katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

今更ながら・・・龍について

2006-02-01 23:05:26 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今回の龍は、昼間の明るい時は、仁王像のように動かない物なんだけれど、
夜な夜な、動き出すそんな龍を作りたかったのね。

何故か? 前回の作品がふくろうだったから・・・・
猛禽類の中で珍しく夜活動する鳥だから。
勿論、この龍もその類で、完全に肉食・・・・

そこでまず、銅像みたいに作りたいのだから、色を減らす・・・・ブロンズ、セピア、
それらの中で夜に同化しやすい白黒にしてみたかった・・・・って事は、

水墨画みたいに・・・ってね。

まずこれで昼間は動かない。しかし夜は活発に動かしたい・・・・・
そこで暗闇で目を光らせるとしても、光るタイルを使うのはいとも簡単。
でもそれによって相手に居場所を判られてしまう。

忍びのように必殺仕置き人みたいにするっと背後に回って一撃必殺にしたかった。

それを踏まえて、子供の龍は昼間は雲に隠していて、夜な夜な光るタイルで作るから、
そいつを背後で守らなければならない。 子連れ狼みたいにね。

夜光りながら遊んでいる子供の龍が、猛禽類のふくろうに食べられないように、
守らなければならないのね。 何せ同じ部屋に飾られるかもしれないから・・・・

その時、忍びの龍にする為に、目と爪を白くしたのは、人間の目はいきなり暗くすると
慣れてくると、白い物から順に見えて来る・・・・さすれば、子供龍の背後に目と爪が
ぼぅぅぅと見えて来る。

子供に危害を与えるなら、例え誰であろうと切る。
しかし子供の前を歩けば、守れるが安全過ぎる。 それでは自立しない。

ピンチの時に守れるのが見守る愛情と考えるから・・・冒険も必要と考えるから。

そこで、昼間は仁王像で脅かしておいて、万が一襲われそうなら一撃必殺ってね。

そして大事なのは、こちらから仕掛けない。って感じを出す事・・・・

そこで右手を隠した。 利き腕は無いのでは無いって事で爪を1つだけ見せておいて、
これだけ脅してもやるんですねって龍は言っているのです・・・・

私自身、右手を取られたら、ただのうつけ者です。しかし右手を使うと・・・・
この龍は右手に拳銃を持っているのです。

織田信長がチャンバラの時代に火縄銃を持っていたのだから、空想の生き物自体、
何でもありですから、守るべき者の為には首を取るよ・・・ってね。

以前作った物にも簡単に負けない龍になりつつあります。
携わった人達みんなを守れるような龍が・・・・・

目を直して、キリッとした・・・・見比べてみてください。
勇ましい顔になったでしょ?

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