かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

山里ひいなめぐり

2009年03月08日 | Weblog
 日田は豆田のひなまつりが有名です。今年になって初めてひなまつりに訪れました。とても優雅な感じがします。天領の日田の歴史を感じます。

 でも、なんと五馬中学校がある天瀬町にもひなまつりがあるのです。初めて知りました。耶馬溪の知り合いの方が、「天瀬の桜竹でひなまつりをしているところがあるよ。なかなかよかった。」と言っていました。聞いたことがなかったので、人に道を尋ねながら行ってみました。

天瀬温泉街から2~3分五馬の方に上がったところにその場所がありました。ゆっくり車を走らせないと見逃してしまいます。


 「山里のひいなまつり」といいます。「山里のひいなまつり」とちぃちゃく板に書かれた看板が出迎えてくれました。桜竹小学校の駐車場に車を置いて歩いて見ました。

驚きました。ひなまつりというので、家の中に人形が飾られていると思いました。すると、田や民家の庭先、道の木々にかわいく雛人形が飾られているのです。もちろん民家の中に飾られているところもあります。

 地区の方々が工夫をしています。初めてこんな風景を見ました。豆田のにぎやかさとは違いますが、地区の方たちが創りあげたひなまつりです。地区の方のおしゃれ心が見えます。雛人形が自然の緑の中で会話をしているようです。

数百メートル、そののどかな地区を散策してみました。途中には、温泉もありこのまつりの開催中は、無料で入浴できるそうです。

 なんと公民館では、地区の方が、「漬けもんカフェ」を開いています。これは、土日のみだそうです。いろんなアイデアがこの祭りを盛り上げています。水路では竹の中に里芋を入れて洗っている場所もありました。


 あわただしく過ぎていく時間をすーっと忘れてしまいます。地区の方が歓迎してくれいろんな会話が弾みます。「温泉に入りませんか。」と言って、旅館の方が中を見せてくれました。障害者の方にも優しいつくりとなっている温泉です。スローな優雅な時間となりました。

 豆田のひなまつりももちろんすばらしいですが、天瀬の隠れた「山里のひいなまつり」もぜひおすすめです。一度訪れてみて下さい。3月29日までだそうです。水曜日以外は開催しています。心が温まるような感じがします。カメラを抱えた方々がこの日は、歩いていました。


 癒される空間の散策でした。

巣立っていった18名

2009年03月08日 | Weblog
3月6日(金曜日)は、五馬中学校の卒業式でした。18名の卒業生が巣立っていきました。うれしいような寂しいような複雑な気持ちでした。

 三度寂しく感じたことがあります。一度目は、卒業生の最後の授業です。授業が終わって生徒たちが教室を出たあと、ぐっと胸に迫るものがありました。

 二度目は、3年生を送る会。それぞれの生徒が思いを話すときに、それぞれの思い出がよみがえりました。男子の生徒が涙をこらえながら、でもこらえきれずに涙を流し話している姿は今でも心に残っています。

 三度目は卒業式。3年生のお別れの言葉。その中で卒業生が教職席の方を向くシーンがありました。一人ひとりの生徒たちの顔を見るとき、大きくまぶしく感じました。でも離れている寂しさもそのとき感じました。


 卒業式では、校長先生が、「旅立ちの日に」の歌詞の内容について触れて話しました。生徒たちの心に深く残っているでしょう。卒業式の前日、3年生を送る会が終わった直後に、校長先生の身内の方に突然ご不幸がありました。今回の卒業証書もなくなられた方が書いてくれていました。その中でのあいさつでした。


 「卒業証書が絶筆になったよ。」という校長先生との会話。卒業証書をコピーしたそうです。校長先生にとっても生徒との思い出、なくなられた方の思いを感じてのあいさつでした。



またPTA会長さんのあいさつ。生徒としっかり向き合ってのあいさつでした。生徒が地域・家庭・学校からしっかり見守られていることを生徒にしっかりと響かせる言葉でした。


 温かみのあるまた厳かな式だったと思います。


 3年生の学活のあと、全校生徒で見送りがありました。名残惜しい在校生との最後の時間となりました。外は雨だったので、校舎での見送りでしたが、記念写真をとったり最後の思い出を創っていました。  

 卒業式は終わりましたが、来週は、卒業生は県立高校の入試があります。進路をしっかり自分たちの力で決めてすばらしい本当の春を迎えて欲しいと心から願っています。


 夜は、3年生のお家の方との懇親会があり、子どもたちについてゆっくりと会話をすることができました。18名の生徒たちがこれからいっぱいの花を咲かせて欲しいです。

お幸せに

2009年03月08日 | Weblog
今日、以前勤務していた小学校のときに教えた生徒の結婚式でした。ぎりぎりまで出席できるかどうか分からなかったけれど、なんとか間に合にあうことができてよかったです。初めて行く上毛町の「森の風」での結婚式でした。

 かつてはみかん園だったところです。勤務先の学校で遠足でみかん狩りに行っていました。思い出の場所です。遠くには海を見渡すことができるナイスビューの結婚式場となっています。


 教えた新婦は、ちょっとおてんばだけど、明るく、雰囲気を大切にできる純粋な心を持った人でした。修学旅行に行く前日にけがをしたときは、みんなが支えて車椅子をかわりがわりに押してすべての旅行をこなしていきました。今の職場の写真館でも、「自分の子どもみたい。」と言われるほどにかわいがられています。人をひきつける魅力を持っています。

 服飾の店長になったけれど、夢を求めて写真の専門学校に。そして、今写真館で働いています。この結婚式は、写真を撮る方も専門学校時代の友だちのカメラマン。職場の写真館のオーナーも時折、シャッターを押していました。プロの方たちが撮っているのでどんな写真ができているのか見てみたいです。


 そんな結婚式。人前結婚式でした。格式ばらずにフランクな式で、新郎新婦の個性ある演出でした。新郎になる方も素敵な方で、見ただけでもさわやかな感じがします。結婚式や披露宴の中でもそれを感じました。新郎新婦の気配りが随所にあり、みんなが楽しめた時間となりました。また何より新婦がとても幸せそうな笑顔をしているのを見て、とてもうれしく感じました。


 「今までは、何かあるときは、けがをしたりハプニングがつきもののまりちゃんでした。でも今日の結婚式は、昨日までの雨雲も吹き飛ばし、けがもなく、すばらしい式そして、披露宴となりました。それも新郎の愛情の力だと思います。」

とあいさつをしました。まさにその通りなのです。幸せな家庭を築いて欲しいですね。そして、結婚を契機にさらに仕事も充実させて欲しいです。