今日はリピータ―さん教室からスタート。新作は駐輪禁止の看板なのね。前回撮り忘れの時は、赤の1cmタイルで縁取りをしたのね。そして自宅で下絵を写して来て・・・基本自宅でやって来るってスタイルなんで、アトリエで進めると言うよりも
自宅で困らない様に・・・のお話中心になるのね。例えば定番の話なら、タイヤはピザのカットのような事とか、その時に丸を意識し過ぎると、1パーツで丸くしようとし過ぎて、完成した時にお花みたいになるから気を付けてとか・・・。
今やったハンドルやサドルみたいな1パーツ完結の場合は、狙って切る1枚物って感じなので、点と位置づけしたとすると、タイヤや、ホディのような何枚も連結させて1つのパーツになるような場合、線で作るとするなら、点で作る方は心配無し。
だから線で作る時は、線で作るよ・・・今日は・・・みたいな意識でやると、ちゃんと緊張感が出るけど、何処も一緒ってやると、気分が乗っていようがいまいが、自分の調子を考えずに進むと、痛い目に合う可能性があるってお知らせ。
テクニックって話なら、1枚物でカゴを切ろうとしていたので、そこは編んだ雰囲気はこんな感じみたいなお話だったり、文字については、ぺきぺきよりも1cmタイルの方が太さの安定は出るが、固さに耐えられるか?になるので、保留。
他には禁止の赤い部分をぺきぺきでやるのに当たって、丸を優先なのか?斜線が優先なのか?やる前に考えてからスタートとして、何しろ自宅では赤から始める事・・・ってな注意事項の確認をして終了。次回どうなってるかな?
そんなこんな後は、プルメリアの目地と文字の彫り下げ。
その後に、次の作品の構想・・・デイ・サービスの日に材料は買ってあって、そこそこ準備は出来ているので、後はそれをどう具体化するか?になるんだけど、例えば俺の場合、それはお教室下地になるのか?作品なのか?最低2つある。
作家としての作品なら、何しろ凄いと見える方向で1点モノになるし、先生とするのなら、一体何処で使うか?になったりする。更に場所に寄って数も料金も、時間も変わって来るし、一体それを作るのにどの位、時間が掛かるの?と言った具合に、
量産するのと、1点モノでは全く違うのね。単純にね。所が更に、1点モノだから凄く見える様に・・・と作った場合、じゃ値段は?となった時、凄いって事になると、例えば、凄い車、凄い家、凄い料理、凄い・・・って付くと、安いって言葉とは全く縁遠くなる。
それを逆に、安いを付けると、安い車、安い家、安い料理・・・これを作り手として目指したいとは思わなくなる。何しろチープさ加減が半端無い。所がいくら凄いね、上手いねと言われても、売れないと話にならないのね。
ただ、問題なのは、売るだけを意識し過ぎると、質を落とすし、逆にこれでもか・・・と手間を掛けたら、一体いくら?となった時に、値段を付けようが無くなるもので・・・こうした繰り返しをする事と、あの頃よりは腕も知識も知恵もアップして、
尚且つ、経験値も付いたし、そしていくらかの余裕も出来た事で、ギリギリ過ぎる事は少なくなって、その余裕で考えると、今売っては行けない作品と、今売らないと行けない作品って言う考え方があると思うのね。
これは売れてから、きちんとした評価を頂いてから・・・って作品と、これなら今の俺の適正評価だろうな・・・って感じの現実・・・・つまり夢を追い掛ける為の作品と、現実の生活の為の作品と区別しようとしないと、また生活苦になる。
そのさじ加減がいくらか判って来たと思うのね。ただいくらか・・・って話で、何故いくらか?って言うのは、それを作ると安定的なヒット・・・って言うネタになっていないからなのね。確かにイベントやお教室下地として、彫るってスタイルは、
katsuとしての下地としては、そこそこの結果は出ていると思うけれど、このままでは旧式になる。つまりせめてマイナーチェンジ的な発想が欲しいのね。1つ当たったら安心なんて、昭和の演歌歌手みたいなのね。そんなに甘く無いのね。
いずれにせよ、次のがそんなきっかけになると良いな・・・みたいな話。