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日田の学校再編

2009年01月31日 | Weblog
 1月22日に日田市小中学校教育環境整備検討委員会がこれからの小中学校の統廃合や小中一貫教育についての答申をしました。

 新年度から地元説明会が開かれていくそうです。そのことを昨日のPTA運営委員会でも校長先生が運営委員の方に話をしました。五馬校区には、現在小学校が3つ、中学校が1つあります。今回の答申では、3つの小学校の統合が望ましいということになっています。このような再編計画から、答申が通れば、小学校の数は31校ですが、18校になります。一挙に13校減ることになります。

 近い将来18校になることは間違いありません。その中には、小中一貫校も出てきます。過疎の波は深刻です。子どもたちの教育にも大きな影響を与えます。そして、地域の中から学校が消えていきます。

 同じことが校区の中でも言えます。昨日運営委員会が行われました。その中で、地区の子どもたちの数が激減をしているところがあります。お家の方から、地区割りの再編の要望が出ました。話し合いの中で論議して、再編をしました。今日は、そのお知らせのプリントを作成して保護者に配布したり、来年度のPTA役員の選出地区の変更の事務を午前中かけて行いました。

 考えてみれば、わたしの家の地区も同じです。小学生や中学生がいる家庭は、ほとんどありません。また高齢化も確実に進んでいます。

「31日にどんど焼きの話し合いを持つので、来てくださいね。」
と電話がありました。
「誰が集まるんですか。」
と聞くと、
「若い人が、今年度からするようになりました。」う~ん?「もう若くないよ。」と言うと、「十分若い。」現実的には、違うのに、でもうれしいような・・・でも違うのに・・・(気持ちの交錯)

 わたしの地区では、70代くらいまでが若い!って言われるのかも知れません。地区が崩壊していくのがなんとなく寂しい限りです。しかし、田んぼなどで子どもたちがサッカーや野球をしている姿を見ると、ほっとした感情をもちます。昨日、学校便りを配って回る途中に写真のような風景を見ました。雨に濡れた道路と道路を覆う大木が絵になる風景でした。素敵な山あいの道です。過疎の田舎のよさは失いたくないですね。