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万里のコンクリ長城

2016年09月29日 | 時事
コンクリで修復の万里の長城、責任者「たしかに見た目はよくない」
修復・・・とは言えないですよねこれ。

遼寧省というのは北京より東にある都市ですから、自分が5年前に行った八達嶺とは別物のようです。かつてギリシャのパルテノン神殿でも、修復の際に使われた大理石と元の柱の色が余りにも違ったたため、ツギハギのかっこ悪い神殿になってしまい修復やり直しになったということがありました。日本でも現在各地で様々な文化財の修復が行われていますが、やはり大事にされているのは当時の技法や伝統を大事にすることでしょう。それには相当の時間とお金を必要とするわけですけど、未来への投資として将来何倍ものリターンが見込めるわけですな。もちろん費用対効果をしっかり試算する必要はあると思いますが、魅力をなくしてしまうような修復ではしないほうがマシでしょう。

まあ、スペインの教会のサル顔キリスト画のようなガッカリスポット路線を目指すのはアリかもしれませんな。