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こち亀グランドフィナーレ

2016年09月17日 | 時事
「こち亀」最終話 ジャンプと単行本で違うオチ
予告通り、今週号でこち亀が最終回となった模様です。

280円といつもより高めですが、まあ中身を見れば納得といった感じでした。表紙はそれぞれの年代ごとの両さん・・・と思いきや、どうやら各先生方が全員両さんを描いたようで、次のページに大量の両さんがいました。さらに次のページにもどっさり両さん、裏にはどっさり部長(笑)巻頭カラー+オールカラーで第1話が載っており、また全作品に両さんもしくは眉毛が登場するという気合の入れようです。目次コメントも全員こち亀に向けたものになっており、何と編集長までメッセージを・・・最後の最後まで両さんづくしで〆る記念号でした。

忘れてはいけないのは、あのドラゴンボールでさえもなし得なかった、「表紙メイン&巻頭オールカラーで最終回」をさらっと成し遂げていることですね。どういうことかというと、ジャンプではこれまでどんな人気漫画でも、終わる時に表紙のメインを飾ったことはスラムダンクだけしかなかったのです。また終わり方にも格があり、人気作品はセンターカラー、超人気作品は巻頭カラーで終えることができますが、実はそれも過去に片手で数えるくらいしか例がありません。しかも一挙2話掲載で巻頭+オールカラーというラストは過去にナルトしかない最大級の待遇です。この2つを掛け合わせる快挙は、おそらくこの先、ワンピースですらできるかどうかでしょう。そりゃジャンプが創刊48年でこち亀が40年ですから、その貢献度は他に並べるものがありません。集英社が破格の待遇をもって両さんに花道を用意したことが分かるわけですね。

それにしても、表紙を飾った秋本両さん以外の3人は現在のジャンプの3大精鋭作家のはずですが、ワンピは良いとしてヒロアカ、ハイキューが御三家になっているのはやはりパワー不足感が否めないなあ・・・冗談抜きで、2016年のジャンプは一つの節目になりそうな勢いです。