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井山6冠離婚

2016年01月26日 | 時事
囲碁の井山六冠と将棋の室田女流二段が離婚
この大事な時期にこの報道・・・大丈夫か!?

囲碁好きじゃないと何が大事か分からないと思うので少し説明すると、囲碁には将棋と同じく大きなタイトルが7つあって、現在井山は棋聖・名人・本因坊・王座・天元・碁聖の6冠を取っています。残るは十段というタイトルのみですが、2014年に最大のチャンスを失って以来、一時4冠にまで後退していたものの、昨年は破竹の公式戦24連勝で再び6冠にまで戻してきていました。で、今年に入りつい先週にこの十段位の挑戦者決定戦決勝で勝ったので、後は現在行っている棋聖戦の防衛を果たし、3月から始まる十段戦で奪取すれば、史上初の七冠棋士が誕生するわけです。既に棋聖戦は先勝しているのであと6戦3勝、十段は5番勝負ですから5戦3勝、つまり早ければ後3ヶ月中にたった6連勝で前人未到の領域に踏み込める大事な時期、ということです。

棋士同士だとお互い負けて帰った時のメンタル管理が大変そうですけど、まあ棋戦やイベントなどで全国を飛び回る職業なので、中々一緒にいられることも少なかったのかもしれません。一応、報道によると離婚したのは昨年末とありますから、実は十段戦の決勝は離婚後に決めたことになりますね。つまり今の所この影響はなさそうですけど、報道されたことでマスコミがズカズカと押し寄せ、そのせいでリズムを崩されてしまうことは往々にしてあり得ます。大事な時期だからこそそっとしておいて欲しいと思うのですが、せめてあと3ヶ月待てなかったのでしょうか・・・

ちなみに自分自身の囲碁熱も今年は少々冷めてきていますが(笑)一応9級戦も無事14勝1敗で2昇級を決め、現在は7級で打っています。ただ、3ヶ月ごとに戦績と棋譜がごっそりと消えてしまうのが分かってがっかりしたのと、何か負けてたっぽいのに相手が途中で投げたのが2回あったので、正直消化不良というか、分不相応な気がしてなりません。18級で始めた当初の目標だったAI囲碁先生の8級は超えたので満足したというのも、イマイチ燃え切らない原因です(笑)一応親善対局で打ってもらった時は初段の人に3子で負け4子でやっと勝てるくらいだったので、4~5級くらいまでは行ける気もしますが、7級の他の人の碁をいくつか見ても明らかに自分より劣っているとは見えなかったので、多分実力的にはこの辺りなのでしょう。何か海外版のアカウントは棋譜が消えないらしいので、そっちをインストールしてやっていこうか思案中です。ただ戦績リセットは良い面もあるのだよなあ・・・誰だって50勝10敗みたいな人とは戦いたくないでしょうから、思うように相手が見つからなかったり必然的に強い人と当たりやすくなったりしてしまうのですよね。戦績が消えると心機一転始められますし棋力変更も可能になるわけですが、もし海外版で新しくアカウントを作る場合、逆に高めの初段くらいで登録し直して、適正級に下がる所まで遭えて負けを増やすというのもアリかもしれません。でも負けたくないなあ(笑)