katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

かなりきつい・・・龍2日目

2006-01-20 23:27:00 | 世界遺産をみんなでつくろ!
張り出して2日目。 これで17.5時間。 そうは見えないだろうなぁ・・・・
それと昨日張った髭は剥がした・・・・やっぱ水墨画のようにしたいから。

んでもってそんな話をすると、へたっぴだから、時間掛かるとでも思われるかなぁ?

何しろメチャメチャ縁取りの黒の部分は僕のモザイクの生命線とでも言える場所で
ここは絶対妥協は出来ないのね。

しかも今の漫画みたいにパソコンの線みたいな縁取りが嫌なのね。
古き良き時代のペンで書いたような、太かったり細かったりみたいな・・・・

マジックと筆くらい、味って物がでないからね。

そんな事をこだわれば時間なんかいくらでも掛けられるし・・・・掛かる。

久しぶりの大作になろう作品だから、大事にいきたいんだ。

例えばレギュラ-の野球選手が何でもないゴロを何のけなしに取ろうとして、エラ-を
したりする。 2軍から上がって来た選手が緊張してエラ-をする。

エラ-としては同じように見えても、レギュラ-の場合は油断。これは絶対しては
ならないと思う。 2軍の選手の場合、情状酌量の余地がある。 慣れていないから・・・


では、それに当てはめると、僕の場合は前者でお教室の生徒さんの場合は後者。

それを踏まえて、僕は昨日の髭を壊した。 実はかぐやさんにも壊す事を進めた。
文字のバランスが悪かった事による為だけれど・・・・

正直こんなに上手くなって来るとは思わなかったし、これだけの大作になるとも思わなかった。 そしてこんなに時間を惜しまない作品を作るとも思わなかったけれど、

その人の作品として、後悔の無い作品にしてもらいたいと思ったから。

しかし、その前に僕自身、和風ってだけの作品なら、髭を壊す必要性は無かったかも
知れないが、水墨画風味と決めた瞬間、髭の茶色は邪魔くさくなった。

物作りって言うのは、これだけこだわれば、いくらでも時間は掛かるし、失敗もつき物。
その確率を高める事が腕の良さに繋がる訳だけれど、かぐやさんの壊しは、
私の失敗だ・・・・もっと人の能力を見極めなくてはならない・・・・

あの気がついた時に、アドバイスして上げられれば・・・・妥協しなかったら・・・・
と悔やまれるが、完成してしまう前で不幸中の幸いだった・・・・すまん・・・

とそういう私も、久しぶりの大作に慎重だったり、選択を間違いたり・・・
しかし、これも早めに是正出来て良かった。

やはり、自分に正直に向き合って作るってスタイルには、妥協なんて無い。
そこには、人に感じてもらえる、訴える気迫のある作品になろう資格が生まれると
考える。 答えは必ず近い将来に出る・・・・はずだ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

龍を張り始めた・・・

2006-01-19 23:23:04 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今日はカントリ-さんとかぐやさんのお教室だったんだけれど、カントリ-さんが
風邪を引いて欠席。 この間は子供さんで・・・ついてないなぁ・・・

ってな訳でかぐや教室。 普通なら進行具合を見せる所だが、バックのガラスタイル部分って事で、あまり進展が無いので、せめて縁取りになってからにしようかな?って。

けれどそんな中、段々生徒も上手くなって、ぺきぺきの体験教室ならともかく、
本格的にオリジナル教室となると、やはり個人レッスンは1対1じゃないと、
俺の方が追いつけない。

例えばもし今日、カントリ-さんが来ていたら、目地をやりながら、次の作品の鴨の下地
の木を修整する為のお話しなきゃならなかっただろうし、

けれど、かぐやさんも、縁取りの相談があった訳で。 3時間の取り合いって事になると
例え2人でも、大変過ぎる。 良い物を作ってもらいたいから・・・

ってその後、作品作り。 3時過ぎに本格的に始めて、10時過ぎに帰り。
まぁ普通の人くらいには、時間を費やしたと思うけれど、それでこれだけ・・・・

やはりかなり時間が掛かるだろうな・・・このスタイルは・・・・
しかし出来栄えとしては、このスタイルでの作品が少ないので斬新だし、

繊細って点では、かなりいい作品になる予感の1日だった・・・・
しかし進まない・・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

