かったかくんのホームページ

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「夜を飾る『耶馬トピア 千灯籠夜 フェス』」

2017年09月24日 | 大分県
夜風がちょっと冷たくなったこの頃です。そんな季節の中、昨日は、『耶馬トピア 千灯籠夜 フェス』が行われました。秋の恒例行事です。

 


たくさんの観光客が会場である「耶馬トピア」に詰めかけました。夕方から参加をしました。
 
 

マルシェ、そば粉入りもち投げ、火おこし・火入れ、音楽フェスティバル、竹灯籠・・・と五感を豊かにしてくれます。
 

まずは、耶馬溪で地域おこしの協力隊をしている今出さんのコーヒーを飲んで、千灯籠のお祭りの楽しみ開始です。
 
 

火入れ式は、長谷川先生独自の方法で興した火を使います。



綱をみんなで引きながら、火を興していきます。先生から依頼されて、中心を持ちました。

「棒を安定させればいいので、無理に上から押さえつけなくていいからね。」

指示通り、棒が斜めにならないように、バランスを取っていました。

 

綱をひくみんなの気持ちが一つになって、煙がおきました。長谷川先生が、煙が出ている木くずに息を吹きかけると、次第に火がおきました。


見事です。

 
その火をろうそくからろうそくへとつけていきました。みんなで作った「火」です。辺りが暗くなるにつれて、幻想的な空間に仕立てていきました。千の灯籠の夜となりました。
 


そんな明かりに包まれて、勤務する学校から、『禅海太鼓「和」』で演奏する生徒もいます。練習を積み重ね、素晴らしい演奏を各地で繰り広げています。全国級のレベルの高い技術を持っています。



ぐっと気持ちを引き締める衣装を着ての演奏。見事な響きで観客を魅了していました。
 
 

その後、「三宅農園音楽部」の演奏。

三宅さん夫婦がリードして、素敵なメロディを届けていきました。今回は道の駅の建物の一部をステージにした演奏です。
 

以前は、川辺の堤防がステージで、対岸でその演奏を聴いていました。それもロマンティックでしたが、今回は、近くで聴くことができるという良さもありました。

大河ドラマの主題歌などもプログラムに取り入れていました。

 

音楽のすばらしさを「三宅農園音楽部」の演奏から体に感じました。

ろうそくの光が描いた夜の光景は幻想的でした。
 

夜の闇の中で、ろうそくに映し出される彼岸花も味わいがあります。
 

静かに夜がふけていきました。


 


耶馬溪の秋は、これからどんどん深まっていきます。