入場料1000円

我が大坂城ジャグバンド“Daihanjyo Jug Band”  澤田さんのメールでの紹介はいつも「大坂城ジョグバンド」となっています ならば ということで次回 2/20のテーマはジョグバンドです

ジョグ ジョギングというように軽く流すような意味合いらしいです ということで今回の“Daihanjyo Jug Band” はメンバー三人のみ でも新曲ばかりを用意するも軽く流し かつ 楽しいステージをお見せする所存であります

戯言写真“展”とあわせて御贔屓に


生命の水

2009年03月07日 | Liquors

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アクアビット(Akvavit:デンマーク・スウェーデン語、Akevitt:ノルウェー語、Aquavit:ドイツ語)は ジャガイモを原料とした蒸留酒です 写真はデンマークの オールボー(Ålborg)です 冷凍庫に入れておき飲む訳であります

上の写真のグラス “S” の文字はシモンズさんのS 海兵隊の退役時の記念品です 今は私が引き継ぎ 時々大切に使わさせて頂いております 冷凍庫に入れておいたアクアビットやジンを飲むには最適です

アクアビットの語源は ラテン語の「Aquavitae」ゲール語の「ウイスキー」 ロシア語の「ウォッカ」などと同じく「生命の水」という意味だそうです

WBCでは 日本が快勝 気分が良い訳でありますが こういう時は 日本の「生命の水」でなければなりません

R0012352 よく冷えた日本酒を シンプルなガラスのコップに 下にはお皿を置いて少しこぼす これで家でもグっと雰囲気が出ます このコップは何故か デンマーク産の「フレンドシップデニーズクリームチーズ」が入っていたもの 小ぶりでちょうど良いサイズです


山崎蒸留所

2008年10月01日 | Liquors

200809281515000サントリー山崎蒸留所に行ってきました 濃密な原酒が静かに眠っていました ウイスキー 焼酎やワインなどと比較しても非常にコストパーフォーマンスが高いと思うのですが 消費は最盛期の1/5ほどではないか とのこと 私は贔屓にしたいと思います さて山崎蒸留所 例によってフィルム式カメラで撮影しましたのでまたいずれ 

この日は曇り雨 以前サントリーのHPでこんな文があったことを思い出す雨の蒸留所でした

「これからは水の外側も見てごらん。」「水の外側?一体何のことなんだ。」

蒸留所から帰ろうとすると、突然雨が降り出して、あたりの竹林がざわめきはじめた。

「その時、はっとしたんです。まるで、大きな命が生の営みを開始したようでした。」

20071118153450 この写真は去年の秋 オマケについていたミニボトル 今回の見学で仕入れた原酒についてはいずれまた

同行したKanpaiさんもブログで書いてはりますが ウイスキーと言えばこのフレーズが頭に浮かびます

If the river was whiskey, And I was a duck. I'd dive to the bottom, And I'd never come up.

以下2002年に私が書いた文章です

今年(2002)のグラミー賞は私にとって嬉しいものでした 私の音楽のフェイバリットであるブルーグラスがクローズアップされたのです  年間最優秀アルバムを受賞した『O Brother, Where Art Thou?』はアメリカ の古い音楽がいっぱい入っています その中でも特にカントリー男性ヴォーカル賞を受賞したラルフ・スタンレーが 1人でアカペラで歌う"O Death"なんかは日本の民謡(商業的ではないワーク ソング的な)と同じパワーを感じます ちかごろの日本の歌(子供が聞いているヒップホップ調)は歌詞の内容が清く 美しすぎるものが多い様に思います 韻を踏んでいる関係もあるのでしょうが 「虫も殺したことの無い人が自然保護を訴えている」様でどうにも落ち着きません

アメリカの古いブルースやトラディショナル(民謡)には汚くて投げやりな 言葉が多用さる時もあり「清々しさ」とは対極の世界があります

If the river was whiskey, And I was a duck.
I'd dive to the bottom, And I'd never come up.

というフレーズは複数の歌に共通して使われています なんともダメ男の現実逃避の歌詞なのですが それは「叫び」でありそこにも のすごいパワーを感じます

私の読書のフェイバリットである
南方熊楠は知人からの「酒を控えた方がいい ですよ」という親切な忠告に対して以下の様な返事の手紙を書いています

小生に酒をつつしめ云々と有之(これあり)。小生は親や兄弟が言うても酒を つつしまず。又、たとえ慎むべしと約束した処が、酒をつつしむ男に無之候 (これなくそうろう)。小生、従来名を挙げ事を成したるは、みな酒の被護に て候。其許は酒を飲まず。故に常に腰弱く・・・・酒がいやなら自分謹んで可 なり。人に勧むるに及ばず。・・・・小生酒を飲んでも其許の損に成らず。 其許は酒を飲まぬが、非常に小生及び当地方の多人数の迷惑を起こし居る也。 ・・・・体や酒の事は其許等の世話にならず。

ここまで言いきることにパワーとある種の感動を覚えるのは私だけでしょうか
  LS HAGAKI Vol.42(2002.3.19)より


Short Trip

2008年08月11日 | Liquors

200808051933000博多におります 先週金は東京 今は博多 合間に大阪の梅田でちょいっと一杯 写真は梅田の沖縄料理のお店です この景気で海外旅行も減り 近場が人気 都心のホテルも賑わっているとか 大阪でも大正あたりの沖縄情緒 天五あたりのコテコテ大阪+アジアン風 博多の居酒屋さんの魚の新鮮さ 博多ではついつい食べ過ぎてしまいます

200808112307001 この写真は 我がBanjo仲間のベラ・フレック(共通点は同じ年齢 同じ楽器のみ ベラは大御所です)のソリッドボディの中にBanjoが入っている変な楽器(写真は“ipod touch”から)

