(株)カプロラクタム-blog

果たしてココは何処なのだろうか・・・
否!ココは(株)カプロラクタム代表取締役兼社員αのweblogである!

朝日を見限った日-安保可決

2015年07月16日 | 時事
安保法案、衆院通過=今国会成立に道筋―与党が採決強行
昨日委員会で可決され、本日無事?衆議院を通過した模様です。

流石に国会の場でははしゃげなかったのか(笑)野党欠席の中での採決となりました。そんなわけで今日は静かなものだったようですが、昨日は内も外も大変ひどい状態だったようで、外では数千人規模のデモ行進があり、採決の場では野党議員が同じようなプラカードを持って講義した写真が今朝の朝刊に載っていました。しかも全員カメラ目線で・・・辻本議員などは涙目で「やめてぇ!」とドラマのヒロインのようなセリフを吐いたとか。勘違いも甚だしいですな。そんな民主党議員達も、採決の時には全員総立ちでプラカードを掲げていましたから、「起立多数で全会一致」したことになったわけです。座って掲げることもできたのにそれをしなかったということは、心の中では安保法案の重要性を認めているのでしょう。採決が終わった後はプラカードを置きっ放しで、そそくさと昼食を食べに行ってしまわれた模様です。・・・お笑い劇場だったのでしょうか?

今日は朝日新聞も久しぶりに全紙面構成で批判の嵐でした。一面二面に政治面もぶち抜き、政治部長のコラムに社説、天声人語はもちろん、「声欄」も5人分全て政府批判をチョイス。さらに三面にもぶち抜いて8人の声を紹介して全批判。さらにどこかの大学の専門科2人にもステレオで全批判させていました。しかも、読んでみてもほとんど同じ事しか書いていません。特定秘密の時に池上コラムで煽られ(笑)集団的自衛権の時も凄かったですが、今日のようにここまで偏った紙面を見たのは初めてです。新聞の中には10割プロパガンダに利用する所もありますが、5大紙とも言われる全国規模の新聞には、器の広さを見せて反対ばかりでなくできればハーフハーフ、せめて7:3ぐらいで擁護意見というか、社論に相反する立場の意見も紹介してもらいたいものです。読者は、それぞれ主義思想に好みはあるものの、当然一通りは様々な角度からの意見を見比べ判断したいと願っているわけです。でも、もしその判断材料が一色しかなければ、それはもう洗脳と変わりません。今日の朝日新聞からは、「安全保障関連法案がなぜ必要で、通るとどんな良いことがあるのか」が全く分からない、新聞としては大失敗の内容だったと思います。しかも前日には採決の予防策なのか「多数決は民主的じゃない」などと訳の分からないことを言っていました。民主党が政権を取った時を思い出してみると、「民意の勝利」なんて書いていたのを読者は忘れたわけではありません。結局は「朝日好みの意見になっていない」という身勝手でしかないでしょう。
少数弱者の意見を無視せず、時に掬い上げることは大切です。しかし憲法12条にもある通り、世の中には時として個人の自由よりも公共の福祉が優先されることもあり、皆が豊かで幸せに暮らすためにはやはりある程度の我慢は必要なものです。様々な意見がある共同体の中で全員の意思を統一するには、十分な議論を交えることはもちろん重要ですが、時には双方妥協できず平行線になることもあり、有限の時間の中で物事を決めるためにはやはり最終的に多数決という方法を取らざるを得ないと思います。少数派は自分たちの意見で多数を説得できなかったのですから、多数派に比べ意見の中に何らかの欠陥があったのでしょう。次の機会に向けて改善努力しこそあれ、決まったことに負けた方が後でああだこうだ言うのは筋違いであり、潔くありません。ましてや暴言・暴力に頼るなど以ての外です。
また、過去にあった王政のように偉い人や強い人が勝手に決めた内容に従うのではなく、選挙で代表者を選び、決められた期間はその人に従うという民主主義は、人類が歴史から勝ち取った至高の財産ではないでしょうか。自国の首相をヒトラー呼ばわりし、多数決すら認めない朝日新聞の言い分は明らかな暴論であり、民主主義の否定です。安倍首相は王様でも独裁者でもなく、ちゃんと選挙で選ばれ任期のみ仕事をしている公僕に過ぎません。そもそもトップの意向が本当に民意にそぐわなくなったのなら、野党や周りは「解散すべし」と言い出すべきなのに、自分の知る限り誰も言い出していません。多分選挙をすると負けると分かっているのでしょう。つまり騒いでいるのは一部の少数派だけで、今回の可決もちゃんと「民意の勝利」だと言えるわけです。民意と反対の主張をすることがモットーの朝日では、こういう分析を今まで一度も見たことがありません。

