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さて、電柱が倒れて写る原因ですが、これはデジカメの記録方式によるものです。
光学式カメラの場合、シャッターが開くと「フィルム」という「画面」に向けて画像を含んだ「光が」一気に飛び込んで「フィルム」を感光します。=「光速」ですね。
デジカメの場合はシャッターはいわゆる「スイッチ」でしかありません。フィルムも「CCD」とか「cmos」とかいう「光感知センサー」が画面状にセットされており、これに代わります。
このセンサーの数が「何メガピクセル」の「ピクセル」に当たります。このセンサーには「光の3原色」を分離する「プリズム」がそれぞれ付けられており、RGBに分けられて飛び込んできた光をセンサーにぶつけます。で、ぶつかった光が「有るor無い」=「0or1」というデジタル信号に変換され、メモリーに転送されます。
さて、ここからがやっと「倒れる理由」になりますが、デジカメは銀塩カメラと違って、一気に画像信号を焼き付けるなんてことは出来ず、何百万というセンサー1個1個の信号を順に記録していかざるを得ません。で、画面の端から順に横向きに変換・記憶を処理していくタイムラグが必要になります。このタイムラグが、柱が倒れる理由です。
この方式はテレビの「走査線」と同じです。要は画面を横向きに数百~数千の帯にして、順に送っているワケですね。これを処理して下の段に取りかかっている間に、新幹線は数cm進んでいる。上から下まで処理が終わっている頃には、新幹線は何十cmか進んでいる。これがズレになって記録されることになります。
ということで、ご理解頂けましたでしょうか?
次回はフィルム式カメラで同じことをやってみます
ついでに「90度倒して」というのもお願いします。