200808052122000 そして梅田の沖縄料理屋さんにもこんな風な三線がステージの壁にかけてありました こんな発見も旅の楽しみ ですよね

200808052112000 結局最後は 皆で踊る 境界なし 先入観なし 共通点はシンプル 人間 以上 ですよね


おし鳥 and だけん

2008年03月14日 | Liquors

R0010731By RICOH GR DIGITAL Ⅱ

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月島の「だけん」のカウンターに座ると目の前に“八千代伝”が

あれ! 先週 大阪の阪急三番街地蔵横丁にある「おし鳥」で 旨いっ と飲んでいた焼酎が またも目の前に 左:おし鳥のつくねと八千代伝by携帯

おし鳥」はお勧めの焼き鳥屋さん 絶品です 一方 月島の「だけん」は初めてでしたが実に楽しく焼酎を頂きました 他のお客さんとも会話がはずむ雰囲気はGoodでした どちらも大推薦です

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R0010734 By RICOH GR DIGITAL Ⅱ


integrity:本からすみ

2007年12月02日 | Liquors

20071121230108 知人の馴染みのお店 “からすみ”が美味しいという  カウンター席につき まずはビール 注文もしないのに「つくりたての“からすみ”です」と出してくれます 若いが旨い!

壁をみると「本からすみ」とあり 「あっ 自家製と書いてませんね」と尋ねると「ああ これねぇ ちょっと前まで自家製を切らしてたんで 書き直してたんですわ また作ったんで また書き直さんといかんのですがね」とのこと

これぞ integrity:誠実さ ですね 話題の高級料亭さんも見習ってほしいものです


Mangoyan

2007年08月13日 | Liquors

20070812194453“Mangoyan” フランス製のマンゴーのリキュールです(黄色いボトルがおしゃれです) 暑い時期に辛いモノは良いものですが その辛いモノの中にちょっと甘みのあるモノを入れるとアクセントがありGoodです

マンゴー入りのサルサ・ソースでトルティーア・チップ キュウリ セロリを前菜に メインは茄子やニンジン、納豆がたっぷり入ったゴーヤチャンプル 甘いマンゴーのリキュールも一口だけならよいのですが 私はもっぱらMangoyanと一緒に涼しそうだから買った“ボンベイ・サファイア・ジン”のロックです まさにジン・クリア 透き通る液体 グラスに浮き出る露 比較的涼しく過ごすことができましたが 翌朝は日の出と共に下の写真の有様です

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20070812065925いつもの様に蝉の声で目覚め 目をあけ窓を見ると網戸に蝉が二匹 夏らしい一日の始まりです ちなみに我が家では今年まだ一度もクーラーを入れておりません


“蒸しますなぁ”の頃のご馳走

2007年07月22日 | Liquors

20070722191707よく冷えた茄子の浅漬け よく冷えた冷酒 これはもう“蒸しますなぁ”の頃のご馳走です

ガラスの酒器は蒸し暑い大阪の夏には必需品です クーラーはつけてませんがこういった器と扇風機で蒸し暑さと共存です そんな訳で本日は家でゆっくり 蕎麦焼酎をガラスの徳利に半分 あと半分に水を入れ(5:5)冷蔵庫に冷やしておきました ロックも良いですがこうしてはじめから割って冷やしておくとまろやかで気に入ってます 夕食前のひと時 気持ちだけ涼しく過ごしました 

夕食はもちろん焼酎に合わせて蕎麦  最近は近所のスーパーでも生蕎麦が手に入ります  後半は「蕎麦焼酎の蕎麦湯割り」でした あ~ ご馳走 ご馳走


フレンチ・ラビット・カベルネ・ソーヴィニョン

2007年05月26日 | Liquors

20070525190549 フレンチ・ラビット カベルネ・ソービニョン(赤)  紙パック 500mlで600円ちょっと  Kiriのチーズと明太フランスパン なかなかGoodな組み合わせでした

20070525201623_1  ここは京セラドーム 試合はオリックス ローズの2ラン 一方阪神はシーツのソロの1点のみ (私が観戦したゲームでは)前回の甲子園に続いて負けてしまいました 相手ピッチャーが退場 満塁のチャンスも 林・浜ちゃんともにあと一本が出ず これでは勝てません  なんと自宅に帰ったのが10時ジャスト 雨の中 せっかくのドームでの観戦 フランスパンとチーズ 球場に持ち込めた紙パックの赤ワイン インドアのドームに似合う脇役はそろったんですが 肝心の主役がおとなしすぎました 今岡ファンが一生懸命今岡の写真を撮っておられました

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丹波ワイン

2006年09月24日 | Liquors

20060924173202_1 丹波ワイン 行ってきました

大坂城慰問楽団のいわゆる“営業”です 丹波まで車で 当然一人は犠牲者で美味しいワインは飲めません 今回は発酵中の少し濁ったワインを飲みながらのステージで我々メンバーは大満足でした

20060924151954 共に演奏した“ケメコ”さんと息の合った演奏も出来ました そんな訳で 来年早々に“ケメコハウスLIVE”をすることになりました

ワイナリーは二度目 前に行ったのはカリフォルニアのナパバレー いや~日本も負けていません  「また行きたい」と思える場所が一箇所増えました

Sb_b 生産本数限定2000本の有機栽培ソーヴィニヨンブラン これは日本人による日本人の為のワイン という味わい すっきり辛口の白は丹波の枝豆やなすびのピクルスとの相性バッチリ バンド経費で赤白二箱(24本)買ってしまいました   曰く「どうせ 買うモノやからな」「必需品やから」  そうです  演奏する為の糧 “心の栄養ドリンク”ですね