実はもうそろそろ朝日を見限ろうと、ここの所日経も無料お試しで読んでいます。日経は流石に経済記事がメインなので、安保に関しては一応一面とコラムでも扱っていましたけど、朝日のような大規模攻勢でなく紙面の8分の1程度の小さな扱いで、内容も非常に中立的でした。もちろん紙面を開くと法案の曖昧さや隊員リスク等、議論不足であることも解説し、単独採決に疑問を呈したり抗議デモが各地であったりしたことなど、批判的な内容も多く載っていましたが、新聞社の意を反映させるような読者ページとかはなく、中の方に載っていた専門家2人の意見も「民主主義だからやむを得ない」「議論が尽くされなかったのは残念」という、相反する内容がちゃんと紹介されていました。まさに上記で力説していた通りの内容がそこにあり、我が意を得たりと言うか、自分が読みたかったのはこういう新聞だったと感激してしまいました。つーか、わざわざ紙面を割いて2人載せるのに同じ批判意見を載せても意味がないですな(笑)
さらに「日経凄ぇ!」と思ったのが、「ニュース解剖」という特設ページに、中国が南シナ海の岩礁を要塞化していることを丸々1面使って特集していたことです。まさにこの安保採決の絶妙なタイミングで、読者に「中国の脅威が現実に迫っていること」を伝えているのです。日経の読者は、「あー安保法案通ったのか」と読み始め、「時間も足りないし色々批判があったのだなあ、でも中国リスクを鑑みれば時に厳しい判断も必要だし、う~ん?」と考えることでしょう。その結果、反対派になるか賛成派になるかは個人の自由ですが、これこそが新聞のあるべき正しい情報提供の姿なのではないでしょうか。少なくとも朝日を読んでいては、こういう議論のある問題に対し双方の主張を知ることは永遠にできないでしょう。

去年の夏に始まった一連の東電+慰安婦捏造事件の顛末は朝日新聞内部の闇が見えて中々面白かったですが、どうやら12月のあの程度の記事が最終報告だったようですし、自分も10年近く騙されて読んできたのに結局購読者に対して一銭の賠償もなさそうです。慰安婦については最近また「慰安所は軍の施設だったから強制だ」などという新しい捏造をし始めたようなので、あの体質は今後も絶対変わらないでしょう。ちなみに慰安所が軍の施設だったとしてもいわゆる「慰安婦問題(強制連行・性奴隷)」には全く関係なく、戦時中は世界中の国に(もちろん韓国にも)慰安所があったわけです。大体オオアカ屋(FF10)でもあるまいし、弾丸の飛び交う遠征地に民間人が商売にくっついていくとでも思っているのでしょうか?論点外しもいい所で、それこそ議論が全く尽くされていません。この辺でもうお別れが近いと感じていましたが、今日の内容で完全にはっきりと見限りました。解約はもう決定事項なのですが、何かASAの人が2回も理由を聞きにきたらしいです。字の大きさや太さなどは朝日の方が読みやすいですし、広告も多い。土曜日につく別紙の数独にはかなりお世話になりました。こういう内容以外の戦術で読んでもらう工夫を怠らない姿勢は流石だと思います。

と、最後に少し褒めて(笑)次は日経に決定かな?・・・

仏像返還と仏罰

2015年07月15日 | 時事
対馬の盗難仏像、韓国が1体返還へ 日韓関係改善狙いか
やっとか・・・って一体だけかよ!

何か人質を少しずつ解放して要求するテロリストの常套手段のようですな。それにしても、韓国が2012年にこの仏像を盗んで以来、セウォル号事件列車事故慰安婦捏造発覚換気口落下事件アジア大会失敗五輪準備遅延MERSに加え、観光客減少に異常渇水、政情不安、経済危機と、ありとあらゆる仏罰を受けているように見えますね。早くもう一体も返さないともっと大変なことになるのでは?