龍下地完成。

2006-01-18 23:11:13 | 世界遺産をみんなでつくろ!
実は、鴨川の頃から目が変でね、忙しさや金銭的な事情でおざなりにしていたのね。
しかしかなり厳しい状況になったので、眼科へ行って来た。

それがこんな事は不思議には普通思わないかも知れないんだけれど、病院の中でも、
眼科って少なくない?  中々無くて、結構探したりしちゃったよ。

それでも、1時間位だったけれどね。 どこにあったっけなぁ・・・って・・・・
まぁそんなに重そうな事は言われなかったので、症状的には問題無いけれど・・・・

その後、昨日日高氏が新宿の紀伊国屋に参考になるかも知れない物があったぞ・・・って
言ってたので、しばらくぶりに都心へ・・・・

道中、ガウディの建物に似た?モノも見れたし、ベネチアの古い建物のコピ-と言っても
いいような精度の良い物も見れた。

しかし現地では、日高氏の見解違いだったらしく、ちょいとお門違いだったが、
駐車場にまで入れたので、洋書の階を散策。

今回は和風って仕上げにしたいので、そこも少しずれがあったが、伊藤若冲の本があって
何か闘争心に火がついた。

この人の本を1冊持っているが、かなりのつわものだ。 特に鳥がいい。
やはり繊細って事は、素晴らしい。

狩野派にも同じ事が言えるが、どうも育った環境が北斎なんかの方が、貧乏臭くて
俺には受け入れやすいのだが・・・・

そんな気持ちでアトリエ到着して、龍と向き合う。

顔は悪くない。それに体や雲のデッサンが付いて行ってない。だから顔だけはさみで
切って、書き直しをした。

何度も何度も図鑑で要所要所のパ-ツを確認し、何とかここまできた
以前よりもね、かなり完成度の高い下絵が出来たと思う、

明日はカントリ-さんとかぐやさんの教室。 寝なきゃ・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2006-01-17 23:27:39 | 世界遺産をみんなでつくろ!
絵コンテが始まった。 ここは上手く描ければ楽しいし、けれど悩み出したら止まらない
そもそも画家では無いし、漫画家でも無いから、想像力を使ってうっすらでもいいから
納得いけば、得意なタイル張りが待っている・・・・

そもそも依頼者の要望の中に和風である事。って言うのがあった。

一般的には、泣き龍みたいなのを思い描く事だろう・・・・が、しかし僕は、
常に言っているモノの本質。 何が和風と言うのか?

泣き龍もそうだが、歌舞伎みたいな絵も和風だし、ドラゴンボ-・・・も和風だ。
色々と選択権はある。

ここで大事なのは、和風とは・・・・? 僕はこう思うのね。

和風とは、昔やった塗り絵を思い出して欲しい。
決定的なのは、縁取りをしてから描くスタイル・・・・そしてその中を塗る。

それが進化したものが、アニメのセル画だと思うのね。

他の国の絵は縁取りなんてしないと思う・・・・なら縁取りをするのが和風。
これが僕の説なんだけれど・・・・そして水墨画みたいにとも考えているのね。

今まで何度と無く龍は作ったけれど、それとは違う物を作らないと、造形家としての
真価が問われる訳で・・・増して依頼主が生徒さんときたら・・・・余計ね。

今の段階では8割は納得しているし、依頼主もオッケ-出ている。
明日は絵コンテを完成させたいんだけれど・・・・

ちなみに絵で4枚目・・・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

完成した。 けれど納得しずらい・・・・かも

2006-01-16 21:00:34 | 世界遺産をみんなでつくろ!
建材市場の時も、今回も同じような感じなんだろうけれど、僕の作り方の基本。
まず、オ-ダ-メイドのスタイル。

