かったかくんのホームページ

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昔からの家の呼び名

2009年08月28日 | Weblog
 地域にはこんな言葉が残っています。


 今日、近所の方が来たときに、ふと懐かしく感じました。


「かったかさん、かさやの・・・」
えっ、なんのこと?


 「かさや」という言葉です。生まれる前の様子は、よくわかりませんが、昔からかったかくんの家のならびは、それぞれの家に苗字以外の名前がつけられていました。ちょっとした田舎の昭和の街だったのでしょうか。


「かさや」「よろづや」「あめや」「とうふや」「みなかや」「しおや」「しょうゆや」・・・今は、次第に薄れてきていますが、ちょっと前まで、苗字よりもこの屋号?でお互いによびあっていました。今でもときどき呼ぶこともあります。少し時代は過ぎて、「たばこや」「パーマや」「とこや」などが出てきました。


 現在、「パーマや」以外は商売をしているところはありません。そして、そんな商売をしていたというような地区の様子もうかがうことはできません。


 「かさや」たぶん、傘をうっていたのかなあ。
 「よろづや」いろいろなものを売っていました。というか、かったかくんの家がそう呼ばれていました。かったかくんが社会人になるまで、よろづやでした。家の中や軒先は、品物などでごったがえしていました。小学校時代はまだ馬車などが通っていました。馬車のくらなども売っていました。



「あめや」あめを売っていたのでしょう。幼いとき、遊びに行ったとき、飴の缶がたくさんありました。


 「とうふや」なべをもって買いに行っていた頃が懐かしく感じます。「とうふや」に遊びに行ったときに、手際よく手作りの豆腐やあぶらげを作っていたのを眺めていました。朝は豆腐を作る匂いが漂ってきました。先生になった頃、運動会のときに、大豆を入れている麻袋をもらいに行ったこともあります。この麻袋に入って、ジャンプをしてコーンを回ってくるのに使いました。違う年は、麻袋に体全部を入れて、鉢巻で閉じます。タンバリンを持ったペアの方に転がってリレーしていきます。いもむしになります。



「みなかや」どんな意味だろう。インターネットを使ってもでてきません。


「しょうゆや」一升びんを持って買いに行っていました。小売をしていました。


 ちょっとノスタルジーを感じながら、綴ってみました。