学力調査と学力検査

2015年07月14日 | 時事
「国のペットじゃない!」 松井知事が文科相に反発 府教委の学テ活用
何か訳の分からないこと言ってますね。この知事、学力テストが何か知らないのでは?

正確には「全国学力・学習状況調査」であり、あれは言わばアンケートのようなものです。入試やセンター試験などは、希望する学校に入るための学力が身についているかを見る「検査」であり、当然生徒はそれに向けてしっかりと準備をして臨みます。しかしこの「調査」はそうではなく、今現在どのくらいの学力があるか実態を見るものであり、本来は事前に特訓などをするべきではないテストなのです。皆がそういうつもりで受けていないものを、大阪だけ成績に利用すると言い出すのはフェアではないですし、もし通れば事は大阪だけに留まらなくなり、最早調査とはいえなくなってしまうでしょう。それこそ文科省が一番危惧している「競争加熱時代」に逆戻りです。知事は調査と検査の違いも分からずに話しているので、記事を読んでも彼の言い分がよく分からないばかりか、ひどく滑稽に見えてしまいますね。おそらく文科省まで行って一蹴されたため顔を真っ赤にしているのでしょう。どうしてもやりたいのなら大阪が予算を組んで独自に学力検査をすればいいのに・・・岐阜は(調査ですが)ちゃんと独自にやってましたよ。

ところで、これもココで繰り返し指摘していますが、学力テスト自体もう何年繰り返しても成果が乏しく、結果の報道も年々縮小してきています。もはや学力調査としての役目は十分終えたと思うのですが、どうして毎年やることになっているのでしょう?これ以上やると、とある上位県や突然成績が上がった県のように学力テストの数日前から過去問をガンガンやり始めたり、対策を練る学校が増えてしまい、調査の趣旨がどんどんずれていってしまいます。そもそもそうなった原因は明らかに第一回から都道府県大会のような報道を続けているマスコミですが、彼らはこうやって競争を煽って過熱させ、各地で問題を起こしてくれるのを待ちそれを報道すれば良いわけで、完全なマッチポンプ体勢。文科省自体、このテストの活用に手をこまねいているくらいですから、この先も学力テストの成果やプラス面は一切報道されず、毎年問題点ばかりがトピックになっていくことでしょう。既に2年前の静岡の成績上位校長名さらし事件や今回の大阪のような訳の分からない輩が出てきた以上、最早マスコミの思う壺。実はもう末期なのではないでしょうか。

去年は問題を作ってデータ管理しているベネッセも信用を失ったばかりだし、こうも毎年問題になるのなら、明らかにもう止め時だと思うのですが。

元ハリケーン台風

2015年07月13日 | 時事
ハリケーン?台風? 異色の台風12号候補
ハリケーンと台風の境は日付変更線だったとは知りませんでした。

簡単に言えば日付変更線より東で生まれればハリケーン、西が台風ということですね。アメリカにものすごい被害を及ぼすことがあるので何となく規模の違いか何かだと勘違いしていました。その後の進路によってたまに交錯するらしく、そういうのを越境台風と呼ぶそうです。ハリケーンや台風にはそれぞれ名前がつけられますから、例えば今回のように東で生まれて西に攻めてくると、今回のようにハリケーンの名前のついた台風12号になるわけですね。

今調べたらやはりハリケーンは台風の倍近い風速で認定されるようです。つまりエリート台風ですな。上陸する頃にはどうなっているのやら・・・

猛暑下痢熱中症地獄

2015年07月12日 | 時事
北海道でも35℃超え!各地で厳しい暑さに
本当に今日は暑かった・・・

しかも昨日とうもろこしを食べ過ぎたせいか一日ピーピーで、昼と夜は絶食。安静にしていればよかったのですが成績地獄は待ってくれません。悪寒と頭痛もあり気分は最悪。もしかしたらこれが噂の室内熱中症なのか?まあ脱水症状を起こさないよう細めにスポーツドリンクを飲んでたけど、深夜になっても一向に腹の調子が改善される気配がありません。もしやウイルスの栄養源になっているのか?殺菌という観点を取り入れると塩飴と緑茶とかの方がいいのかなあ・・・

こりゃ初クーラーの出番かも。

職業に貴賎なし

2015年07月11日 | 時事
「介護は重労働で低賃金」教科書記述に業界反発
教員もある意味重労働で(時間の割に)低賃金ですが・・・というか、仕事って大抵そうじゃね?

