かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「感染列島」を鑑賞しました

2009年01月18日 | Weblog
 邦画「感染列島」の公開初日に小倉のコロナワールドに鑑賞に行きました。前回の「生存者あり」の予告編で「感染列島」を見たときにおもしろそうでした。そのときから見に行くことを楽しみにしていました。

 テレビのコマーシャルでコロナワールドのことを宣伝していました。小倉駅北側にあるできたばかりの映画館です。その映画館には、ボーリング場や温泉センターなどがあります。時間があれば一日ゆっくり過ごすことができます。きれいな映画館でした(上の写真)。そこで見ることにしました。

 この映画の監督の瀬々監督は大分県の豊後高田市の出身です。またプロデューサーも竹田市出身と大分県つながりで完成をさせています。パニックシーンだけでなく、ヒューマニズムにも目を向けた映画でした。主題が分散しているだけに予告編より緊張、恐怖感が少なかったです。そう思って行かないとちょっと物足りないかも知れません。楽しむことができました。


「たとえ明日地球が滅びようとも今日君はりんごの木を植える」危機的な状況の中で命を助けようと懸命に治療にあたる医師たち。しかし、一方では、新型ウィルス発生において、原因がはっきりしていない中で、世論は責任のなすりつけをしてしまう。養鶏場の方が自殺するシーンはなんともいえないせつないものでした。新型ウィルスの流行について、ニュースなどで話題になっていますが、実際に発生すると、映画以上にいろんなパニックが世界で起こってしまうのでしょう。組織的な冷静な判断と行動が必要になることを感じました。


 救護に当たる場面では、マスクをかけているシーンが多かったのですが、マスクを取り扱っている会社の「白元」が提供していました。先日の文章に載せたマスクも白元が製造していました。初めて知りました。この映画でマスクの売り上げがアップしているそうです。なるほど・・・いろんなところに影響があるのですね。

 主題歌のレミオロメンの「夢の蕾」の曲がなかなかいい雰囲気でした。

人と自然とのつながり

2009年01月18日 | Weblog
新春を迎えて、田舎ではいろんな行事があります。

 まず、1月1日の元旦の日です。夜中の12時になり新しい年になってから、近くのお宮に初詣に行きます。お宮の境内では焚き火が行われています。火の明るさの中でお参りをします。会った地区の方々と新年のあいさつを交わします。お参りが終わってから、お宮の社務所にいきます。そこでくじをひきます。たいがいはずれでティッシュの箱を持って家に帰ります。事前に地区でくじが売られています。元旦の地区のコミュニケーションです。

 元旦の朝は、11時から初寄りが、地区の公民館であります。以前は、いろんな料理などが出ていたのですが、今は、ちょっと決め事をして規定の量のお酒が出てから終わりです。

 先週は、大字地区の公民館の初寄りが1時からありました。これも出ないと大変です。というのは、欠席をした家は、罰則金2000円です。もちろんいろんな決めることがあるので、出ないといけないんですけどね。地区の役員の組織などが決定されます。決められるまでに時間がかかります。  

 そして、来月の14日はどんど焼きです。朝から竹を切りに行きます。夕方から火をつけて餅をやきます。そこには、地区の人たちで豚汁を作ったり、お神酒を出したりします。このように新春を迎えふるさとも動き出しています。ふだんはみんな仕事がありなかなか顔をあわせる機会が少なくなっていますが、正月ならではです。わずかな時間ですがふるさとの交流の時間です。

 昨日、家に戻っているときに、家の近くの橋を渡っていました。その見慣れた風景の美しさに目がとまりました。夕焼けの空。石橋。そこに流れる山国川。今は、河川工事などで消え去っていっている竹やぶなどの岸辺の風景。なんとなく郷愁が感じられました。

 人と人との結びつきとともにこのようなふるさとの自然の風景を大切にしたいものです。