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感動のコンクール

2011年08月03日 | Weblog
7月30日(土曜日)に大分県吹奏楽コンクールが行われました。学校の先生方と応援に行きました。生徒たちが大舞台で一生懸命に演奏する姿に感動をしました。最高のステージでした



 大分県吹奏楽コンクールが7月30日(土曜日)に大分市のグランシアタで開催されました。学校の先生方と演奏を聴くために大分に行きました。


 コンクールの前日のことです。練習が終わって、音楽室から降りてきた生徒たちが、
「先生、最後の演奏、しびれたよ。」
しびれた・・・自分たちで演奏をしながら感動をしたというのです。




 三光中学校は、A部に出場しました。A部は、20人以上で出場することができます。三光中学校の部員はちょうど20人。制限ぎりぎりの20人でA部に出ました。


 ここで、何よりすごいのが、20人を確保するには、1年生全員が出なければなりません。1年生は、入部してからまだ4か月もたっていません。その中で県の大会の舞台を踏むのです。




 1年生にとっては、過酷な練習だったでしょう。土日には、担当の先生も生徒も一日練習で曲の完成をめざして取り組んでいました。



 5月、6月、7月とコンクールが近づくにつれて、校舎に響く音も迫力を増してきました。当然、1年生全員も力をつけていきました。これが三光中吹奏楽部のすごさだと思います。みんなで励ましあいながらコンクール金賞をめざしていきました。




 三光中学校の順番が回ってきました。演奏が始まりました。一人ひとりの演奏する姿を見ました。ここに来るまでの生徒のドラマのいくつかも知っています。いろんな思いが心の中を横切っていきました。胸が熱くなりました。




 自由曲「繭の夢~竜の舞う空」などを堂々と披露。




 演奏が終わって、エントランスに出てきた生徒たち。「頑張った。」と満足する生徒。「思うように演奏ができなくてくやしい。」と涙ぐむ生徒。いろんな表情を見ました。みんなでやり遂げた喜び、自信をこれからも部員たちは共有することができます。吹奏楽部の3年生の夏も終わりました。感動をありがとうございました。




 次の日のことです。学校に着いて車から降りようとすると、吹奏楽部の生徒たちが校舎の窓から顔を出して、



「聴きに来て下さりありがとうございました。」




の声。靴を脱いで職員室に入ろうとすると、廊下の向こうから、違う生徒が




「来てくれてありがとうございました。」




 きっと顧問の先生の指導もあってのことだと思うのですが、爽やかなあいさつにまたまた応援したくなりました。いい気持ちの朝でした。