ちょっと前に某アイドルが音声や照明の仕事をディスる発言をして話題になっていましたが、おそらく天然キャラの演出だったとしても、17にもなって音声や照明の仕事をする人が誰もいなければ自分がテレビに出るという夢も叶わなかったということまで本気で想像できないというのでは余りにも可哀想ですね。仕事とは楽して大金を稼ぐことばかりが全てではなく、人が社会の中で生きるための「助け合い」の一部であり、仮に自分には向かない、できればやりたくないと思うような仕事でも、誰かがやってくれなければ社会は成り立ちません。人一人が担える役割には限界があり、朝食べるご飯だって農家や農協、運送業、卸売業、スーパー、さらに炊飯器や茶碗、箸等を作るメーカーや、水道、ガス、電気等、さまざまな人の「仕事」の結果食卓に上っているわけです。無人島かどこかで完全自給自足で生活しているのでない限り、必ず誰かの仕事にお世話にならずには生きていけないのが社会というものなのです。興味や能力に応じて、または「自分がやらねば誰がやる?」という使命感をもって勤労・納税の義務を果たしているわけですな。仕事に対する思いは人それぞれですが、少なくとも全ての働く人に対しては感謝と尊敬の念を抱くべきでしょう。

問題の記述はここだけではよく分かりませんが、おそらく労働環境等の問題として例示されていたのでしょう。介護職は確かにテレビでもよく特集されるので大変だろうだと思いますが、間違いなくこれからもっと必要になってくる業種ですし、確かに人手不足や賃金問題を考える身近な題材としては分かりやすい例だと思います。中には好待遇の所もあるでしょうし、逆に利用者の負担のことを慮ってわざと安く働いているところもあるでしょう。そういう社会の現状と今後の課題を中高で話し合うことには大きな意義があると思います。しかしこの表現によって「介護職は大変なのか、なるの止めよう」と思われるのも困る。難しい所ですな。

キャリア教育を一層進めていく必要がありそうかな。

トヨタAA株購入!

2015年07月10日 | 自伝
【第三弾! 新トヨタ株を買う方法とは?】元本保証で配当最高2.5%と値上がり益も狙える新トヨタ株の買い方を4つのステップで詳細に紹介!
というわけで、無事100株購入できました。

以前にも追記した通り、新聞で情報を知ってからとりあえずダメ元で500株申し込んでいました。ちなみにこの取引は野村證券でしかできません。株には縁のなかった自分ですが、何故か学生の頃に口座だけは作ってお年玉貯金にしていたのです。その後休眠口座状態だったものを今回初めて動かしたというわけで、それがたまたま野村だったのはある意味非常にラッキーでした。
流石に申し込みが5倍近く殺到したため、噂では上客優先で新参者には回ってこないかもと言われていましたが、仲良く最低単位のみということになった模様です。まあコレが初心者のみ100株なのかどうかは判断できませんけど、一応納得と言う感じですね。価格は105万9800円。これで5年後には税引きでおよそ6万円の利息がつく計算になります。この株の特徴は、5年縛りの後に、年に数回この価格で売るか通常株に変えて売るかの選択ができる所にあります。つまり、5年後にもし株価が低ければ元の価格で売って損はありませんし、もし上がっていたらその価格で売ることもできると言うことです。もちろんずっともち続けても良く、その場合は年2.5%、丸っと年2万円ずつ儲かる仕様です。
ここまで読んで「丸儲けじゃないか」と思った方、ある意味正解ですが、世の中そうは上手くいかないものです。実はおよそ106万と言うこの価格は現在のトヨタ株の1.3倍近い値であり、変動もしなければ途中売買も出来ません。普通の株式市場なら「100株買って1円上(下)がったら100円の儲け(損)」というように日々一喜一憂しますが、この株は現状8千円台のトヨタ株が2600円程度高くなるまで待たない限り「通常株に切り替えて丸儲け」という現象は起きないのです。更に言うと、数年後に順調に上がってある日1万600円になったとしても、その途端新株保持者が一斉に売りに走るので、その結果株価が下がり、中々丸儲けでは売り抜けないジレンマが続くことも容易に予想できます。なので、やはり株と言うよりは元本保証の5年平均利率1.5%(5年後2.5%)の長期定期預金だと思って持ち続ける感じで、それ以上の利益は余り期待しない方が良いでしょう。株というのは個人としても企業としてもずっと持ち続けることに意義があるので、極端な話、年2.5%で50年も持ち続ければ配当だけ減価償却できてしまうわけです。金貸しが必ず儲かる原理と同じですな。もちろん銀行と違って潰れそうになっても公的資金投入とかは厳しいでしょうし、どうしようもなくなったら途中で条件が変わったり、紙切れになったりするリスクは0ではありません。まあ100万ぐらいなら邪魔にもすぐ必要にもならないですし、この程度のリスクにかける金額としては丁度いいかな?・・・と言いつつ、次回の販売を心待ちにしている自分もいますが(笑)