まずお題を頂く。 ここでちょっと・・・って思った事があった。
写真を渡されて、じゃあこれ・・・・って・・・・あれ?って・・・・・

何かアレンジしないと、何かが・・・って。 けれどそれも、あぁ腕を上げる為の
練習なんだと、飲み込んでやっても見た。


それとは違うと、今回のハンタ-のように、それ以外何も無い・・・・・
建材市場でもアメリカンチックって・・・えぇぇぇぇぇぇぇって・・・・・・

それでも、建材市場では、そのつど話せたので、仕込んで行くのではなくて、
アドリブって感じで、足し算して作っていった。

あれは話出来たって事による、新しい形なのかもしれない・・・って思えた。

けれど今回のように、ハンタ-以外に資料が無いと、クマなのか、カモなのか、きじ
なのか? 空気銃なのか、ライフルなのか? 判らない・・・・

すると、結局無難な物になってしまう。 それじゃ他にも作る人がいるかもしれない。
俺の作るモノは、これkatsuでしょ? って後のサイン見なくとも判る個性的なモノが
作りたい訳で。 そこでこんな形にしてしまったのである・・・・ってね。

けれど大きさは、最低でこんなになってしまう・・・・ハンタ-の大きさが限界だから。

果たしてそれをも納得してくれるのだろうか? これも話していないから判らない。
もし気に入ってくれたとしても、カモじゃなくてきじだったんだよなぁ・・・

何て思われているとしたら、話出来ればいくらでも変更出来たし、犬だって違う犬種かも
しれない・・・・オ-ダ-メイドの本来の主旨から離れてしまう・・・・
けれど、これも作らせて頂いたのだから、感謝はしている。

じっくり話しして、一緒に作っているんだ・・・・って気持ちになりたいと思っている。

そういう意味では、今日から絵コンテ始めるさくらさんの龍は、生徒としても、
話しているし、絵コンテさえ納得してくれれば、後は俺の腕次第・・・・・

気合は入っている・・・・・ぐっとくる作品にしたい・・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さくらさん完成

2006-01-16 02:24:03 | 世界遺産をみんなでつくろ!
疲れてしまったので・・・・とりあえず画像だけでも・・・・


すっかり寝てしまった・・・限界。
けれど以前からコメントしていたし、今更語る必要も無いし、まぁご覧下さい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

疲れて寝ちゃってた・・・・

2006-01-14 08:34:12 | 世界遺産をみんなでつくろ!
昨日は疲れて寝ちゃった。 しばらくぶりに長距離の運転してしまって・・・・
とはいいつつも、王子だから、1時間位なんだけれどね。

でも親父さんの車だったから、緊張してたのかなぁ・・・

知らない間に本気で寝てた・・・

って事で、今日ようやく犬まで終わった。 明日中でカモの部分を仕上げて終了予定。
しかし、さくらさん教室なんだけれど、ここは明日完成作品だし、下絵があれば、

木を切ってあげれば、手も離す事が出来る人だから・・・何とかなるかなぁ?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンタ-の続き・・・・

2006-01-12 22:55:33 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今日はアップにしてみた。  進み具合って画像だとつまらないかな?って・・・・
少しは興味持ってもらえると嬉しいんですけどね・・・

誤解されそうなんでね・・・毎日ただ上手くなりたくて、毎日前へ行こうとするだけで
良い物が作りたくて、 いつかみんなに認められるような、そして自分自身が納得する
ような、そしてお客さんに喜んでもらえるように・・・・とね。

