かったかくんのホームページ

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絵手紙教室

2008年07月12日 | Weblog
 おとといは、午後から学校で全学年対象の絵手紙教室がありました。校区に住んでいる方に来ていただき、教室を開催しました。その方は、以前、学校連絡員として五馬中学校にも勤務していた時期もあります。五馬中学校のことなら何でも知っているという方です。

 絵手紙教室は、毎年行なわれています。すでに4年前から、この時期に学校に来て生徒たちに教えてくれています。2年生、3年生は、もう慣れていて、どんどんと描いています。

 ということで、1年生を中心に話をしてくれました。

「絵には、下手とかないんですよ。自分が描いた絵が一番。」

というようなことを生徒に話して、今日のこの教室がスタートしました。生徒たちは、りんご、なす、きゅうり・・・いろんな描きたい材料を持ってきていました。
 
 絵手紙は、新聞などで見たことはありますが、実際に描いている作業を見るのはかったかくん自身初めてでした。

「筆をゆっくり・・・字は、筆の上を持って書いて。」

分かりやすい説明で、生徒たちは、真剣に描いています。

「描くものをしっかり見て描くのよ。」

優しい講師の方の言葉にひき付けられながら、生徒たちは、いい感じの時間を過ごしていきました。

「先生、うまい?」

 絵手紙教室がある前に、校長室で、講師の方と話をする時間が少しありました。その方の作品もたくさん見せていただきました。

「学校に来て、車から降りたら、桜の木の枝がありました。ちょっと飾ったら、おしゃれな感じになるでしょう。」

と枝を見せていただきました。かったかくんだったら、ただグランドの隅にある、枝にすぎなかったかも知れません。しかし、講師の方からすると、それは、きれいな趣のある飾りになります。
 そう言われると、枝に生えた苔が枝の茶色ととけあって、枝の深みを感じさせてくれます。


「この竹の根と竹がいいでしょう。これを描きたい生徒がいるといいけど。」

竹の根とそこからはえている小さな竹が数本。おもしろい構図となっています。
 
 見るものすべてが芸術をかもし出し、自然の作品となっています。生活の中で、こんなところに目を向けられる講師の方の心が素敵であると思いました。生徒たちは、文化の香りをたっぷりと体中に浴びました。