今回、自分と同じように初めて株を始めたと言う人はかなり多いでしょう。しかしこれで株に目覚めるかと言うと、やはりその性質上難しいかもしれませんね。日本人は余剰資金を投資ではなく貯蓄に回す傾向が海外よりも強いらしいですが、貴穀賤金と言うか「儲けは卑しいこと」という儒教的発想や、大震災や戦火などで一時的な財産がチャラになってしまうという歴史風土的な環境の中で、より安心を求めてリスクを追わず蓄財に走る国民性があるのだと思います。現にアメリカと日本の株式市場を比べてみると、一見ほとんど同じような気もしますが単位が円とドルなので、規模の桁が2つも違うのです。人口が約2倍違いますからそれを加味しても、日本人よりもアメリカ人の方が50倍投資に金を回しているということになりますね。まあそうは言っても今回「このトヨタAA株のために生まれて初めて野村證券に口座を作った」と言う人も、一応は投資のスタート地点に立ったわけです。市場のドアは常にオープンですから、是非この新株が起爆剤になれば良いのですが・・・え?自分?取引時間のうちいつ株価見て電話する時間があるの?

・・・だから上客さんは年金生活者が多いのかなあ。

ヒッチハイク強盗

2015年07月09日 | 時事
【緊縛】ヒッチハイク装った強盗 無職男(29)逮捕
人の善意につけこむ手口は許せませんな。

屋久島の白谷雲水峡に行った帰りに、明日の宿と縄文杉の情報を得ようと観光案内所へ行ったら、でかい荷物をもった外国人の若い女性が宿の予約を取るために色々と質問していました。自分は横から宿一覧のプリントをもらい予約したのですが、その人はどうも日本語が全く話せないらしく、案内所の人に色々とかけてもらっても全部断られているようでした。しばらく成り行きを見ていると、キャンプ場があるとのことでそこで野宿をすることになったようでした。

その後しばらくウロウロし、バス停で宿まで行くバスを待っていると、その女性もやってきました。あやふやな英語で(笑)挨拶し、キャンプ場までのバスが知りたいものだと思って色々と話しかけてみましたが、「ノー、ヒッチハイク」と言って突然車を呼び停め、颯爽と飛び乗って行ってしまいました。自分はバスの乗り放題券を買っていたので同乗はしませんでしたが、結構簡単につかまるものなのだなあと驚いたものです。まあその女性が結構セクシー美女だったので一発ツモできたのかもしれませんが(笑)それにしても女性一人旅で野宿やヒッチハイクも軽々こなすなんて外国の女性は肝が据わっていますね。自分も旅行は好きですし、何とか低予算で行けたらと車中泊くらいはしますが、バックパッカーになれる自信は全くありません。

記事のような事件が度々起こると、こういった一般のヒッチハイカーが困ることになってしまいます。外国人旅行者も増えている今、日本は安全な国だと世界にアピールできるようになりたいですな。

生活の記録といじめ発見

2015年07月08日 | 時事
自殺ほのめかす生活記録ノート、学校で共有されず 岩手
学校で共有って・・・あれ思いっきり個人情報じゃないの?