けれど、台詞一つで生意気な奴だとか、色々中傷される事もかつてはあったし、
ただね、モノ書きじゃないし、高卒できちっとした丁寧語、尊敬語、謙譲語なんて

タイル屋じゃ必要なかった。 語尾にそっすねぇ・・・ってつけれりゃ仕事になった。

最近はそんな人は、いなくなったしね、けれど、だからってまたそういう人が
出てくるとも限らないし、・・・・ね。

ただ以前とほとんど何も変わっていないし、一つだけ変わったとしたら、
自分自身の置かれている立場とか、実力とか、評価とか、人から見られている私って

言う自分を、客観的に自分を見る事が出来るようになった事だと思う。
大事な事だ・・・・己自身を知るには・・・ね。

モザイクってモノに出会って、これを通じて自分自身と向き合い、自分探しの旅を
始めたのだから・・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バック四苦八苦・・・・

2006-01-11 23:15:30 | 世界遺産をみんなでつくろ!
何とか振り出しに戻したかなぁって感じだね・・・
その答えは、狙い切りはしていないから。 ただのクラッシュにしたから。

昨日までは、これをするって前提で時間を掛けて狙って切った。

すべてをクラッシュで切って作るってスタイルは結構ちまたでは、多いけれど
僕はあんまり好きじゃないのね。  なんか荒っぽくて・・・・

生徒さんにもきっちり狙って切る・・・って教えている。

クラッシュって言うのは、切るってよりも砕くって感じでテクニックのかけらもない。

やはりプロを名乗るのなら、切れるけれど切らないって言うのはアリだと思うけれど
切れないみたいな、ざっくりな仕上がりはお客さんに失礼かなってね。

極力狙い切りを主としているのね。 しかし予算の関係上もうどうにもならないなんて
時には、情状酌量の余地の範囲内でバックには臨機応変ってしている。

その位狙い切りすると、手間が掛かって自分でも何日掛かるか判らなくなってくる。

一度体験教室をした事がある人ならね、判ってもらえると思うのね。

本体に2時間掛かった人達が、残りのバックを1時間位で終わらせてしまう。
それはクラッシュでざっくりやるからなのね。

しかし中には、更にこだわってますます時間掛かってしまう人もいるけれど・・・・

そんな中、個人レッスンなんて生徒さんの場合は、更に自宅でもやったりしてね、
妥協なしって作品になっていく。 これが本来の作品と思うのね。

物作りに時間を掛けないって言うのは、致命傷。 

この作品はそんな生徒さん達にどこまでが許される精度なのか?って理解してもらうには
いい作品になっていると思うのね。

ハンタ-が1日。そしてバックの昨日と今日の進み具合の変化。
同じ人が同じ時間やっているのに、こうも違うって事をね。

そんな最中、以前体験教室に見えたお母さんが、陣中見舞いを兼ねて、作品を見に
きてくれた。 ご馳走様でした。

実は、作品依頼されていてね、まだ具体的に何とは決まっていないのだけれどね。

今月から個人レッスンもやって頂けるそうで、更に有難うございます。

出来上がった時に、作品の依頼に参考にでもなるといいのだけれど・・・・

今日少し話しさせて貰った時に、ちょっとイメ-ジは出来たんだけれど・・・・・




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっぱやり過ぎ・・・何とかしないと・・・・・

2006-01-10 21:52:22 | 世界遺産をみんなでつくろ!
ハンタ-が何とか1日で出来たって言うのに、バックが同じ人だと思えないくらい
進まない。 当たり前と言えば、当たり前なんだけれど・・・・

茂みのように、同じ細さを微妙に細くして、なおかつ重なってくる所を読む。

しかもその隙間にまたタイル・・・・想像はしていたけれど、こりゃ厄介。

どうにか明日挽回しなきゃな・・・・・

解説するに、ハンタ-のすぐ後は、かもで、外枠が犬になっている。
これから更に、犬の目が鳥になってきて、何とか今の解説が無いと、判らない様に
したい訳で。

手品も種明かししちゃうと、何か興ざめしちゃうんだけれど・・・・なぁ・・・・

中には、作っている道中が見たいって言ってくれる人もいるんで・・・・ね。

まぁ何とかそれでも、あっといわせられるようにしたいもんだけれどね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする