(株)カプロラクタム-blog

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加害者の名前

2005年06月03日 | 時事
個人情報“過”保護!? 加害者名教えられぬ 両親たまらず被害届
これって、告訴すれば相手の名前を被害者が知る事はできるのでしょうか。仮にも未成年ですが。
それでなくても高校生。過保護なのは保護者のような気がします。相手の名前ぐらい自分の子どもに聞け!
どうしても学校のミカタをしてしまいますが・・・

けんかの場合、両方に名前を伝えることもありますが、どちらかがけがをした場合、相手の名前を言わないことは珍しいことではありません。
これは、個人情報保護法は別に関係ないと思います。自分も、やはり相手の名前は言わずにけがの報告をすることも何度かありました。まあ、自分の子からや保護者間のネットワークで相手を知っている場合もありますけど、わざわざこちらから名前を出すことはおそらくしませんね。

学校は警察でもなければ裁判所でもありません。社会に出るための教育を積む所です。
この中では、やはり多少の失敗に目くじらをたてるのではなく、「これから起こらないようにするにはどうすれば良いか」という対処方を考えていくことが重視されます。
社会に出れば犯罪行為でも、よほど大けがでない限り「双方良い勉強になった」という感じで済んでいきますね。今回のケースという意味ではなく、一般的に。
極端な話、人を叩けば傷害罪ですが、逐一告訴していれば義務教育が終了する時点でほぼ全員が前科アリになってしまいますよ。
確かに、けがをさせてしまったことは悪いことですし、相手先から自発的な謝りの電話があることは至極当然のことで、こちらの監督不行き届きな部分はしっかり謝るべきだと考えますが、今回の場合、悪いのは加害者の態度であって、法律上正しいとされる行為を行った学校の体制が、なぜココまで言われなければいけないのかと思ってしまいます。


今回のケースは、被害者の親さんも相当熱くなって起こした行動だと思いますが、せめて自分が親になった時、こういった子ども同士のトラブルには温厚にしていきたいと思います。
コメント (2)
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