katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

中学生教室とハワイ風サインボード

2021-07-23 07:40:12 | モザイク教室

今日は中学生教室から。まぁこの子は経験者なんで、グレードも時間も特に問題は無いと思うのね。しかも後半のバックもかなりシンプルなようで、逆に丁度良い終わり方を考える必要があるのかな?なんて思ったりもして・・・。

その理由は1つでは無いけれど、賞を取った事がある・・・って言うのは、その時に何らかの事が認められて、そこに至ったって事になるのね。例えば、単純に、そっくりに作られていた・・・これは模写のようなもので、これが絵なら、タッチを真似る・・・

こんな事は技術の評価だったりして、これはある意味基本だったりもする。所がそれをタイルで・・・とか、羊毛、らでん、何でも良いんだけれど、要するに絵を絵で真似るのでは無く、違った素材で再現する・・・こんな場合、似させるだけでも難しい。

そのぶきっちょな感じにもなり得るものを、何処まで再現出来るか?はテクニックだったりもするし、その分野で先人がやっていなかったりすれば、それが先人となり得るものだったりするから、評価の対象になっても不思議では無かったりする。

これは規定演技側の仕上げになり、似させるは必須だと思うのね。これとは反対にオリジナルとなると、モザイクの実力うんぬんの前に、発想力が問われるのね。つまり似せるでは無くて、似させない・・・他の何かに被らない。そんな発想。

しかもモザイクの実力が全く無くても、出来るかどうか?は別として、考えるって力が必要になるのね。それは、例えば、新作落語と古典落語の違いと同じで、古典なら昔の内容のままの再現になるが、新作なら常に考えないとならない。

ただ、こんなに大きな差は判りやすいけれど、いきなりこんな変化なんて簡単に出来るとは思えないし、得意不得意なんてもんもある。つまりその間みたいな考え方・・・言葉で言うと、モドキとか、風味とか、イブみたいな前日とか、

ファイナルじゃ無くて、セミファイナルみたいな、こんな事もあったりすると思うのね。そうじゃ無いと、初戦と決勝みたいな事になるでしょ?それは大袈裟でしょ?そこで、カニカマ的な事をお勧めしたりするのね。

カニは本格的な高価なモノ、カマボコは別のものとして低価格で成立している・・・そこを合体して新商品。カニのエキスでも、若干の身でも、何でも良いからカニの味をさせる・・・カニ風味みたいな感じね。

この考え方なら、カニはカニで成立しているし、カマボコはカマボコで成立している。要するに合体して新しいモノを考える・・・これ。これなら、何か1から作り出そうとしなくても、アイデアを生みやすくなる。

つまり仮に3年やってくれる子がいるのなら、模写、完全オリジナル、オリジナル風味みたいな3つをやると、順番にすればステップアップに見えるし、毎年違った形で臨めるので、いきなり違った考え方にしなくても良かったりする。

勿論、いきなり違った事が刺激なんて場合もあるから、1つの考え方って事位で、留めて置いてくれれば・・・って話。いずれにせよ、彼はもう時間が解決してくれると思われる。そんなこんな後は、新作作りなのね。

既に文字は切りぬいて、そこそこのグレードにはなった。お題としてはハワイ好きとか、サーフィンみたいな海好きみたいなそんな趣味の方向の人向きの提案と、それが上手く行ったら、文字と内容を変えれば、他にも応用が利くと思うのね。

それでは完成したので・・・

こんなサインボードを作って見たのね。まぁ試作としてはそこそこになったと思うんだけれど・・・。


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