「生活の記録」とは生活綴り方教育の一種で、主に中学校で使われる家庭での生活や学習スタイルの定着を狙った宿題のことです。その日のスケジュールや学習時間等の記録、一言日記のような欄もあって、毎日続けるのは結構大変なものですが、習慣化させることで基本的な生活習慣の確立のために有効な取り組みであると思います。しかしその性質上、子どもの家庭内環境やプライバシーが丸裸になり易く、担任に提出することにはなっていますが、少なくとも信頼がない人には本音を書いたり見せたりしたくない代物であることは間違いないでしょう。普通は面倒になり、当たりさわりのないことを書いたり、適当に書いて「もっとマジメに書きなさい」と指導されるような代物です(笑)
逆に先生側から見ると、毎日数十人に検印とコメントを返さねばならず、生徒以上にハードな日常業務です。自分は日記を毎日書かせる場合、ノートを2冊用意させ交互に提出させることで放課後ゆっくり読む時間を取っていますが、「生活の記録」はその性質上、朝出して必ず帰りまでに返さねばならず、限られた時間の中でじっくり内容を読む間もなく思いついたコメントを書くしかありません。日記でも30人児童がいて、1人の添削に2分かかるとしても1時間はゆうにかかります。その中で考えさせる内容はコピーして通信に載せたり翌日直接子どもと話したりしますが、その日のうちに返してしまうのでは中々そのピックアップも難しいでしょう。中学の経験はありませんが、担任を持つ先生の空き時間なんて1日1時間もあればいい所だと思うので、ほとんどは小学校と同様、給食時間に食べながらブワッとやっているのではないでしょうか。そして放課後は部活、終わってから会議、その後教材研究やら何やらで、その頃にはもう生活の記録の中身など頭に残っていないかもしれません。本当、教師は日中と放課後の仕事内容が違い過ぎ、体が2つないとやっていけないとつくづく思います。まあ、それが逆に守秘義務やプライバシーを守ると言う意味で丁度良いのかも知れませんが・・・

今回は生徒が自殺したことによってこの「生活の記録」が公にされてしまいました。おそらく親がしたのだと思いますが、もしこの生徒が生きていたらその事実だけで自殺しかねないでしょう。本当、この国には被害者の人権とかプライバシーって全くないのだなあと思います。内容は、確かにここまで繰り返し書かれていると、自分だったらそれとなく呼び出して事情を聞いたりはするかなあとは思いましたが、中学生の男子の文章なんていい加減なものですし、もし普段からこの調子の文面だったとすると、どこまでが冗談でどこからが本気なのか判断がつかなかった気持ちも分かる気がします。テレビでは鬼の首を取ったかのように不審な箇所をピックアップしていましたが、そんなこと後でだったら誰でも出来ますし、生活の記録はそれこそ毎日書くものなので、その流れの中で判断できるかどうかをちゃんと見極めてみないといけません。不謹慎かもしれませんが、嘘や誇張、思い込みが含まれている可能性だってありますしね。ただ、間違いなくこの担任は自ら相当悔いていることでしょう。
この生徒は、ふざけた文面でも担任にはちゃんとSOSを送っており、最後に感謝の言葉のようなものも記されていました。これだけでも、思春期の男子なりの表現で担任に対し信頼を寄せていたことが分かります。もしかしたら報道されていないだけで、個人的に何らかの対応はされていたのかもしれません。と言うか、先生が対応を全くせずに追い詰められたのだとしたら、わざわざ死の直前に感謝の言葉は記さないはずです。ちゃんと相談や対応がなされ、合意の上での「研修楽しみましょう」のコメントだったとしたら・・・報道とは様子が違って見えてきませんかね?事が起きてから「もっと何かできたのではないか」と言うのは簡単ですが、本人の無念さは察するに余りあります。熱心な教師ほど自分を責めてしまうものではないかと思い、今はそちらの方が心配です。

