
テレビのコマーシャルでコロナワールドのことを宣伝していました。小倉駅北側にあるできたばかりの映画館です。その映画館には、ボーリング場や温泉センターなどがあります。時間があれば一日ゆっくり過ごすことができます。きれいな映画館でした(上の写真)。そこで見ることにしました。
この映画の監督の瀬々監督は大分県の豊後高田市の出身です。またプロデューサーも竹田市出身と大分県つながりで完成をさせています。パニックシーンだけでなく、ヒューマニズムにも目を向けた映画でした。主題が分散しているだけに予告編より緊張、恐怖感が少なかったです。そう思って行かないとちょっと物足りないかも知れません。楽しむことができました。
「たとえ明日地球が滅びようとも今日君はりんごの木を植える」危機的な状況の中で命を助けようと懸命に治療にあたる医師たち。しかし、一方では、新型ウィルス発生において、原因がはっきりしていない中で、世論は責任のなすりつけをしてしまう。養鶏場の方が自殺するシーンはなんともいえないせつないものでした。新型ウィルスの流行について、ニュースなどで話題になっていますが、実際に発生すると、映画以上にいろんなパニックが世界で起こってしまうのでしょう。組織的な冷静な判断と行動が必要になることを感じました。
救護に当たる場面では、マスクをかけているシーンが多かったのですが、マスクを取り扱っている会社の「白元」が提供していました。先日の文章に載せたマスクも白元が製造していました。初めて知りました。この映画でマスクの売り上げがアップしているそうです。なるほど・・・いろんなところに影響があるのですね。
主題歌のレミオロメンの「夢の蕾」の曲がなかなかいい雰囲気でした。