katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

バラのモザイクの2日目

2006-12-14 00:57:32 | 世界遺産をみんなでつくろ!
特に困る事も無く順調に進んでいると思う。
しいて言えば文字の部分。そもそも指輪の色自体、シルバ-とかに見えるのだが、
そんなタイルは無い。タイルの銀は、よもすれば、黒っぽく見える。

リアル感を重視すれば、それでも良いんだろうが、ここで疑問が生じる。
 
例えば昔も言った事があるだろうけれど、世界遺産の修繕屋の例。
依頼した者が集めた中におおざっぱに分けると、2通りの考えがあるはずである。

1つは、頼んだ日の前日のように直す考えと、新品の時のように直すやり方。
どちらも良い物をと考えているのに、意見が違う。

白い巨塔の財前先生と里見先生の考え。 前者は良質の治療は最先端の医療を目指す
為には、頂点に立つ。 その為にはプロセスは選ばない。 後者は今の現状で、
やれる事をやる。 いずれにせよ、患者の為にね。

さてこの例を今の俺に当てはめれば、リアルを追求するなら、多少黒く見えても、銀を
多様するべきである。 しかしながら、綺麗・・・何と無くなんて場合、それを追求する
事が正しいとは限らない。

みんなにはどう映るのであろう。明らかにパ-ルを多用し、白っぽくなっているはずだ。
綺麗・・・と言う事を重視するなら、銀では無くパ-ルだと思ったんだけれど・・・

しかしながら、白か黒か? 丁か半か? こう言った極端過ぎる考えは、万人受けしない
恐らく、昔むかしから、日本人の記憶に残っているものからなのであろう。

例えば戦国時代の男のように、決めた事を遂行しないと、死んでしまうような生き方の
場合、こう言った状況下では丁か半かは決めやすかったであろう。

そして残された女は、それによって未亡人になる。生きる為、子孫を残す為なら
なんでもする。この状況下では、生き方にこだわるより生きる事を重視せざる負えない。

もう少し時代を新しく例えるなら、女の生き様・・・・
子供から大人になると生理が来て、体形が変わり、更に結婚をし、姓が変わる。
更に子供を生み、最近ならその上働くなんて、次々に起こった事に対応して行かなくては
ならない。 明らかに男はほとんどと言っていいくらい無能だ。

つまり、男としての生き様とは腕のみ。 勿論大好きな福山君のように持って生まれた
美形であればそれも力の一つではあると思うがね。

そしてこれを踏まえて考えてると、2択より、曖昧って例外が万人受けするものと考える

いつも本教室ではこう言う。王道を決めろと。 これで1つの考えの芯が出来た。
それによって2つ目は簡単に出てくる。

それは老婆心。 正反対の事を指す。 正論と異論。合い交わる事が無い。
一番クリエ-タ-として必要不可欠なのは、3番目の、例外探しだ。
類を見ない物を探す事。 今回のそれは、グレ-のタイルを使う事だと思った。

あまり考えられない色合いだとは思うものの、良く指輪を見て欲しい。
銀だけに見える事など無いはずだ。

物の考え方だけは、しっかりしているのだから、これをいかに巧く遂行するかのみ。
それに掛かっている。 巧くいっているならばいい出来に見えるはずなのだが・・・

皆にはどう見えるのだろう・・・・?
 

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