その悔いは本人の自戒であるべきで、何も知らない無責任な外野が騒ぐのは所詮結果論の岡目八目以外の何物でもないでしょう。ノートの公表によってTVやネットでは担任への非難が集中しているようですが、じゃあ親は家庭で息子の異変を察知し、このノートを事前に見たり学校に相談したりようとは思わなかったのでしょうか?被害者至上主義とでも言うべきか、同情されるべき被害者に落ち度はなく何をしても誰を貶めても正義と言うメディアの風潮は、かの国のソレを思わせます。また、もしも「生活の記録」の内容を共有して、校内体制を組んだり保護者に連絡したりすると、中学生ぐらいの頭ならすぐに情報源がどこから漏れたか察知してしまうでしょう。その結果、その場のいじめは止まったとしても、生徒は次から本音を書かなくなり、今後のいじめはより潜在化してしまいます。これは小学校のいじめ指導から気をつけなければいけないことかもしれません。しかし、はっきり言って教育でいじめをなくすのには限界があります。まず、その年の担任1人の責任では何も出来ないと言い切っても良いでしょう。子どもは小1ですら幼稚園からの見えない人間関係を引きずっているものですし、中学は特に担任と言っても小学校とは違って教科担任制ですから、自分の教室には半分以上いません。さらに生徒は思春期真っ只中でドロドロネバネバの自我の塊。親の育て方も人それぞれで、躾がなっていない親ほど無責任な態度を取る始末。結局、当事者の中で未成年であるいじめ加害者や個々の家庭を直接非難できないから、敢えて原因を模索すると消去法で叩きやすい学校や教育委員会が槍玉に上がってしまう宿命なのでしょう。しかし、昨今異常なほどの集団学校いじめだけでは、問題は全く解決しませんよ。

せめて「生活の記録」や学校の体制を問題にするなら、ちゃんとじっくり読める時間と心のゆとりを担任に与える所から始めて欲しいものです。

台風3兄弟

2015年07月07日 | 時事
日本付近で3台風が同時発生 前線に影響し大雨の恐れも
3つ同時発生は13年ぶりだとか。

台風と言うのは自ら進んでくるのではなく、周囲の風の影響を受けて動いています。つまり任意の台風Aに対し、BとCがどう作用するかによって今後の進路が変わり得ると言うことで、思いも寄らない複雑な動きをする可能性もあるのだとか。まあ今の所は台湾方面に向かっていくようなので、連続上陸はないかもしれませんが、来週辺り梅雨前線が影響を受ける可能性は十分にありますね。

それにしても今年の梅雨はしつこいなあ・・・

なでしこ準優勝

2015年07月06日 | 時事
天仰ぐなでしこ 悪夢の滑り出し…追い上げ届かず、まさかの5失点
2-5か・・・序盤の連続失点が痛かったですね。

まあアメリカとしては開幕速攻が成功し楽な展開になったわけですが、1点返した直後のダメ押し追加点は、明らかに格の違いを見せ付けられた気がしました。流石常勝チーム。何しろ国内の競技人口が半端ないですから、代表になる方が世界一より厳しそうです(笑)何故世界ランク2位なのか不思議なくらいですね。敗れたとはいえなでしこも準優勝ですから、もしかしたら今度の更新で上がるのかな?

澤選手もこれで最後だし、いよいよ世代交代かな・・・本当、一時代を沸かせた「ブーム」でなく、後進がちゃんと育ち「文化」になって行くと良いですね。

産業革命遺産正式登録

2015年07月05日 | 時事
<世界遺産>「明治日本の産業革命遺産」登録決定 ユネスコ
最後の最後まで韓国の偏屈さが際立ったドタバタ劇でしたね。

普通は「勧告」の時点で登録が内定し、昨日の委員会は出来レースと言うか、全会一致で承認する「儀式」のようなものだったはずでした。しかし韓国が最後まで「強制労働」という言葉にこだわったために昨日は意見がまとまらず、1日延ばしてつい先刻まで調整しようやく今日承認となった模様です。自分も昨日のブログはこの記事で行こうと考えていたので、延期となったことで必死にネタを探しあの有様でした(笑)ある意味、自分も被害を受けたと言えるでしょうか・・・千年恨む?
以前指摘した通り「強制労働」の表現は明確な誤りですし、一応日本側も譲歩して「徴用があった」ということは説明書きに加えることになっていましたが、それ自体も本来は敢えて書き記す必要もないくらい瑣末なことです。第一、世界中にある千年2千年前に作られたような広大な規模の世界遺産物件で、奴隷等の強制労働なく作られたと誇れるものなんて果たしていくつあるのでしょうか。今回日本を騙して登録させた百済遺跡には、当時の為政者が労働者に対しちゃんと賃金や労働時間、福利厚生(笑)などを完璧に配慮していたという記録が残っているというのなら別ですが、明らかに奴隷に強制労働させて作らせたものでしょう。世界遺産は、その遺跡が現在に至りさらに後世に残していく歴史的価値が大事なのであり、その遺産を作った人やそこで働いた人の雇用形態やイザコザ等は、記録するかしないかで言えばまあ事実は事実なので必要だと思いますけど、その瑣末なことを遺産価値全体に適用し問題にするのはどう考えても非常に視野が狭く「イチャモンレベル」に過ぎないと思います。まあ今回の産業革命遺産が作られた時期はたった100年ほど前であり、現役稼動施設も含まれるくらい比較的新しい物件だったので、たまたま記録が残っているだけの話ではないでしょうか。

