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産業革命遺産正式登録

2015年07月05日 | 時事
<世界遺産>「明治日本の産業革命遺産」登録決定 ユネスコ
最後の最後まで韓国の偏屈さが際立ったドタバタ劇でしたね。

普通は「勧告」の時点で登録が内定し、昨日の委員会は出来レースと言うか、全会一致で承認する「儀式」のようなものだったはずでした。しかし韓国が最後まで「強制労働」という言葉にこだわったために昨日は意見がまとまらず、1日延ばしてつい先刻まで調整しようやく今日承認となった模様です。自分も昨日のブログはこの記事で行こうと考えていたので、延期となったことで必死にネタを探しあの有様でした(笑)ある意味、自分も被害を受けたと言えるでしょうか・・・千年恨む?
以前指摘した通り「強制労働」の表現は明確な誤りですし、一応日本側も譲歩して「徴用があった」ということは説明書きに加えることになっていましたが、それ自体も本来は敢えて書き記す必要もないくらい瑣末なことです。第一、世界中にある千年2千年前に作られたような広大な規模の世界遺産物件で、奴隷等の強制労働なく作られたと誇れるものなんて果たしていくつあるのでしょうか。今回日本を騙して登録させた百済遺跡には、当時の為政者が労働者に対しちゃんと賃金や労働時間、福利厚生(笑)などを完璧に配慮していたという記録が残っているというのなら別ですが、明らかに奴隷に強制労働させて作らせたものでしょう。世界遺産は、その遺跡が現在に至りさらに後世に残していく歴史的価値が大事なのであり、その遺産を作った人やそこで働いた人の雇用形態やイザコザ等は、記録するかしないかで言えばまあ事実は事実なので必要だと思いますけど、その瑣末なことを遺産価値全体に適用し問題にするのはどう考えても非常に視野が狭く「イチャモンレベル」に過ぎないと思います。まあ今回の産業革命遺産が作られた時期はたった100年ほど前であり、現役稼動施設も含まれるくらい比較的新しい物件だったので、たまたま記録が残っているだけの話ではないでしょうか。

まあ、終わってみれば韓国が自国の深刻なMARS事情も放って最後の最後まで訳の分からないイチャモンをわめきちらし、世界の主要国を振り回しうんざりさせた事実だけが台風の跡の様に刻まれた結果となりました。まあもしこれで登録されなかったとしたら、流石に温厚な日本人でも韓国に良い印象をもたない人がさらに急増したことでしょう。九州は韓国から近いので全国的に見ても韓国人観光客の多い土地です。前述の通り「勧告」は内定なので、ここ1ヶ月間は正式登録を見越してパンフや横断幕、土産物等の準備などはもちろん、新しいツアー企画やホテル等の改装なども既に始まっているわけです。目論見が外れて色んなセレモニーや予約発注も全て中止になるわけですし、そんな状態で地元住民が韓国人旅行者を諸手で歓迎する心境になれるとはとても思えません。日本から韓国に訪れる人はもっと少なくなり、外務省の外交青書も「価値観の相容れない最も不要な隣国」という表記に変わっていたかも知れません。お互いの国の経済状況や現政府の外交力を比べても、「最悪」を回避できたのは日本でなくむしろ韓国の方ですな。

最後まで日本側の添削ご指導を受け調整したらしい韓国の遠吠え祝辞に期待です。