お世話になります
「記録も記憶もございません」
「んなぁ訳あるか！」
と、ツッコミをいれ方も多いかと思います
しかしながら、ますます力を増す“忘れる力” そことだけは確かです
それを補うのが“記録”です
メモです
ここ何回かのEHAGAKIで返信を頂いたり、直接お話しす折、皆さま同じ様に悩んでおられる様です
すなわち、記憶、記録、メモ、整理整頓
おそらく解決することのない永遠のテーマではないでしょうか
今回はネタ資源保護の為、新たな参考図書など一切使わず、私の頭の中と古いネタ、現在、私が使っているツールの中からをヒントに書いてみます
※したがって“つまらない”可能性が高いですが
記憶
本来は、頭の中だけのコト
もしそれがルールだったら
メモしたり、何回も書いて覚える、これは反則となります、が
そもそも「言葉」と「書く」、ということは連動してますから、そんなコト言い出したら何も始まりません
一般的な試験では、書物の持ち込みは禁止
社会生活においては、うる覚えで間違うよりも、確かめて正確な答えを導く方が良しとされます
最近、若者と会話をして「あれは～、え～っと」というと直ぐスマホで検索して助け船を出してくれます
頭の中、メモ、スマホ、ネット 今やその領域に境界はありません
近過去を振り返ると ↓
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2005.12.21
個人情報云々で煩わしい時代です 私も最近はその手の情報は持ち歩きません モバイルPCの中身もデータ無しです
こんな想像をすることがあります
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数年後 指先にチップが埋め込まれ 電車も買い物も“ピィ”とするだけもちろん 鍵もキャッシュカードもクレジットカードもこれに変わります
街角には電話ボックスを小さくした様な奇妙なデザインのモノがあちこちにあります “PIT”と呼ばれるものです ネットワークに接続する為の端末機です
左耳にもチップが埋め込まれていてコードに繋がった洗濯ハサミのようなモノを左耳に挟むとログイン出来ます そこで様々な手続きが出来るのです もちろんもっと進んだ人は右耳にもチップを埋め込んでいます そう ワイヤレス機能です 目を閉じる
と百科事典が脳裏に浮かんできます 云々・・・・
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なんてことを考えていると「息子よ もう勉強なんかせんでもエエで」
ってなことになってしまいますね ※LS EHAGAKI #122 ≪最良のそして最悪の時代≫2005.12.21
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↑ なんと陳腐な想像でしょうか
現実にはスマートフォンでこのことの大部分が実現しています
電話ボックスの様なモノ？想像がアナログでありました
すでにコードレスが当たり前の時代です
頭の中の領域、そこだけに留めておけばもはや通用しません
そこでメモ
それが前々回のEHAGAKI #352≪世界にまるで不用の物なし≫2018.5.6
でとりあげた「メモは書くけど、そのメモが見当たらない」という現象
私自身は「メモは一か所に」と決めています
分類せずに一冊にメモ、それを蓄積していく
メモを探す基準は“時間”のみ
また昔読んだ本、
「超」整理法（野口悠紀雄著、中央公論新社）のやり方を続けています
つまり、整理しない
一つの案件はファイルなり封筒なりに入れて積んでいく
使ったモノは上に（あるいは左右の端に）
次に使ったらまた上に
そうしていくうちに使わないモノはだんだん下に
下に溜まったモノは別の箱等に隔離
一定期間で見ることもないモノもスペースがある限りはそのまま
スペースが無くなれば処分
そしてデジタルのデータ
これも分類せずエバーノートというアプリに入れてます
もう何年も前から、どんどん入れる
パソコン、スマホも連動しているのでどんどん入れる
不動産物件情報も住所等簡単なタイトルを記載、PDF等の資料もアップ
現地に行ってスマホで写真を撮り、そのままアップ
これで写真付きの不動産物件情報の出来上がりとなります
また看板や本の一節などもスマホで写真撮影
デジタルテキスト（文字）として読み取りできるアプリでデータ化
アプリにコピペ、パソコンで開いて読み込み間違い等を修正
探す時は、検索！ PDFや写真の中の文字も検索候補に出てきます
名刺交換するとスマホのエバーノートを起動し、写真を撮る
するとデジタルデータに自動変換
パソコンでそれを開きコピペしてメールリストに
そしてこのメールを出している次第です
※バージョンによって出来ない機能もあるようです
ということでした
縮小する記憶を補う為に、自分の頭の領域を少しでも広げ、柔らかくしたいものです
ではまた
