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のぞみ人身事故

2018年06月15日 | 時事
「指令に伝える上で、課題あった」=のぞみ人身事故でJR西
これってわざわざ新幹線の構内に入って自殺した人が悪いのでは?

まあのぞみはつい最近部品破損インシデントがありましたから、異常があればすぐに点検すると言うお達しが内部に出回っていたようです。ただ、最近の新幹線は頭がカモノハシのように長くなっているので、運転席から破損の状況を見るのは困難だったのでしょう。新幹線は在来線よりも高いフェンスで囲われほとんど高架状態なので、そもそも人が侵入するという事態がまずありえないわけです。衝突音や衝撃だけなら鳥やシカなどとまず区別がつきません。自分も四国へ向かう電車に乗っていてバードストライクを目撃したことがありますが、ハトくらいの大きさでもものすごい音と衝撃でした。それが日常茶飯事になっている運転手にとって、何かにぶつかった程度で一々停まっていては最早高速鉄道じゃなくなってしまいますね。なので運転手の判断は最善ではないにしろ仕方がなかったのではと思います。問題は、破損してから通過したらしい小倉駅にいた関係者の人ですね。

事故があったのは小倉駅の前のトンネルのようで、結局通報したのは小倉駅を出た後、すれ違った新幹線の運転手が第一報だった模様です。新幹線同士がすれ違うのなんてそれこそ一瞬の出来事でしょうから、それでも分かるほどはっきり破損していたということです。一方、小倉駅では通過しただけのようですけど、当然減速するでしょうし、駅員がこれからやってくる新幹線のほうを見れば、普通に破損部分が見えたはずです。何故そこで止めなかったのか。このまま走り続ければ壊れた部分から部品が飛び散って二次災害の恐れもあったようなので、止めるとすればココだったのではないでしょうか。まあ結果的にはその後すぐに止められたので、重大インシデントとまでは行かないのかもしれません。

再び名古屋に到着してから問題が発覚していたら何人か首が飛んだだろうなあ・・・