katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

今日も中学生教室とピエロの壁画

2024-07-07 06:25:58 | モザイク作家
今日は夜、中学生教室なんで、それまでピエロの壁画。流石にペースが判って来たんで、恐らく昨日の残りが終わるくらいで、中心の丸が残るくらいなんだろうな・・・って思っていたら、右下を

少しだが残ってしまったのね。ん・・・こんなに進まないのかぁ。って改めて思ったのね。ただ厄介なのは、申し訳無いがちっとも難しくは無いのね。それはもう下絵は出来ているし、色もほぼ

決まっているのね。つまり自分の下絵通りに切って張っているだけなのね。だけ・・・。しかもみんなの思っているような全部切るってスタイルでは無い・・・この思い込み。ここが厄介なのね。

例えばドットアートって、同じタイルを碁板に並べるような場合、誰が張っても同じになる。しかしながら、チップ、リップルのように、いびつな形が色々あるって場合、その人の置き方で雰囲気

は大きく変わるのね。更に目地幅。いつもよりも簡単そうに思える分、軽く悩む事になる。勿論、相当警戒していた分、舐めた気持ちは一切無かったけれど、けれど・・・なのね。

更に例えばなんだけれど、ウチの生徒さんに蛸の椅子とピエロの壁画を見せると、大抵は蛸の椅子の方が凄い・・・って評価になるのね。まぁ予定通りと言えば予定通りなのね。

理由の大半は、やはり余り切っていないから・・・って技術面を見て。それは何故か?って言うのは、自分達が凄く切っての制作だからなのね。でもね、蛸の椅子もそうなんだけど、玉石部分も

少し調整ってだけで、大きく切っているのは吸盤なのね。つまりいつもの俺のモザイクでは無いのね。だから実は、蛸の椅子はモヤモヤってしている窯変の色合いが、何とも言えない気持ち悪さを

出している分、切っているって言うよりも、色合いで目をフェイクされているのね。それが何か判らないけれど、不気味に見えたりすれば、凄い・・・に繋がるけれど、ピエロの壁画は、可愛い事

と同時に、切っていないパーツが見えやすいのね。まぁこの可愛いって見えてしまうものの欠点なのね。ただこのタイルは可愛いモチーフにむいているのね。こんな感じにみんなが見ている・・・

って事を踏まえて、その先生がやるのだから、そう思わないように・・・って言うのは当たり前なのね。何しろ初めての事なんだから・・・と言い聞かせて制作しているものの、どうしても焦る。

やってもいないのに、このくらいは進むだろう・・・って思う気持ちと、簡単そうに思える絵、それを謙虚な気持ちで向き合っているって意識で、始めたものの、当然欲も出る。しかも、当然、

手間の金額も考えたりもする・・・このままじゃ流石にヤバいかぁ・・・って。ただね、労作展と違って期日は無いんだから、期日の焦りは無い。しかし時間が掛かるって言うのは、労働賃金が

少なくなるって事なのね。そりゃ死活問題なのね。でも、何しろ初めてやる事。つまり有料サンプル作りなのだから、これによって適正価格決めみたいなもんなのね。あぁこんなに掛かるのかぁ。

なら、これからは金額アップね・・・とか、ある意味実験だから、値段によって、これはOK、こんな事は絶対にやっちゃ駄目・・・って、今後の事を気にしながらの制作になるのね。

そうやって考えれば、そうだよなぁ・・・昨日の話じゃ無いが、また本来の状況は3倍って話に戻ったかぁ・・・って事なのね。そもそもその上、下絵の日数はタダって計算だから、かなり厳しい

・・・まぁそれはいつも通りなんだけれど。しかもそこを理解すれば、凄さが判るんだけど、俺が初めてって言っても、先生だから・・・って言う事で済まされる。ではかぐやでは?って言うと、

お弟子さんのかぐやさんだから・・・って済まされる。ではキウイは?となると、生徒さんのエースだから・・・って済まされる。笑うでしょ?気付くかなぁ?こうして下がって言った話が、

つっちーやマイトが来た時に、これ見て・・・と見せたのが労作展の子供達の作品集。それを見て2人は凄い・・・って言ったのね。実力者がウチの中学生にビックリした・・・。ここ。

つまり今満足な手間は払えないが、ピエロの壁画程度の内容なら、俺の生徒さんの場合、大作をしたような事がある人は、充分参加出来るって事なのね。ただやって見ると判るが、中々進まない。

それは俺がかなり意識して謙虚な姿勢で望んでも、欲が出ている分、自分の結果に物足りなさを感じてしまう・・・って事を、かぐやにしてもキウイにしても、どう感じているか?なのね。

ただここに必殺仕事人のように、テーブルの、わずかながらのお金を掴んだら、1人殺さないとならない・・・って練習をしないと、お金が発生しないとプレッシャーにならないのね。

仕事とは?対価になのだから・・・割の合わない仕事なんて言葉があるが、きっとそんなものは自分じゃ無くても、誰でも出来る事なんだろうね。それが証拠に優秀ならヘッドハンティングって

言葉があるし、プロなら指名されて入団すれば、契約金が出るし、そんなの無し・・・って選手扱いされていない契約の育成枠なんてのもある。いずれにしても、俺の生徒の中にはゴロゴロして

いる気がするんだけれどね・・・。そんなこんなで中学生教室。確かに出足は早目でスタートは、良かったんだと思うが、結局早目に来ただけで、随分と間があいた。しかも夏に数週間来られない

・・・って事なんで、このままじゃ終わらないって事を伝えたのね。例えば、みじん切りしていたのに、面倒臭いからこのまま入れちゃおうか・・・って給食のおばさん・・・おばさんって言って

良いのかな?60の俺に言われるおばさん・・・っていくつなんだろうか?まぁ給食を作る方がいたら?・・・嫌でしょ?つまり一度そのスタイルをしたら、最後までやらないと手抜きに見える。

それを踏まえてなるべく大きく・・・って言ったが、限界の大きさと思われる大きさの中での制作でも、選んだモチーフが細かい・・・それを今になって判って来たようで・・・。

まぁ何しろ2年連続の受賞者なんだから、頑張れーくらいのハッパを掛ければ、やるしか無いだろうから、次の展開を見て決めようかな・・・って感じ。

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