(株)カプロラクタム-blog

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世論調査

2006年10月11日 | 時事
靖国参拝すべきでない56% 緊急電話世論調査
先日、自分のところにも電話がありました。

「20代の意見が不足しているから」と冒頭に言われたため、放送大学のビデオ視聴中であったにも関わらず応じることにしました。ちなみにこういうことに応えるのはコレが初めて。あえて皮肉をこめた言い方をするならば、マスコミは嫌いですがそういう否定意見も発言していかなければ始まらないかなと思ったからです。
しかし、いくら待っても流石に「マスコミは信用できますか」という質問は来ませんでしたね。聞かれたのは阿部政権についてで、唯一関わるかなと思った問いが「阿部総理が靖国参拝について議論するつもりはないと言ったことについて」のみでした。「総理大臣に群がるマスコミをどう思いますか」と聞かれたら「全く評価できない」と即答したのになぁ。
この記事にあるような「靖国参拝を支持しますか」という質問はなかったので、自分の所に来たのは別の機関のようですけど、結局「世論」とはそこのマスコミの聞きたい事のみを取り上げて聞いているに過ぎず、かなり偏りのある調査であると言うことはしっかり理解しておかなければならないと思います。回答も選択制であり「なぜそう思うか」の切り返しもなく、それこそテレビで偉そうな人が偉そうに語っていた事を鵜呑みにして回答している可能性だってあるわけです。自分も興味のなかった内容についての質問は適当に答えてしまいましたし、考える時間もほとんどない状態でフィーリングで回答していくには、テーマが重く、複雑過ぎるような気がしました。

数学的に言っても、統計を取る際に偏りや調整があっては結果に全く意味をなしません。電話調査と言う時点である一定の層の意見は完全に黙殺されますし、ましてや20代と特定して聞いているようでは問題外です。ランダム性に問題があるのならサンプル数を増やしたり、情報集媒体を考えるべきです。第一、花の20代が家の電話の前でウダウダしているはずが・・・

墓穴掘ったか?