by Rollei35
東京都写真美術館に行ってきました 目当ては「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン~西洋と東洋のまなざし」展です
「粋なもんです」の木村伊兵衛
と 「決定的瞬間」のアンリ・カルティエ=ブレッソン ![アンリ・カルティエ=ブレッソン 瞬間の記憶 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/514vX3I-pJL._SL75_.jpg)
ともにライカを使い近代写真を構築した偉人 勉強になりました まぁ 私がとやかく言えるモノではありませんが 写っていないところに想像が膨らむ木村伊兵衛(1ショット約4枚) これしかない という構図をズバリ決めているアンリ・カルティエ=ブレッソン(1ショット約6枚 多い時は約10枚) カッコ内の数字はそれぞれのネガのベタ焼き(コンタクトシート)も展示してあったものを見た 1ショットにつき何枚撮影しているかというざっくりした枚数です
解説書には
「ライカというカメラの発展をひとことで特徴づければ、システムカメラということができる」
「しかし木村とカルティエ=ブレッソンは、若干の交換レンズを使うことはあっても標準レンズとされた焦点距離50mmレンズを愛用した」
「ふたりの写真家はライカを極めて限定的に使った」
などとあります 私も便利なズームはあまり使いません 良いズームレンズを持っていないだけの話かも知れませんが 単なる好みです
天才アラーキーもこう言っています
だから、レンズ替えるっつうんじゃなくって、自分がさがったり、被写体に自分が近づいて行ったりっつうことになるの。写真は自分の肉体で撮るんだから、ね。要するに、動くことなんだね、写真撮るっつうのは。ともかく、動かないとダメ。自分で動かないで、<wbr></wbr>止まったままの位置でレンズ替える、普通は。でも、そうじゃないんだよね。そこんとこだね問題は。
旅行なんかにカメラ一台、ズームがあればいいって、<wbr></wbr>便利なようだけど、これは安易な考えすよ。<wbr></wbr>自分が被写体に対するレンズを決められないってことだからね。
今 写真をどう見せるか を一生懸命考えております 実は来年2月 まぁ そのあたりのことはまた改めて
以下 Rollei35による東京都写真美術館です(私の場合 3~4枚です)


