かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

高校の送別会

2008年03月06日 | Weblog
 ある高校の部活動の3年生を送る会が先日の土曜日にホテルで行われました。うれしいことに招待を受けました。特に今年は、教えた生徒が卒業をするのです。その晴れ姿を見たかったです。是非、出たくて急いで行きました。

 強豪校だけあって、部員数だけでもすごい数です。その中で、親元を離れて、厳しい練習に耐えながら、部活動を続けてきました。特に、当時勤務先の中学校は、ほとんどの選手が中学校に入学をしてからそのスポーツを始めます。1年生は、総
体予選が終わってから、練習を始めます。また3年生は、県総体が終わったときに引退をします。

 実質2年間の部活動生活です。2年しかそのスポーツをしていなくて、強豪のチームに行くのですから、ついていくには、並大抵にことではありません。やめたいと思ったこともあるでしょう。親元を離れ、寂しく感じたこともあったでしょう。しかし、彼は、3年間やりぬきました。彼が、中学校の3年生のときに、勤務校が郡総体で久しぶりの優勝をしました。長身を生かしての技術がチームに大きく貢献をしました。またチームにまとまりもありました。

 しかし、高校では、いろんな強いチームから来た選手もいます。レベルの高いものがあります。中学校で通用したものが高校では、そのレベルに到達するまでには、多くの時間がかかります。3年生の夏、ベンチに入ることができませんでした。

 あるテレビ局の方が隣の席でした。そのスポーツをずっと取材を続けてきた方です。

「彼は、本当に努力をしていたんですよ。3年生になってから、急に力をつけてきました。ベンチに入れなかったけれど、あのがんばりは、すばらしかったです。」

 ベンチには、入れなかったけれど、見ている人は、見ているのです。卒業生一人ひとりのあいさつの中で、

「3年間、ここで続けてこれてよかったです。」

と語りました。

 かったかくんもあいさつをしました。みんなの前で、彼が控えだったけれど、3年間でたのもしく成長したことを話しました。

「甲子園への遺言」(門田隆将著 講談社)の中で、高畠先生は言います。
 野球で、また人生で伸びる人の共通点7つ。

①素直であること
②好奇心旺盛であること
③忍耐力があり、あきらめないこと
④準備を怠らないこと
⑤几帳面であること
⑥気配りができること
⑦夢を持ち、目標を高く設定することができること

彼は、これから大学でがんばります。7つを持ち合わせています。野球を通し、人間としてもさらに大きくステップアップしていくことでしょう。

 このような節目の送別会に招待をしてくれてありがとうございました。



3年生を送る会がありました

2008年03月06日 | Weblog
 朝の寒さは、まだまだ厳しいものがあります。また今、五馬中学校では、インフルエンザが流行をしています。そのために、全校で集まるときは、3年生の卒業式、また入試などを考慮して、全員マスク着用となっています。徹底しています。
 
 マスク着用の中で、「3年生を送る会」が生徒会主催で催されました。
 この会の実施に向けて、生徒会執行部、担当の先生、視聴覚担当の先生が時間をかけて準備をしていきました。日田市では、卒業式の前に、このような会があります。そして卒業式は、証書授与が中心となっています。


◇ゲーム
 じゃんけん列車のゲームをしました。3年生にとっては、受験前の本当に心がゆっくりできるときです。うんと楽しむことができました。童心にかえって賑やかな声が体育館に響きました。チャンピオンに3年生がなったり楽しい時を過ごしました。


◇3年間を振り返ってのビデオ
 視聴覚の先生が写真を400枚近く編集をして、ビデオにしてくれていました。音楽付きで、1年生からのいろんな思い出をたどっていきました。ビデオの中には、途中途中にお世話に成った先生だけど、転任された先生のビデオレターも入れてくれていました。それがまた感動を呼びました。

 その先生方が卒業式を見ることができない分、3年生に先生たちの思いを伝えていました。中には、大原神社で合格祈願のお参りをしているシーンから、お参りをしたあと、言葉を述べる先生もいました。ストーリーもあって、思いを訴えるには十分なものだらけでした。40分近くのすばらしいドラマのビデオです。編集するのに、すごく時間がかかったと思います。

 3年間の足取りを視覚として見ることができました。感激をしていた卒業生たちでした。そのビデオは、生徒のナレーション付きです。ビデオは、DVDにして、生徒会からのおくりものとなりました。


 3年生一人ひとりのあいさつでは、思わず涙ぐむ生徒もいました。五馬中学校での思い出はかけがえのないものであると思います。この日の感激を胸に明日の卒業式を迎えます。