まあ、終わってみれば韓国が自国の深刻なMARS事情も放って最後の最後まで訳の分からないイチャモンをわめきちらし、世界の主要国を振り回しうんざりさせた事実だけが台風の跡の様に刻まれた結果となりました。まあもしこれで登録されなかったとしたら、流石に温厚な日本人でも韓国に良い印象をもたない人がさらに急増したことでしょう。九州は韓国から近いので全国的に見ても韓国人観光客の多い土地です。前述の通り「勧告」は内定なので、ここ1ヶ月間は正式登録を見越してパンフや横断幕、土産物等の準備などはもちろん、新しいツアー企画やホテル等の改装なども既に始まっているわけです。目論見が外れて色んなセレモニーや予約発注も全て中止になるわけですし、そんな状態で地元住民が韓国人旅行者を諸手で歓迎する心境になれるとはとても思えません。日本から韓国に訪れる人はもっと少なくなり、外務省の外交青書も「価値観の相容れない最も不要な隣国」という表記に変わっていたかも知れません。お互いの国の経済状況や現政府の外交力を比べても、「最悪」を回避できたのは日本でなくむしろ韓国の方ですな。

最後まで日本側の添削ご指導を受け調整したらしい韓国の遠吠え祝辞に期待です。

ギリシャデフォルト

2015年07月03日 | 時事
「たんす預金」盗難相次ぐ=被害額7500万円も―ギリシャ・ロードス島
何やら想像以上に世紀末な有様ですな・・・

デフォルトとは債務不履行のことで、簡単に言えば「借りたお金が返せなくて財産差し押さえ」を国家レベルでやることです。銀行が閉まってお金が下ろせないので、事前に準備しなかった輩は他人から奪うしかないと言うことでしょうか。警察などの公務員も給料がもらえなくなると機能しないでしょうし、もちろん公的なサービスや年金、保険なども一切なくなってしまうでしょう。支払いができないからと言って携帯が無料になったのは意味不明ですが、まあどこまでの状況になるかはこれからの対策次第のようです。ギリシャなんて観光資源としては世界有数の国だと思っていましたが、どこかに「自分たちは特別だ」なんて甘えがあったのかもしれませんな。

過去の歴史に頼りすぎ、「今の人々」が努力しないとこうなると言う悪いお手本のようですね。

劇的オウンゴール勝利

2015年07月02日 | 時事
なでしこ決勝進出! 死闘の決着は後半ロスタイム W杯懸け米と再び決戦
GOOOOOAL!!
・・・久しぶりにこのタグ使ったな(笑)

BSで夜再放送していたので、PKがあった時間の前半30分頃から見ていました。ペナルティエリアのやや手前で倒されたようにも見えましたが、まあ女子なのでファールは厳し目に見ているのかもしれませんね。その後はイングランドに攻められっぱなしで、結果は既に知っていますが(笑)終始よく守ったなあという印象でした。相手のセットプレイからのPKも前例に漏れずかなり怪しかったですけど、後半ロスタイムのアレは「罰が当たった」と言うには余りにも可哀想な結末。疲労がピークになる時間帯であのセンタリングに追いつき、足先が届く選手は世界にもそういないでしょう。結果的にバーに当たって下に落ちてしまっただけの話で、本当にアレは日本の運が良かったとしか言えません。これはオウンゴールとして彼女の名前を記すのではなく、得点者は「ゴールバー」で良いのではないでしょうか。

まあ、どんな形でも結果は結果なので、万が一後で誤審がどうとか騒がれようとも、もう覆ることはありません。次はいよいよ決勝、再びアメリカとの戦いがやってきました。前回大会では勝てたとはいえ、対戦成績は1勝23敗6分という絶望的なほどの常勝チーム。まあ今回イギリスにも初めて勝ったわけですし、仮に30回に1回しか勝てなくとも次の1回が今度じゃないとは限りません。是非「その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし」の再来を期待します。ナウシカがんばれ!

<注>ナデシコです。