かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

たいせつなもの~風~発刊

2008年07月23日 | Weblog
ついについに第2集の冊子ができました。

 ちょうど1年前に、「たいせつなもの」を発刊することができました。今回は、中津の印刷店に協力をしていただき、まとめることができました。

 前回と違って、経費節約?!のために、印刷は、いろんな方が手伝ってくれました。みんなで手作りの冊子となっています。

 「たいせつなもの」に引き続き、冊子の題字は、三光の方が書いてくれました。イラストは、YOCCOさんが描いてくれました。快く引き受けてくれました。

 2007年の4月から、2008年の3月まで、かったかくんのまわりでおこったことで幸せに感じたことや嬉しかったことを載せています。でも親愛なる方との別れ・・・死・・・悲しいこともありました。その思い出も綴らせてもらいました。

 今日冊子が印刷店から届きました。読んでいると、一年間にあったことなどを鮮明に思いだすことができ、時間がたっていないけれど、懐かしく感じられました。
 文章や、写真で残せば、忘れずにすみます。自分が生きてきて、何かに自分の道を残しておきたいと思うのです。そして、周囲で自分を支えてくれている方々に対しての感謝、出会った人たちとの縁を大切に感じたいです。

 今回の冊子の名前は、「たいせつなもの~風~」です。今年度になってから、「たいせつなもの~空~」を今、綴っています。また来年、冊子ができたらいいなあと思いながら、日々書き留めています。

 今回は、50冊のみ製本をしました。200ページくらいの本です。もし、読んで下さる方がいましたら、ブログでも書き込みを下さい。または、ホームページから、メールを下さい。(「かったかくん」で検索して下さいね。ブログもホームページも出てきます。)冊子を贈ります。もちろん代金はいりません。読んで下さるだけでも幸せです。そして、ぜひ、ご意見を下さい。

 本当に本当にわがままなふるまいで、いろんな方に無理なお願いをしました。そして、制作に携わっていただきました。発刊にあたり、心から感謝をします。

女将さんの言葉に感激

2008年07月23日 | Weblog
 今日、とても嬉しいことがありました。

 日田市の先生方12人で中津のハモ料理を食べることになりました。世話をしている先生に言われて、どこで食べたらいいのか思案しました。ということで、中津にある「鬼太郎」というお店で食べることにしました。

 「鬼太郎」のお店は、かったかくんが先生になってから初めて赴任した校区にあります。何かにつけて、食事会をしていました。その学校の先生方や、PTAの方々の行きつけのお店でした。
 また、運動会の朝など、特別に食事を作ったりしてくれていました。心配りのあるご主人と女将さんでした。たびたび行くので、よく先輩の先生方は、

「刺身の厚さまでわかるなあ。」

などとよく言っていました。みんなの社交の場でした。

 でもそれから、月日がたち、赴任地を離れてから、25年が過ぎました。2.3回そこで、宴席がもたれたりして行く機会もありましたが、それも2,3回程度で、行く回数が減っていきました。

 年月が過ぎ、「鬼太郎」のご主人が亡くなったと風の便りで聞いていました。女将さんと、たぶん、家族のだれかが、お父さんの後を継いだのでしょう。店の前を通るけれど、すごくきれいな店です。

 覚えているかなあと思ったけれど、懐かしく電話をかけました。

「あら、先生、元気ですか。お久しぶりです。」

覚えていてくれた?でもかったかくんの姓の先生は中津には、何人かいる・・・と思ったけれど、話を続けました。

「8月○日に、日田の先生方が、ハモ料理を食べたいというのですが、どうです  か。」

「日田からですか。うれしいですね。でも月曜日は定休日なんですよ。」

という女将さん。

「ごめんなさいね。8月○日は、先生の誕生日なのに。」

えっ・・・。その言葉が信じられませんでした。

「自分の誕生日を覚えてくれていて、とてもうれしいです。信じられないです。感激をしました。」

と言いました。突然の、10数年ぶりの久しぶりの電話。それなのに、誕生日まで覚えていてくれたこと・・・鳥肌が断つ思いでした。


 いつまでたっても、おかみさんの一人ひとりを大切にした接客をしていることに、驚きと感激をしました。おかみさんの気配りは、(気配り以上かも知れませんが)昔のままだと感じました。


 自分の中に何か足りないものを女将さんが教えてくれたような気がしました。